至った次第でございますのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「至った次第でございます」
ビジネスシーンでの丁寧な表現と言えます。
取引先との重要な会議において、
「至った次第でございます」と述べることで、
自分の意図や経緯をしっかりと伝えることができます。
では、この「至った次第でございます」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「至った次第でございます」とは
「このような状況に至った理由」を意味し、
相手に対する
説明と理解を求める言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人としても是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの進捗報告を行った際、
「このような経緯に至った次第でございます」と
説明を始めました。
今日はこの
「至った次第でございます」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「至った次第でございます」の意味
何かの結果や状況に至った理由や経緯を
説明する際に用いられる表現です。
「至った次第」の「至った」には
「ある状態や結果に達した」という意味があります。
「次第」という言葉は、
その状況に至るまでの過程や理由を示しています。
特定の結果や結論に至った背景を
丁寧に説明することで、相手に対する
理解を促し、納得を得るための言葉が「至った次第でございます」です。
「至った次第でございます」の使い方
「至った次第でございます」という表現は、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で使われます。
この表現は、
「このような状況に至った理由や経緯を説明する」という意味を持ち、
相手に対して丁寧に自分の立場や状況を伝える際に用いられます。
「至った次第でございます」には説明を加える
「至った次第でございます」を使う場合、
「ご説明申し上げます」や「お伝えいたします」
など、
説明の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「至った次第でございます」という表現は、
メールや手紙、会議の場など様々な場面で
使われています。
特に、
何かの決定や変更に関する説明を行う際に、
その背景や理由を明確にするために「至った次第でございます」というフレーズを用います。
ビジネスシーンにおける
「至った次第でございます」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この度の変更に至った次第でございますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。」
・「先日の会議でのご意見を受け、至った次第でございます。」
・「新しい方針に至った次第でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。」
手紙
「至った次第でございます」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった文章としても使用されます。
手紙における「至った次第でございます」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度のご提案に至った次第でございますので、ぜひご検討ください。」
・「お忙しい中お時間をいただき、至った次第でございます。」
会議
「至った次第でございます」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご説明」があります。
・「本日は、至った次第でございますので、詳細をご説明させていただきます。」
・「この件に関しましては、至った次第でございますので、皆様のご意見をお聞かせください。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
変更のお知らせのメールです。
件名：方針変更のお知らせ
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度、社内の方針に関しまして、
至った次第でございますので、ご案内申し上げます。
新しい方針に基づき、今後の業務を進めてまいりますので、
何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
まずはご報告まで。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「至った次第でございます」への
返事は理解を示す
メールなどで「至った次第でございます…」
と送られてきた場合、内容に対する理解を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご説明いただき、誠にありがとうございます。理解いたしました。」
などがあります。
「至った次第でございます」のNG例
本日は至った次第でございますお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
至った次第でございますお引き立てにあずかりまして光栄です。
至った次第でございますおかげさまです。
至った次第でございますつかぬことをお伺いしますが…
今日は至った次第でございますお伺いいたしました。
先日は至った次第でございます貴社を訪問させていただき感謝です。
至った次第でございますお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「至った次第でございます」は、
相手に対して自分の行動や状況を説明する際に使う言葉ですが、
不自然な文脈で使うと、相手に違和感を与えることがあります。
特に、相手に感謝の意を示す際には、
よりシンプルで直接的な表現を用いた方が、
誤解を避けられる場合もあるので注意が必要です。
「至った次第でございます」のお勧め文例２０選
「至った次第でございます」
お勧め文例を紹介します。
１、「この度のご提案に至った次第でございます。何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。」
２、「お忙しい中、私たちのプロジェクトに至った次第でございます。ご協力いただければ幸いです。」
３、「このような形でお話しできることに至った次第でございます。ぜひご意見をお聞かせください。」
４、「お世話になっております。今回のご依頼に至った次第でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
５、「この度のご縁に至った次第でございます。心より感謝申し上げます。」
６、「お話し合いを重ねた結果、今回の提案に至った次第でございます。ご理解のほどお願いいたします。」
７、「本日はお時間をいただき、誠にありがとうございます。こうしてお話しできることに至った次第でございます。」
８、「先日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。このご縁に至った次第でございます。」
９、「この度のご依頼に至った次第でございます。何かご不明点がございましたらお知らせください。」
１０、「本日はお忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございます。この機会に至った次第でございます。」
１１、「ご提案に至った次第でございますが、何かご意見があればお聞かせいただければ幸いです。」
１２、「皆様のご協力により、今回のプロジェクトに至った次第でございます。心より感謝申し上げます。」
１３、「この度のご連絡に至った次第でございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
１４、「先日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。このご縁に至った次第でございます。」
１５、「このような形でお話しできることに至った次第でございます。今後ともよろしくお願いいたします。」
１６、「お世話になっております。この度のご提案に至った次第でございますので、ぜひご検討ください。」
１７、「本日はお時間をいただき、誠にありがとうございます。この機会に至った次第でございます。」
１８、「この度のご依頼に至った次第でございます。何卒よろしくお願いいたします。」
１９、「お忙しいところ、私たちのためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。このご縁に至った次第でございます。」
２０、「本日はお越しいただき、誠にありがとうございます。この機会に至った次第でございます。」
「至った次第でございます」の類語表現
「至った次第でございます」の
類語表現をあげておきます。
このような経緯で
「至った次第でございます」の類語表現には
「このような経緯で」があります。
「このような経緯で」とは、
ある結果や状況に至った理由や背景を説明する際に使われる表現で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
具体的な事情を伝える際に適しています。
例えば、
「ご理解いただけると幸いですが、このような経緯で決定いたしました」
などと使います。
その結果
「至った次第でございます」の類語には
「その結果」も当てはまります。
「その結果」と同じく、
何かの結果を述べる際に使われる言葉です。
「様々な検討を重ねた結果、至った次第でございます」
このような表現になります。
「至った次第でございます」のフレーズを営業マンが正しく使うために
丁寧な謝意を表す
「至った次第でございます」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との契約が成立した際に
お礼のメールに
「至った次第でございます」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はご契約いただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで無事に契約に至った次第でございます。」
「これも皆様のご支援のおかげと心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お礼状や報告書を送ったり、
お客様への感謝の気持ちを込めたり、
「至った次第でございます」を自然と使えると、
誠実で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「至った次第でございます」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
