【厳選163用語】覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典

下記よりビジネス用語の詳細を確認することができます。お勧め文例20~30選や、NG例などを掲載しています。

あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
油を売る
ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
承知いたしました
善処します
ちなみに
当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
申し上げます
お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します

【コラム】今すぐ使えるビジネス敬語の26選の解説

ビジネスにおいて、
言葉づかいは非常に重要です。

お客様や取引先との会議などでは
特に気をつける必要があります。

間違った言葉づかいが身についていると、
自分はおろか会社の名誉も
傷つけてしまう可能性があるからです。

接客を主とする業種では
必ずと言って良いほど
言葉づかいの練習を行いますが、

最近ではそれ以外の業種でも
社内教育の一環として、

新入社員などに言葉づかいの訓練を
行うところが増えています。

「目上や相手に対して丁寧な言葉づかい」
をしていれば、

日常生活において
ほぼ大きな問題になることはありません。

だからといって
「正しい敬語は使わなくて良い」
そんなこともありません。

敬語に理解のある人が聞けば、
間違った敬語は不快に感じたり、

その場で言葉づかいを正され
恥をかいてしまう可能性もあるからです。

特にお客様や社外の方とよく会い、
会議を行うビジネスパーソンであれば、

言葉づかいは最重要といっても
過言ではありません。

ぜひ、この機会に、
ビジネスに役立つ何処に出ても恥ずかしくない
言葉づかいを覚えてみてください。

ここでは良く使われるビジネス敬語を
「26」ピックアップして
記事にしてみました。

1、「不躾(ぶしつけ)なお願いで」

「不躾(ぶしつけ)なお願いではございますが」

こちらの都合でお願いをする際
良く使われるフレーズです。

上司なり目上・取引先に
「礼を欠くようなお願いで済みませんが…」
このようなニュアンスで使われます。

仕事のお願いをビジネスメールで
するとき結び締めくくりに使われます。

・ぶしつけなお願いで恐縮ですが宜しくお願いいたします。
これは「無礼なお願いで申し訳ありませんがよろしくお願いいたします」
このような意味となります。

では、無礼なお願いとは、
どのようなケースを指すのでしょうか?
例をあげてみましょう。

・急なお願いをするケース
・図々しいお願いをするケース
・唐突なお願いをするケース
・厚かましいお願いをするとき
・失礼なお願い

このようなケースが考えられます。

また、明らかに「無礼」「非礼」「失礼」
があったとき「不躾なお願い」を
使うのは間違いです。

2、「恐れ入りますが」

「恐れ入りますが」

相手の手をとめさせてお願いをするときに
用いられるフレーズです。

「恐れ入りますが」は
コミュニケーションを円滑にする
「クッション言葉」の代表格です。

目上の人やお客様に対して
「申し訳ない」という気持ちを込めて、
お願いするときに使う言葉で

この言葉を使うことで、
相手の機嫌を損なわずに
お願いを申し出ることが出来ます。

使い方には主に3パターンあり、

1、相手に何かをしていただく際
「恐れ入りますが、ご着席を願います」

2、相手に何かを訪ねる際
「恐れ入りますが、お名前を伺ってもよろしいですか」

3、感謝の意を伝える際
「ご丁寧に連絡いただき、恐れ入ります」

このような使い方が代表的です。

同じような場面で使われる
「申し訳ございません」との
混同に注意して下さい。

自分の行動に非がある場合は、
「恐れ入ります」でなく
「申し訳ございません」を使います。

3、「お手すきの折に」

「お手すきの折に」

少し時間に余裕のある要件を頼む際に
使われるフレーズです。

「時間があるときに、一段落ついたときに」
このような意味になります。

「お手すきの折に」は
クッション言葉の役割を果たします。

そして、特に期限を設けない
仕事の依頼に使うフレーズです。

ですから、
期限指定など急を要する
依頼に使ってはいけません。

ビジネスシーンでの使い方として
代表的なパターンを二つあげます。

1、時間があるかどうか聞くとき
「お手すきでしょうか?」

・「すみません、原課長、今お手すきでしょうか?」

2、急ぎではない用事を頼むとき
「お手すきの折に」

・「部長、お手すきのときこちらを確認して頂けますでしょうか。」

また、「お手すきの折に」は、
相手の時間を使わせてもらっていると意識して
用いることが何より大切です。

4、「無理を承知で」

「無理を承知で」

厄介なことをお願いするときに
使われる言葉です。

本来であれば、無理な依頼。

それがわかっていながら、
お願いしたいという
切実な気持ちを相手に伝えたい。

そんなときに使えるフレーズです。

無理なお願いをする場合、
どう言葉を選んで良いのか迷いませんか?

