「ご迷惑とは存じますが」親しい人の手をわずらわす

用例:ご迷惑かとは思いますが、なにとぞ…用例:ご迷惑をおかけしますが、ぜひ…用例:ご面倒をおかけしますが、よろしく…知り合いや友人など比較的親しい人に依頼ごとをするときに使いたい言い回しが、「ご迷惑とは存じますが」です。この言葉は、ビジネスシーンはもちろん、日常的なさまざまな場面で幅広く使えます。気軽な頼みごとでも、まず最初に「ご迷惑かと存じますが」「ご面倒おかけしますが」などの謝罪の事をひとこと述べてから本題を切り出すことです。なぜならば、親しい間柄であっても、依頼ごとを引き受けるのは、面倒なことに変わりないからです。しかし、面倒なことといっても、会合の司会やスピーチ程度の依頼であり、本当に迷惑な借金や保証人を依頼する場合などには使える言葉ではありませんので注意が必要です。また、ビジネスシーンにおいては、同じ社内の人間関係よりは、取引先の相手に対し、何かお願いごとする場合に、「ご迷惑をおかけしますが、 明日までによろしくお願いします」と使うことが出来ます。あくまでも謙虚な物腰で、やんわりと伝えることが大事です。ご参考になりましたら幸いです。

「お手すきの折に」少し時間に余裕のある要件を頼む

用例:お手すきの折にお願いしたいのですが… 用例:お時間あるきでけっこうですが…仕事を相手に頼むときは、緊急の要件でなくても 出来たら一日も早くとりかかってほしいというのが 本音だと思います。 例えば、一生懸命につくった企画書を 上司に読んでもらいたいとき、いますぐでなくても、 自身作なので早く上司の感想を聞きたいとき、 そんなときに使いたいのが、 「お手すきの折に」という言葉です。 この言葉は、目上の人や、丁寧に応対したい人に対して、 時間に少々余裕のある要件を頼むときに使います。 間違っても…×「お暇な時で構いませんので」と言ってしまうと、 「自分のことを暇人だと思っているか」と 受け止められる可能性があり、失礼にあたります。 他にも、 「お時間のあるときでけっこうですが…」 「お時間のあるときでかまいませんので…」 という言い方もありますが、 やはり、 「お手すきの折に」というのが、 ワンランク上の言い回しです。 もちろん、 フランクにお願いしたい場合は、 「お時間のあるときで…」の方が 自然な場合もあります。 TPOをわきまえて使いたいところです。

「恐れ入りますが」相手の手をとめさせてお願いする言葉

用例:恐れ入ります。ちょっとお尋ねしたいのですが…用例:恐れ入りますが、明日までにお願いできますでしょうか…用例:夜分恐れ入りますが…相手を思いやる言葉づかいができるかどうかで、人間関係は大きく変わってきます。例えば、人に何を頼むときや声をかけるときに、相手の状況をまったく考えずに一方的に声をかけたのでは、相手を不快にさせてしまいます。こんなときに使いたい気の利いた言葉の代表格が「恐れ入りますが」です。「明日までにこの報告書のチェックを お願いできますでしょうか」とお願いするよりも「お忙しいところ恐れ入りますが、明日までに お願いできますでしょうか」と話す方が印象は格段にアップします。この「恐れ入りますが」という言葉は電話の応対でもよく使われ、・夜電話するときは、「夜分恐れ入りますが」・相手が不在の場合は、「恐れ入りますが、お戻りになりましたら〇〇までお電話いただけないでしょうか」・電話の相手が名乗らない場合は、 「恐れ入りますが、お名前を頂戴できますか」と使うことができます。相手の手をとめさせてお願いする「恐れ入りますが」という言葉。ぜひとも、日常的に使いこなしたいフレーズの一つです。

「とんでもございません」はNG!使うと恥かくビジネス敬語9選

ビジネス敬語を間違うと、恥をかくばかりでなく、取引先も不安になり商談もうまくいかなくなります。ここではよく間違いがちな敬語をご紹介します。間違い:とんでもございません正解:とんでもないことでございます。「とんでもない」で一つの形容詞。他にも、「とんでもないことです」でもOK。「ない」の代わり「ございません」にするのはおかしい。間違い:お休みを頂いております正解:休みをとっております休みを与えるのは、会社。社外の相手に使うべき言葉ではない。 間違い:おっしゃられました正解:おっしゃいました二重敬語に注意しましょう。 間違い:すみません正解:申し訳ありません/恐れ入りますがビジネスで活用する場合、「すみません」では通用しない。 間違い:よろしかったでしょうか?正解:よろしいでしょうか?間違いの方は、俗にいうバイト敬語。見方によっては、考えの押しつけとなってしまう。他にもあるこんな間違い間違い:~なります正解:~でございます間違い:~様でございますね正解:~様でいらっしゃいますね間違い:ご利用できません正解:ご利用になれません間違い:了解しました正解:かしこまりましたぜひとも、ご参考にして頂けましたら幸いです。

【感動/小学生の物語】なべぶた商人の話って知ってる?

