お返事がいただけておりませんのお勧め文例２０選とNG例
目次
「お返事がいただけておりません」
相手への配慮を示す言葉と言えます。
メールや連絡を待っている相手に対して
「お返事がいただけておりませんが、いかがでしょうか？」
では、この「お返事がいただけておりません」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お返事がいただけておりません」とは
「まだ返事が来ていない状態」を意味し、
相手に対する
気遣いと確認を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの進捗確認を行ったのですが
返事が遅れている状況でした。
その際に
「お返事がいただけておりませんが…」
と切り出して話を進めました。
今日はこの
「お返事がいただけておりません」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お返事がいただけておりません」の意味
何らかの理由で
相手からの返答がない状態を指します。
「お返事がいただけておりません」の「お返事」には
「相手からの返答や返信がない」
との意味があります。
「いただけておりません」というのは、
期待していた返答が得られていない様子を示しています。
連絡をしたにもかかわらず
返事がない相手に対し、
気遣いや理解を文字通りの言葉で
表現した言葉が「お返事がいただけておりません」です。
「お返事がいただけておりません」の使い方
「お返事がいただけておりません」という表現は、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で使われます。
このフレーズは、
相手からの返答がまだないことを丁寧に伝えるための表現です。
「お返事がいただけておりません」という言葉は、
相手に対して催促の意図を持ちながらも、
相手の状況を配慮した言い回しとなっています。
「お返事がいただけておりません」には配慮を加える
「お返事がいただけておりません」を使う場合、
「お忙しいところ恐れ入りますが」
など、
相手の状況を考慮した言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お返事がいただけておりません」という表現は、
メールや手紙、会話など様々な場面で
使われています。
特に、
相手からの返答が遅れている場合の
フォローアップとして用いられます。
ビジネスシーンにおける
「お返事がいただけておりません」を使った
例文を紹介しておきます。
・「お忙しいところ恐れ入りますが、
お返事がいただけておりませんので、
ご確認いただけますと幸いです。」
・「先日お送りした件について、
お返事がいただけておりませんが、
いかがでしょうか。」
・「お手数ですが、
お返事がいただけておりませんので、
ご対応のほどよろしくお願いいたします。」
手紙
「お返事がいただけておりません」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「お返事がいただけておりません」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お忙しいところ恐縮ですが、
お返事がいただけておりませんので、
ご確認いただけますと幸いです。」
・「先日はお手紙をお送りしましたが、
お返事がいただけておりませんので、
お知らせいただければと思います。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
返答催促のメールです。
件名：ご確認のお願い
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
先日お送りしました件について、
お返事がいただけておりませんので、
お忙しいところ恐れ入りますが、
ご確認いただけますと幸いです。
お手数をおかけしますが、
何卒よろしくお願いいたします。
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署名
ーーーーーーー
「お返事がいただけておりません」への
返事は迅速に行う
メールなどで「お返事がいただけておりません…」
と送られてきた場合、
迅速に返答を行うことが重要です。
例えば、
「ご連絡いただき、ありがとうございます。
すぐにお返事いたします。」
などがあります。
「お返事がいただけておりません」のNG例
本日はお返事がいただけておりませんが、お気遣いをいただき誠にありがとうございます。
お返事がいただけておりませんが、お引き立てにあずかりまして光栄です。
お返事がいただけておりませんが、おかげさまです。
お返事がいただけておりませんが、つかぬことをお伺いしますが…
今日はお返事がいただけておりませんが、お伺いいたしました。
先日はお返事がいただけておりませんが、貴社を訪問させていただき感謝です。
お返事がいただけておりませんが、お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お返事がいただけておりません」は、
相手からの返答がないことを気にかける言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手にプレッシャーを与える可能性があります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切です。
誤解を避けるためにも、
もう少し配慮した表現を心がけましょう。
「お返事がいただけておりません」のお勧め文例２０選
「お返事がいただけておりません」
お勧め文例を紹介します。
１、「お返事がいただけておりませんが、何かご不明な点がございましたらお気軽にお知らせください。」
２、「お返事がいただけておりませんが、こちらから再度ご連絡させていただきます。」
３、「お返事がいただけておりませんので、進捗状況をお伺いできればと思います。」
４、「お返事がいただけておりませんが、何かお手伝いできることがあればお知らせください。」
５、「お忙しいところ恐縮ですが、お返事がいただけておりませんのでご確認いただけますと幸いです。」
６、「お返事がいただけておりませんが、こちらの件についてお考えをお聞かせいただければと思います。」
７、「お返事がいただけておりませんが、次回の打ち合わせについてご意見をいただけると助かります。」
８、「先日はご連絡させていただきましたが、お返事がいただけておりません。お忙しいところ申し訳ありません。」
９、「この度はご多忙のところ、お返事がいただけておりませんが、何卒よろしくお願いいたします。」
１０、「お返事がいただけておりませんが、こちらの件についてお知らせいただけると幸いです。」
１１、「お返事がいただけておりませんが、何か進展がありましたらお知らせいただけますでしょうか。」
１２、「皆様にはお手数をおかけして申し訳ありませんが、お返事がいただけておりませんのでご確認をお願いいたします。」
１３、「お返事がいただけておりませんが、次回のご予定についてお知らせいただけると助かります。」
１４、「先日はご連絡させていただきましたが、お返事がいただけておりません。お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。」
１５、「お返事がいただけておりませんが、こちらの件についてお考えをお聞かせいただければ幸いです。」
１６、「お返事がいただけておりませんが、何かご不明な点があればお知らせください。」
１７、「お返事がいただけておりませんが、こちらの件についてお伺いできればと思います。」
１８、「本日はお忙しいところ、お返事がいただけておりませんが、何卒よろしくお願いいたします。」
１９、「お返事がいただけておりませんが、こちらの件についてお知らせいただけると幸いです。」
２０、「お返事がいただけておりませんが、何か進展がありましたらお知らせいただけますでしょうか。」
「お返事がいただけておりません」の類語表現
「お返事がいただけておりません」の
類語表現をあげておきます。
ご返信いただけていない
「お返事がいただけておりません」の類語表現には
「ご返信いただけていない」があります。
「ご返信いただけていない」とは、
相手からの返答がまだないことを
丁寧に伝える言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
相手に対する配慮を示しつつ、
状況を確認する際に使われます。
例えば、
「お忙しいところ恐縮ですが、ご返信いただけていない件についてお伺いします」
などと使います。
お返事をお待ちしております
「お返事がいただけておりません」の類語には
「お返事をお待ちしております」も当てはまります。
「お返事をお待ちしております」と同じく、
相手からの返答を期待していることを
丁寧に表現する言葉です。
「ご多忙のところ恐縮ですが、お返事をお待ちしております」
このような表現になります。
「お返事がいただけておりません」のフレーズをビジネスシーンで正しく使うために
丁寧なコミュニケーションを表す
「お返事がいただけておりません」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、クライアントに
フォローアップのメールを送る際に
「お返事がいただけておりません」の一言を
添えることが多かったです。
「先日はお忙しい中ご連絡いただき、誠にありがとうございました。」
「ご提案についてご意見をいただければ幸いです。」
「お返事がいただけておりませんが、何かご不明点があればお知らせください… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との信頼関係を築くために、
「お返事がいただけておりません」を自然と使えると、
誠実で丁寧な印象を持たれるでしょう。
是非、「お返事がいただけておりません」を使って
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
丁寧な言葉遣いを心がけることで
あなたのビジネス関係がより良いものになります。
