ご縁がなかったものとしてのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「ご縁がなかったものとして」
ビジネスシーンでの丁寧な表現と言えます。
取引先との関係がうまくいかなかった際に、
「ご縁がなかったものとして、今後ともよろしくお願いいたします。」
では、この「ご縁がなかったものとして」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご縁がなかったものとして」とは
「関係が成立しなかったことを意味し、
今後の関係を前向きに考える姿勢を表す言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく、
社会人としても是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、ある商談がうまくいかなかったのですが、
その後のフォローアップで
「ご縁がなかったものとして…」
と伝えることで、相手に対する配慮を示しました。
今日はこの
「ご縁がなかったものとして」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ご縁がなかったものとして」の意味
人との出会いや関係が生まれなかったことを
意味する言葉です。
「ご縁がなかった」の「ご縁」には
「人と人とのつながり」
との意味があります。
「ご縁がなかった」というのは、
何らかの理由で関係が築けなかった様子を示しています。
出会うことができなかった相手に対し、
その事実を受け入れ、感謝の気持ちを込めて
表現した言葉が「ご縁がなかったものとして」です。
「ご縁がなかったものとして」の使い方
「ご縁がなかったものとして」という表現は、
特にビジネスや人間関係において使われることが多いです。
この表現は、
何らかの理由で関係が成立しなかったことを
穏やかに受け入れる姿勢を示しています。
「お互いにとって最良の結果ではなかった」といった意味合いを持ち、
相手に対する配慮や敬意を表す表現となっています。
「ご縁がなかったものとして」には前向きな気持ちを加える
「ご縁がなかったものとして」を使う場合、
「今後のご活躍をお祈り申し上げます」
など、
前向きな言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご縁がなかったものとして」という表現は、
契約や取引が成立しなかった場合の
挨拶やお礼の言葉として使われます。
その際、相手への感謝や今後の関係を大切にする意向を
示すために「ご縁がなかったものとして」というフレーズを用います。
ビジネスシーンにおける
「ご縁がなかったものとして」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この度はご縁がなかったものとして、今後ともよろしくお願いいたします。」
・「先日はお話をいただきましたが、ご縁がなかったものとして、誠にありがとうございました。」
・「ご縁がなかったものとして、今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
手紙
「ご縁がなかったものとして」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご縁がなかったものとして」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度はご縁がなかったものとして、今後ともお互いに良い関係を築ければと思います。」
・「先日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。ご縁がなかったものとして、今後のご活躍をお祈り申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
契約不成立のお礼のメールです。
件名：お礼と今後のご縁について
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度はお忙しい中、
お話をいただき誠にありがとうございました。
残念ながらご縁がなかったものとして、
今後ともお互いに良い関係を築ければと考えております。
田中様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
まずはお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「ご縁がなかったものとして」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「ご縁がなかったものとして…」
と送られてきた場合、相手の配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「ご縁がなかったものとして」のNG例
本日はご縁がなかったものとしてお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
ご縁がなかったものとしてお引き立てにあずかりまして光栄です。
ご縁がなかったものとしておかげさまです。
ご縁がなかったものとしてつかぬことをお伺いしますが…
今日はご縁がなかったものとしてお伺いいたしました。
先日はご縁がなかったものとして貴社を訪問させていただき感謝です。
ご縁がなかったものとしてお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「ご縁がなかったものとして」は、
相手との関係が薄いことを示す言葉ですが、
あまりにも冷たい印象を与える可能性があります。
特にビジネスシーンでは、
相手との関係を大切にすることが求められるため、
この表現は避けた方が良いでしょう。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので、
注意して使用してください。
「ご縁がなかったものとして」のお勧め文例２０選
「ご縁がなかったものとして」
お勧め文例を紹介します。
１、「ご縁がなかったものとして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
２、「ご縁がなかったものとして、次回の機会を楽しみにしております。」
３、「ご縁がなかったものとして、お互いの発展を願っております。」
４、「ご縁がなかったものとして、今後のご活躍をお祈り申し上げます。」
５、「この度はご縁がなかったものとして、誠に残念でしたが、またの機会をお待ちしております。」
６、「ご縁がなかったものとして、今後ともお互いに良い関係を築ければと思います。」
７、「本日はご縁がなかったものとして、お話しできたことに感謝しております。」
８、「先日はご縁がなかったものとして、お時間をいただきありがとうございました。」
９、「この度はご縁がなかったものとして、心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しい中、またご縁がなかったものとしてお越しいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「ご縁がなかったものとして、今後のご発展をお祈り申し上げます。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、ご縁がなかったものとしてご理解いただければ幸いです。」
１３、「本日はご縁がなかったものとして、お帰りの際はお気を付けてお帰りください。」
１４、「先日はご縁がなかったものとして、お話しできたことに感謝いたします。」
１５、「ご縁がなかったものとして、今後ともお互いに良い関係を築けることを願っております。」
１６、「先日はご縁がなかったものとして、お時間をいただき心より感謝申し上げます。」
１７、「ご縁がなかったものとして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
１８、「本日はご縁がなかったものとして、お越しいただき恐縮です。またの機会を楽しみにしております。」
１９、「本日は、ご縁がなかったものとして、お話しできたことに感謝申し上げます。」
２０、「本日はご縁がなかったものとして、私たちのためにお時間をいただきまして誠にありがとうございます。」
「ご縁がなかったものとして」の類語表現
「ご縁がなかったものとして」の
類語表現をあげておきます。
ご縁がなかった
「ご縁がなかったものとして」の類語表現には
「ご縁がなかった」があります。
「ご縁がなかった」とは、
何かの関係やつながりがなかったことを示す言葉で、
主に人間関係やビジネスの場面で用いられます。
相手に対して失礼のないように配慮した表現です。
例えば、
「今回の件はご縁がなかったものとして、次回に期待しましょう」
などと使います。
ご無沙汰
「ご縁がなかったものとして」の類語には
「ご無沙汰」も当てはまります。
「ご無沙汰」とは、
長い間連絡を取っていないことを表す言葉で、
相手に対して気遣いを示す際に使われます。
「ご無沙汰しておりますが、またお会いできることを楽しみにしています」
このような表現になります。
「ご縁がなかったものとして」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「ご縁がなかったものとして」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係が終わった際に
お礼状に
「ご縁がなかったものとして」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様とのお取引に関しまして、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで多くの学びを得ることができました。」
「これも〇〇様のご指導のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新たな出発や次のステップに進む際に、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「ご縁がなかったものとして」を自然と使えると、
誠実で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「ご縁がなかったものとして」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