無理なお願いをする場合の
言葉選びのポイントを紹介します。

1、相手を気遣う言葉

最初から依頼をするのは相手の気分を
害してしまう可能性が高いです。

相手を気遣う言葉を必ず入れて下さい。

例えば、
「無理を承知でのお願いで大変に恐縮ですが」

相手の忙しさを労う言葉から始めて
お願いする内容へと展開しましょう。

2、要件は的確に

お願いする内容は簡潔に手短に伝えて下さい。
一目で内容がわかるくらいが理想です。

5、「おさしつかえなければ」

「おさしつかえなければ」は
クッション言葉で相手に
柔らかい印象を与えます。

相手に何か依頼をするときに、
「おさしつかえなければ」を

上手に使えればより
丁寧な印象を与えることができます。

「おさしつかえなければ」とは
「不都合でなければ」という意味で、

依頼に対する決定を
相手に委ねた言い方です。

「おさしつかえなければ」は
相手に何かを依頼するときに使います。

ただ何かを「してください」
とお願いするだけでなく、
「都合が悪ければ断っても構いませんよ」

と相手に選択の余地を与える
お願いの仕方なので丁寧な表現なのです。

「おさしつかえなければ」は
厳密に言うと敬語ではありません。

けれども、ビジネスシーンで、
目上やお客様に使って全く問題ありません。

私は営業マン時代は仮クローズの
クッション言葉として使っていました。

相手から本音を聞き出すことができたり、
こちらもクローズがしやすかったです。

6、お知恵を拝借したい

「お知恵を拝借したい」

困った事態に協力を仰ぐとき
使われる一言です。

自分だけではやり方がわからない。
自分だけでは解決の糸口すら掴めない。

そんなときに、
先輩や上司やらに助けを求めるときの
フレーズです。

例えば、

「先日はご多用な中、貴重なお知恵を拝借しまして本当にありがとうございました。」
「こういった案件には経験豊富な中西先輩のお知恵をお知恵を拝借したいのですが。」

などと使います。

注意点としては、

「拝借させていただく」
「拝借いたします」

は二重敬語になり
使うべきではありません。

また、
「お知恵を拝借」は
自分をへりくだる表現です。

「どうぞ、こちらの図書からお知恵を拝借ください」
「社長が中野様からお知恵を拝借されました」
「秋吉様のために私がお知恵を拝借しましょうか」

このように、
会話の相手や目上の人に
用いるべきではありません。

自分が知恵や力を借りる場合に
「こちらを拝借させてください」
と表現するのが
「拝借」の正しい使い方です。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
「お知恵を拝借したい」のお勧め文例30選とNG例

7、お役に立てず

「お役に立てず」

親しい人のお願いをうまく断ることが
できるワンフレーズです。

特に、親しい人からの依頼を
断らなければならない場合、
「お役に立てず」は使える表現です。

「お役に立てず、申し訳ございません」
「お役に立てず残念です」
「お役に立てず申し訳ない限りです」

このような言い回しが一般的です。

誰もがどこまでいっても、
内容によっては
応えられないことはあります。

そのようなとき、
「相手に配慮した」を示しながら

「要望に応えることが出来ない」
ことを表す「お役にたてず」
を使いましょう。

断り方ひとつで相手の印象は変わります。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
「お役に立てず」のお勧め文例30選とNG例