ビデオ『てんびんの詩』(梅津明治郎監督、一九八八年)、俗にいう「なべぶた商人」の話を聞いたことがあるでしょうか?物語の主人公は、とある小学生。近江商人の息子です。 あらすじ近江商人とは、鎌倉時代から昭和時代にかけて活動した近江国・滋賀県出身の商人で、日本三大商人の一つでもあり、近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし」という言葉は、あまりにも有名であり、売り手都合のセールスを当時から否定していた商人です。そんな近江商人の息子が、小学校を卒業する年になり、近江商人の子供たちは、近江八幡商業学校へいく。というのが、通説となっていました。そんな息子がある日、家に帰ると父から息子はこう言われます。「おまえは明日からなべぶたを売ってこい」と。もし、なべぶたを販売する事が出来たとすれば、なんと近江八幡商業学校へ行かせてもらえるというのです。(※なべぶたとは、木製の鍋のふたです。翌日から息子は、なべぶたを天秤棒に載せて、売りにいくことになりました。) なべぶた販売のスタートどうやって販売してよいか、分からない少年は、まずは、親戚や近所の知り合いを訪ね。なべぶたの販売を試みます。しかし、親しい人は誰も買ってくれません。「少年の父親に怒られる」というのです。行く宛もなく、途方にくれた少年は、半ば中学進学さえ諦めようとします。 売れた転機は、商品が愛おしくなった時そんな中で、発見したのが、川沿いに捨ててあった古いなべぶた。少年が手にとってみると、まだ使えそうでした。そして、その古いなべぶたを磨き始めるのです。そこへ通りかかったおばあちゃんが、少年に何をしているか尋ねます。少年は「なべぶたを売っているのですが、全然売れません。これを売っていた人も苦労していたのではと思うと、このなべぶたが愛おしく思えて磨いているのです」と答えると、そのおばあちゃんが、なべぶたを買ってくれたのです。 父から明かされる真実少年が家に帰ると、父親は、担いでいた天秤棒に少年の名前と日付を書きこみました。そして、奥の座敷にいき、なんと、同じような天秤棒が並んでいるのを見せてくれたのです。そこには父親の名前や祖父の名前、先祖代々の名前が書かれていたのです。実はこの、「なべぶた売り」は、この家系で代々行われたきたこと。親しい親戚、知人は皆、この事を知っていたので敢えて、心を鬼にして接してくれたのでした。※この「てんびんの詩」は、様々な企業で研修教材として活用されています。ぜひ、ご興味あれば、実際のビデオをご覧頂くことをお勧めいたします。【参考】※画像はお借りしました。「てんびんの詩 公式ホームページ」http://tenbinnouta.ciao.jp/

無駄遣いを防ぐコツ。営業マンが駆使する3つのテクニックを知っておこう。

気がつけば「必要のない商品を買っていた…」、そんなことにならないように、ここでは、セールスマンが活用する心理テクニックのカラクリについて解き明かしていきます。今や心理学は、セールスの世界でも当たり前に活用されています。ここでお伝えするテクニックを知っておくだけで、無駄な買い物がなくなるかもしれません。1.返報性の原理人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。 【参照:ウィキペディア】街を歩いていると、ティッシュ配りのアルバイトをしていることがありますよね。もし、そのティッシュ配りの際に「受け取ってくれた人」に対し、「あちらでアンケートを行っているのですが?」と聞くと、そのまま該当で、アンケートのお願いをするよりも、うまくいく確率が高かったそうです。 【返報性の原理】:事例1とある思想団体が、寄付集めをする際、通行人へ、バラの花を差し出したそうです。するとその相手は、受け取ってしまいます。そこで、寄付のお願いをするとほとんどの方が寄付をしてしまったという話もあります。 【返報性の原理】:事例2一般的に、相手のために、先に与えると営業活動においても成功する確率が高くなると言われています。 【種明かし】しかし、この返報性の原理。セールスマンが使いこなすのは案外難しいものです。というのも、必ずしもセールスマンの願い通りの見返りがくるとも限らないからです。例えば、街で受け取ったポケットティッシュの裏に「キャッシングの案内」が書かれていたとしても、お返しに「キャッシングを利用しよう」とはなりにくいのです。無料(タダ)より高いものはない、という言葉があるように、安易に返報性の原理に乗らないように注意しましょう。 2.ドアインザフェイス要求水準の落差を利用した交渉術。譲歩的要請法ともよばれる。依頼や交渉の際、最初に難度の高い要求を出して相手に一旦拒否させておき、それから徐々に要求水準を下げていく話法のことで、先立つ要求を目くらましにして、最終的に、こちらの最も望ましい要求を承諾するよう相手を導く。この名称は、訪問先でセールスマンがひとまず相手に拒否させるために、ドアが開いたらいきなり顔を突っ込む動作に由来する。このドアインザフェイスは、外交の交渉でも活用されており、とんでもない要求を突き付けられた国が、断ると、相手側は 要求を下げ、次の要求を行うということを常套手段として行うことがあります。【ドアインザフェイス:事例】【種明かし】この方法は、大変効果がありますが、繰り返し活用することで信頼関係が崩れてしまう危険性があります。また、相手に一度、断らせるという行為を促しますので、気持ちよくお互いが交渉を行うといった事を前提とした手法ではありません。これからの時代、通用しにくくなる営業テクニックです。3.ローボールテクニックローボールテクニックとは、営業テクニックの一つとされる手法で、最初に不都合な情報は隠したままで、魅力的な内容だけを相手に提示し、商品を欲しくさせ、購入意思が固まった状態で不利な条件を提示する方法。 例としては、何か商品の購入を検討しているお客様に対し、商品の良いところだけを説明し、購入を決断してもらい、 後から、「有料のオプションが必要」など不都合な情報を提示し、承諾を得ることなどをいいます。【種明かし】こちらも先ほどの、ドアインザフェイスと同様に、活用すれば活用するほど、相手との信頼関係は崩れ、長期的なお付き合いをすることは難しくなります。新聞の折込広告などで、目玉商品を紹介し、いざ来店してみると、別途費用がかかる商品だった。このような場合も、ローボールテクニックを活用した事例となります。 「別途費用はかからないのか」「この商品の総額はいくらか」、常日頃から騙されないよう注意しておくことが必要です。以上、お読み頂きいかがでしたでしょうか? 無駄遣いを防ぐために、こうした心理トリックには、普段から注意しておきたいものです。