お客様及びのお勧め文例２０選とNG例
目次
「お客様及び」
ビジネスにおける敬意を示す言葉と言えます。
取引先や顧客に対して
「お客様及び、弊社にお越しいただきましてありがとうございます。」
では、この「お客様及び」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お客様及び」とは
「お客様とその関連の方々」を意味し、
来訪者に対する
敬意と感謝を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
多くの方々が集まる中、
オープニングの挨拶で
「本日はお客様及び…」
で会議がスタートしていきました。
今日はこの
「お客様及び」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お客様及び」の意味
ビジネスやサービスの場において、
「お客様及び」という表現は、
顧客や関係者を含む広い範囲を指します。
「お客様及び」の「お客様」には、
「サービスを受ける人々」
との意味があります。
「及び」という言葉は、
「それに加えて」や「さらに」という意味を持ち、
複数の対象を一緒に扱うことを示しています。
この表現は、
顧客だけでなく、
その周囲の人々や関係者にも配慮していることを示し、
ビジネスにおける敬意と配慮を
表現した言葉が「お客様及び」です。
「お客様及び」の使い方
「お客様及び」という表現は、
ビジネスシーンや公式な場面でよく使われます。
このフレーズは、
「お客様」と「及び」他の関係者を同時に指す際に用いられ、
特に複数の対象を一緒に扱う場合に便利です。
「お客様及び関係者の皆様に向けて、
重要なお知らせをお伝えする」といった形で、
相手への配慮を示す表現となっています。
「お客様及び」には敬意を込める
「お客様及び」を使う場合、
「ご理解いただきますようお願い申し上げます」
など、
敬意を表す言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お客様及び」という表現は、
メールやプレゼンテーション、挨拶など様々な場面で
使われています。
顧客への案内やお知らせの際に、
「お客様及び関係者の皆様におかれましては、
ご確認のほどよろしくお願い申し上げます」といった形で
使用されます。
ビジネスシーンにおける
「お客様及び」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はお客様及び関係者の皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。」
・「お客様及びご関係者の皆様には、
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」
・「お客様及び関係者の皆様に向けて、
新サービスのご案内をさせていただきます。」
手紙
「お客様及び」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「お客様及び」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、お客様及び関係者の皆様におかれまして、
ご協力いただき誠にありがとうございます。」
・「お客様及び関係者の皆様におかれましては、
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
お知らせのメールです。
件名：重要なお知らせ
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
お客様及び関係者の皆様におかれましては、
日頃よりご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、弊社のサービスに関する重要なお知らせがございます。
詳細は添付の資料をご確認ください。
何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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署名
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「お客様及び」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「お客様及び…」と送られてきた場合、
その配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「お客様及び関係者の皆様におかれましては、
ご配慮いただき、誠にありがとうございます。」
などがあります。
「お客様及び」のNG例
本日はお客様及びご来店いただき誠にありがとうございます。
お客様及びご愛顧にあずかりまして光栄です。
お客様及びおかげさまです。
お客様及びつかぬことをお伺いしますが…
今日はお客様及びお伺いいたしました。
先日はお客様及び貴社を訪問させていただき感謝です。
お客様及びお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お客様及び」は、
複数の相手に対して敬意を表す言葉ですが、
使い方によっては不自然に感じられることがあります。
特に、相手が一人の場合に「お客様及び」と言うと、
不必要に堅苦しく聞こえることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、
適切な表現を心がけましょう。
「お客様及び」のお勧め文例２０選
「お客様及び」
お勧め文例を紹介します。
１、「お客様及び関係者の皆様におかれましては、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「お客様及びご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
３、「お客様及びご関係者の皆様には、ぜひお越しいただければ幸いです。」
４、「お客様及び皆様にはご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
５、「遠方よりお客様及び関係者の皆様にお越しいただき誠にありがとうございます。」
６、「当日は悪天候が予想されるためお客様及び皆様にはご不便をおかけしますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
７、「本日はお客様及び関係者の皆様にご足労いただきありがとうございました。」
８、「先日はお客様及び皆様に本当にありがとうございました。」
９、「この度はお客様及び関係者の皆様に弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、またお客様及び皆様にお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「お客様及び皆様にはご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はお客様及び関係者の皆様にお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日はお客様及び皆様にお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日はお客様及び関係者の皆様に弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「お客様及び皆様にこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
１６、「先日はお客様及び関係者の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「お客様及び皆様に弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日はお客様及び皆様にお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨でお客様及び皆様をお迎えすることができ、誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
２０、「本日はお客様及び皆様、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「お客様及び」の類語表現
「お客様及び」の
類語表現をあげておきます。
ご来店の皆様
「お客様及び」の類語表現には
「ご来店の皆様」があります。
「ご来店の皆様」とは、
店舗に訪れてくれた全ての人々を指し、
主に接客やサービスの場面で用いられます。
特に、感謝の意を表す際に使われることが多いです。
例えば、
「ご来店の皆様、本日は誠にありがとうございます」
などと使います。
「お客様に感謝の気持ちを伝えたい」場合は、「ご来店の皆様に心より感謝申し上げます」といった使い方になります。
ご利用者様
「お客様及び」の類語には
「ご利用者様」も当てはまります。
「ご利用者様」とは、
サービスや商品を利用している人々を指し、
特にサービス業やIT業界でよく使われる表現です。
「ご利用者様におかれましては、今後ともよろしくお願いいたします」といった表現が一般的です。
「お客様及び」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「お客様及び」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係を深めるために
お礼状やご挨拶の際に
「お客様及び」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様にご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。」
「これもお客様及び皆様のご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様への感謝の気持ちを込めたり、
新たなご提案をする際に、
「お客様及び」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。
是非、「お客様及び」を使って
お世話になった方々に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