8、ご希望に沿えず

「ご希望に沿えず」

仕事仲間からの要望を断るときに
使われる一言です。

「断る」ことは勇気のいることです。

相手が親しい方、
お世話になっている方であれば
なおのことです。

特に、仕事相手からの要望を断ると
カドが立つと
思う方もいるかもしれません。

けれども、上手な断り方をすれば、
相手を傷つけることはありません。

断り方によって
大きく印象は変わるからです。

「この度は、ご希望に沿えず恐れ入ります。」
「このたびはご希望に沿えず本当にすいません。」
「この度はご希望に沿えず大変恐縮です。」

このような使い方が一般的です。

また、
「ご希望に沿えず」は、
断りを入れた相手との

トラブルを避けるための
クッション言葉の役割もあります。

ただ断りの言葉を入れるよりも、
「ご希望に沿えず」という
謝罪の言葉を入れることにより、

相手にソフトな印象を
与えることができます。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
「ご希望に沿えず」のお勧め文例30選とNG例

9、せっかくの誘いですが

「せっかくの誘いですが」

食事や宴席の誘いを断るときの一言です。

誘いを上手に断らなければならないとき、
カドが立たないような表現を
しなければなりません。

そんなとき使えるのが、
「せっかくの誘いですが…」です。

「せっかくの誘いですが、本日は先約がありまして…」
「せっかくの誘いなのに、お待たせしてしまい申し訳ございません。」
「せっかくの誘いなのだから、参加しないのは失礼だよ」

このように用いるケースが多いです。

「せっかくの誘いですが」を
使うときの注意点としては、

お断りするときは必ず、
断る理由をきちんと伝えましょう

理由をはっきりと言うことで
相手の理解が得やすくなります。

また、「せっかくの誘いですが…」を
使えば毎回断ってもカドが立たない
というものではありません。

可能な限りお付き合いは
大切にしましょう。

詳しくは下記ページを閲覧ください。
「せっかくの誘いですが」のお勧め文例20選とNG例

10、お気持ちはありがたいのですが

「お気持ちはありがたいのですが」

贈り物や接待を辞退するときに
使われるフレーズです。

使い方としては、お誘いを受けたときや
贈り物をいただくタイミングで
この言葉を添えて辞退するのが通常です。

「お気持ちはありがたいのですが、家内が体調不良のため今回はご一緒しかねます。」
「お気持ちはありがたいのですが、弊社の規則に触れるため、お受け取りすることができかねます。」
「せっかくのお心遣いお気持ちはありがたいのですが、あいにくその日は法要があるため、気持ちのみ頂戴したく存じます。」

このように使われます。

注意点としては、
「お気持ちはありがたいのですが」は
クッション言葉です。

単体では使えません。
必ずそれに続く言葉を入れましょう。
多くの場合お断りの言葉になります。

「お断り」「辞退」の後に、
「今後ともよろしくお願いいたします」など
未来につなげる言葉で締めましょう。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
「お気持ちはありがたいのですが」のお勧め例文20選とNG例

11、取り込んでいますので

「取り込んでいますので」
「取り込み中でして」

突然の訪問等を拒否したいとき
用いられます。

本来は忙しい最中という意味なのですが、
相手に対してはあなたの用件より

大事な用件があるという
ニュアンスを与える面があります。

「渡辺は取り込んでおりまして、現在電話に出ることができません。折り返しこちらからお電話をかけ直させていただきます。」
「現在、取り込んでおりまして再度こちらからお伺いしますので、もうしばらくお待ちいただけますでしょうか。」
「社長は取り込み中でして、面談することはできません。」

このような使われ方が一般的です。

「取り込んでいますので」を
上手く活用することによって
断りにくいことも断ることが出来ます。

突然の来電や訪問を
断るときにも使えます。
最も差し障りのない断り方でしょう。

但し、拒否の姿勢としては
比較的強いものになるので、

ビジネスの場等で使うのには
不適切なケースもあるので
留意が必要でしょう。

さらに詳しく知りたい方は
下記をご覧ください。
「取り込んでいますので」のお勧め文例20選とNG例

12、お答えするほどのことでは

「お答えするほどのことでは」
無用な詮索をかわすフレーズです。

相手のことをやたらと
詮索したがる人がいます。

こちらもビジネス上の
お付き合いとあれば、
無下にもできません。

こんな場合に便利なのが、

「お答えするほどのことでは」
という言い回しです。

口頭で使われる一例をあげておきましょう。

・その質問にはお答えするほどのことでは
・弊社の決算内容についてはお答えするほどのことでは
・現時点ではお答えするほどのことでは

などと使います。

「お答えするほどのことでは」
という言い回しですが、

この使い方にはコツがあります。

「お答えするほどのことではありません」
などとぴしゃりと言い放ってしまっては、

お互い気まずい雰囲気になって
居づらいものです。

相手の無用な詮索をかわすには、
むしろこちらから仕掛けて、

それとなく違う話題を持ち出すことです。

詳しくは下記ページをご覧ください。
「お答えするほどのことでは」のお勧め文例20選とNG例

13、よけいなことかもしれませんが

「よけいなことかもしれませんが…」

目上の方に助言をする際
使われるフレーズです。

目上の人に助言をしなければならない。

そんなケースには、自分の意見を言う前に
「よけいなことかもしれませんが」
この一言を添えると

カドが立たず目上の人に
助言をすることができます。

・「よけいなことかもしれませんが、私が資料作成をしておきましょうか。」
・「よけいなことかもしれませんが、事前に根回しをしておいた方がよろしいかと存じます。」

などと使います。

ビジネスシーンでは、
目上の人などに意見をしなければならない
ケースも必ず出くわします。

そんなとき、
目上の人などに向けた自分の発言を
余計なものとして謙遜することができます。

基本、「相手のためになりたい」を
へりくだった表現なので

目上のプライドなども
損なうことはないでしょう。

14、別の見方をしますと

「別の見方をしますと」

目上の方の主張に
相手にカドを立てず
反論することができます。

お客様:「この車、試乗してみたけどハンドルが硬いねー。」

営業:「はい、確かにハンドルさばきは硬さを感じると思いますが、別の見方をしますとそれだけ足回りがしっかりして走り好きの方には面白い車と言うことができます。」

上司:「ここのところライバルA社に押され気味だな。」

部下:「商品力で劣っているわけではありませんから、別の見方をしますと、市場は活性化しており我が社にも拡大のチャンスは十分にあると思います。」

このように使われることが多いです。

反対意見にも上手な言い方があります。

怒りや不満等もこのフレーズを
使うことによってソフトに
相手に伝えることが出来ます。

詳しくは下記をご覧ください。
「別の見方をしますと」のNG例とお勧め文例20選

15、釈然としないのですが

「釈然としないのですが…」

相手の筋の通らない主張に
反論するときに使えます。

「釈然としないのですが…」は
ネガティブなニュアンスで使われます。

例文をあげておきましょう。

・「今回の人選は釈然としないのですが、何か特別な事情があったのでしょうか。」
・「西村さんの案の方が合理的に思えます。釈然としないので理由を知りたいです。」
・「商品力をみればA社の方が優れているのは誰の目から見ても明らかです。なぜB社を選んだのか釈然としないのですが。」

ビジネスシーンにおいて
立場が対等以上の場合、

「釈然としませんが」を使い
筋の通らないことや納得のいかないことに
反論するのも良いでしょう。

このようなケースで
威力を発揮するフレーズです。

詳しくはこちらのページをご覧ください。
「釈然としないのですが」のお勧め文例30選とNG例

16、お言葉を返すようですが

「お言葉を返すようですが」

いくら上司からの指摘とは言え
反論せざるを得ない。

ビジネスの現場では
相手の意見に反論せざるをえないことも
ときとして出会うこともあるでしょう。

そんなときに、
「お言葉を返すようですが…」は
使えるフレーズです。

例をあげてみましょう。

お客様:「〇〇と説明があったから購入しました。でも〇〇でないので返品したいんですが。」

お店側:「お言葉を返すようですが、〇〇との説明に間違いはございません。ご納得されたはずです。お客様が〇〇と●●を勘違いされたのだと存じます。返品交換は承りかねます。」

上司:「A社との取引の件だが、条件や価格を優先してB社に変更したい。」

部下:「お言葉を返すようですが、現場の立場から言わせていただくと、目先の条件や価格よりも親身で仕事の内容も丁寧な質の高いA社をお勧めします。」

あくまでも相手を尊重し
敬意を払ったうえで反対意見を述べる。
この点がポイントです。

「お言葉を返すようですが」のような
クッション言葉はまさに
オブラートの役割を果たしています。

カドが立ちそうな状況を上手く避けながら、
その場の雰囲気を和らげることが出来ます。

緊張感が張り詰めたビジネスシーンも、
あえてこの言葉を使うことによって
しなやかに変えられる可能性があります。

詳しくは下記をご覧ください。
「お言葉を返すようですが」のお勧め文例30選とNG例

17、ひとつ確認させていただきたい

「ひとつ確認させていただきたい」

この一言の投げかけによって
相手の曖昧な話を
問いただすことができます。

「確認させていただきたい」は
こちらが相手の利益になるような
場面でしか使えません。

例文をあげておきましょう。

・「ひとつ確認させていただきたいのですが、こちらの主なご利用目的は何でしょうか。」
・「ひとつ確認させていただいてもよろしいでしょうか。時期はいつ頃がよろしいですか。」

また、
「ひとつ確認させていただきたいのですが」
を上手に活用することによって

話題をこちら側でコントロール
できるようになります。

さらに、
こちらが最も知りたいお客様の欲求を
聞き出し確認することができます。

詳しく知りたい方は
下記ページをご覧ください。
「ひとつ確認させていただきたい」のお勧め文例20選とNG例

18、つかぬことを

「つかぬことを」

気になることを
唐突に尋ねなければならない。
そんなシーンで使えます。

ビジネスシーンでは
気になることをどうしても
聞かなければならない

ときとして、
そんなケースと出くわす
こともあるでしょう。

そのようなとき
「つかぬことを」は
知っておくと便利な一言です。

文例をあげておきましょう。

・「つかぬことを伺いますが、今回の新商品はどなたが発案されたのでしょうか。」
・「つかぬことをお聞きしますが、このプロジェクトの責任者はどなたでしょう。」
・「つかぬことをお伺いしますが、先月分の入金が確認できておらず、ご連絡さしあげました。」「既に行き違いの場合はご容赦ください。」

「つかぬことを」使うと会話の中で
気になることを唐突に尋ねる
ことができる便利なフレーズです。

話の流れを変えることもできます。

勿論、
話の流れや伝え方が大事ですから
そこは留意してください。

いきなりのことで申し訳ない。
この気持ちがあるかどうかが
大変重要になってきます。

さらに詳しくお知りになりたい方は
下記を参照ください。
「つかぬことを」のお勧め文例30選とNG例

19、催促がましいようで

「催促がましいようで」

日常生活の中でも、
相手にちょっと言いにくいことを
言わなくてはならないとき、

「催促がましいようですが」
という表現をすることがあります。

言われた相手が
気を悪くすることがないよう
配慮した言い方です。

一例をあげましょう。

・貴社訪問のお願いの件、その後いかがでしょうか、催促がましいようで恐れ入りますが、確認のため連絡させていただきました。

・さて首記の件、以下の発注分の請求書が未だ到着しておらず、
催促がましいようですが、確認までに連絡いたしました。

上司や同僚、取引先やお客様へ
催促の連絡をしなければならい。

このようなとき、どう連絡すればよいのか。
悩ましいものです。

そんなとき役に立つのが
「催促がましいようですが」です。

特に急を要する場合、
期日を過ぎた用件を
催促しなければならない場合、

使える表現と言えます。

詳しくは下記ページをご覧ください。
「催促がましいようで」のお勧め文例30選とNG例

20、私の考え違いでしたら

「私の考え違いでしたら」

嫌味なく相手の勘違いや誤りを
指摘することができるフレーズです。

例文をあげておきます。

・提案書に目を通させていただいたのですが、私の考え違いでしたら申し訳ありませんが、新製品Aの単価が旧製品の単価で計算されているのではと思いました。

・私の勘違いでしたら恐縮ですが、以前の打ち合わせ、また郵送で頂いた案内状によりますと10:00開場と記憶しております。

誰しもネガティブなことを伝えられたり、
誤りを指摘されると気持ちは沈みます。

ですから、
はじめにクッション言葉として用います。

そして断定的な言い方は避け、
共通の目的であることを相手に伝えます。

詳しくは下記ページをご覧ください。
「私の考え違いでしたら」のNG例とお勧め文例20選

21、私事で恐縮ですが

「私事で恐縮ですが」

私的な話を持ち出したいとき、
持ち出さなければならないとき、
なくてはならない一言です。

一例を挙げましょう。

・「私事で申し訳ありませんが、子供の授業参観のためにお休みします。」「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」

私的な話を持ち出したいとき、
必要不可欠なフレーズです。

個人的な事情で休暇の申請をするとき
休日出勤を断るとき
私用のため仕事のしわ寄せがいくことを謝る場合
どうしても個人的な話題が必要なとき

などに使われています。

「私事で恐縮ですが」は
クッション言葉です。

伝える主旨は変わりませんが、
柔らかな言い回しとなって
心証が良くなります。

さらに詳しくお知りなりたい方は
下記ページを参照ください。
「私事で恐縮ですが」のお勧め文例30選とNG例

22、お言葉に甘えて

「お言葉に甘えて」は
嬉しいお誘いを受けることです。

相手が申し出たことに対して
遠慮せずにそのまま受け入れる、
相手の親切に素直に従うことを表します。

「少し厚かましいとは思いますが、せっかくおっしゃっていただいたので」
とのニュアンスと言って良いでしょう。

・「厚かましいとは存じますが、お言葉に甘えていただきました。」
・「体調がすぐれないため、お言葉に甘え、本日は早退させていただきます。」

このように使われます。

「お言葉に甘えて」は
相手の好意を受ける際に
何かと便利な言葉のひとつです。

但し、
相手からの言葉が本音なのか、
甘えていい場面なのか、

甘えていいこととダメなことを判断して
「お言葉に甘えて」を使いましょう。

詳しくは下記ページをご覧ください。
「お言葉に甘えて」のお勧め文例30選とNG例

23、お心づかいをいただき

「お心づかいをいただき」

気にかけてくれたことへの
感謝の念を伝える言葉です。

使うのは主に以下のようなシーンです。

1、金品をもらったとき
2、祝儀をもらったとき
3、普通のお礼

例文を挙げましょう。

・先日は弊社イベントにご協力いただきまして、誠にありがとうございました。ご多用な中ご尽力いただき、お心づかい痛み入ります。

・この度は、たいそうなお品をいただき、誠にありがとうございました。いつもお心づかいをいただき大変恐縮でございます。

「お心づかいいただき」は、

相手が気にかけてくれたこと、
真心や思いやりを示してくれたこと、

これらに感謝する言葉と言うことが出来ます。

24、その節は

「その節は」
特別な因義を感じることを伝える
ことです。

相手との間に起きた過去の出来事や、
これから起こるであろう未来の出来事を
指す言葉として使われます。

一例をあげましょう。

以前お世話になった方などに
「その節はお世話になりまして…」
と使ったりします。

ビジネスシーンでは、
あの時やこの前よりも丁寧な
「その節は」を使っていきましょう。

「その節は」は非常に便利なフレーズです。

過去の出来事にしか使えませんが、

「その節は」で始めたフレーズで
感謝をすることができます。
敬意も示されています。

詳しくは下記ページをご覧ください。
「その節は」のNG例とお勧め文例30選

25、謹んで

「謹んで」

目上の人にかしこまって感謝する言葉です。

式典などで良く聞く言葉です。
新年の挨拶でも耳にすることが多いですね。

謹んでが使われるケースは

お祝いのとき
報告をするとき
お悔やみのとき
謝罪のとき
依頼を受けるとき

などがあげられます。

「謹んで」は、
「うやうやしく物事を行う様子。かしこまって」
という意味です。

目上の人にかしこまって
感謝する言葉と言えます。

目上の人と関わる機会の多い
ビジネスマンだからこそ、

敬意を表し丁寧に何かを伝える言葉は
押さえておくべきです。

詳しくは下記ページをご覧ください。
「謹んで」のNG例とお勧め文例30選

26、ひとかたならぬ

「ひとかたならぬ」

深い感謝の心を表すとき
用いられることが多いです。

ひとつ例文を紹介すると
「今回は、ご多忙な中、ひとかたならぬご支援をいただき、誠にありがとうございました…」

また、
ビジネスシーンでは、

「大阪支社在勤中はひとかたならぬご高配を賜り厚く御礼申し上げます。」

このように
転職や異動などの「区切りの挨拶」として
良く使われます。

部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、

「ひとかたならぬ」を自然と使えると、
律儀で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。

さらに詳しく知りたい方は
下記ページをご覧ください。
「ひとかたならぬ」のNG例とお勧め文例20選

MENU