ご一緒のお勧め文例20選とNG例
目次
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「ご一緒」
共に過ごすことの大切さを示す言葉と言えます。
イベントに参加してくれた友人に対して
「ご一緒に来ていただき、本当にありがとうございます。」
では、この「ご一緒」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご一緒」とは
「共に行動すること」を意味し、
相手との関係を深める
感謝の気持ちを表す言葉です。
ビジネスマンというより
人間関係を大切にするために是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日友人と映画を観に行ったのですが
楽しい時間を共有しました。
上映前の挨拶で
「今日は皆さんとご一緒に…」
でイベントがスタートしていきました。
今日はこの
「ご一緒」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「ご一緒」の意味
共に行動することや、同じ時間を過ごすことを指します。
「ご一緒」の「一緒」には
「同じ場所や時間にいる」
との意味があります。
「ご一緒する」というのは、
相手と共に何かをすることを示しています。
特に、誰かと一緒にいることで
生まれる親密さや連帯感を大切にし、
その関係性を尊重し、感謝の気持ちを込めた言葉が「ご一緒」です。
「ご一緒」の使い方
「ご一緒」という表現は、
よく会話や挨拶の中で使われます。
先述しましたが、
「一緒に」という意味を持ち、
共に行動することを示す言葉です。
「誰かと一緒にいることや、行動を共にすることに対する感謝や喜び」を
表す表現となっています。
「ご一緒」にはお礼を加える
「ご一緒」を使う場合、
「ご一緒させていただきましてありがとうございます」
など、
お礼の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご一緒」という表現は、
会議や打ち合わせ、食事など様々な場面で
使われています。
共に時間を過ごした相手への感謝の気持ちを
伝える際に「ご一緒」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「ご一緒」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はご一緒させていただき、大変光栄でした。」
・「先日はご一緒にお食事をさせていただき、誠にありがとうございました。」
・「先日はご一緒にお話しできて、心より感謝申し上げます。」
手紙
「ご一緒」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご一緒」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、ご一緒させていただきましてありがとうございます。」
・「このたびはご一緒にお越しいただき、誠にありがとうございました。」
ご来店
「ご一緒」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来店」があります。
・「本日は、ご一緒にご来店いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、ご一緒にご来店いただき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
会議のお礼のメールです。
件名:会議のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙の中、
また、ご一緒にお越しいただき、
誠にありがとうございます。
会議では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずは会議のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「ご一緒」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「ご一緒…」
と送られてきた場合、共に過ごした時間に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「ご一緒」のNG例
本日はご一緒いただき誠にありがとうございます。
ご一緒にお引き立てにあずかりまして光栄です。
ご一緒のおかげさまです。
ご一緒にお伺いしますが…
今日はご一緒にお伺いいたしました。
先日はご一緒に貴社を訪問させていただき感謝です。
ご一緒にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「ご一緒」は、
相手と共に行動することを表す言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して軽薄な印象を与えることがあります。
特にビジネスシーンでは、
「ご一緒」という表現が
相手の存在を軽視しているように受け取られることもあるため、
注意が必要です。
相手に敬意を表し、
より適切な表現を選ぶことで、
誤解を避けることができる場合もありますので、
言葉遣いには気を付けましょう。

「ご一緒」のお勧め文例20選
「ご一緒」
お勧め文例を紹介します。
1、「ご一緒にお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「ご一緒にお時間をいただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「ご一緒にお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にお越しくださいませ。」
4、「ご一緒にお出かけいただきますが、弊社までお越しいただけると幸いです。」
5、「遠方よりご一緒にお越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるためご一緒にお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日はご一緒にお越しいただきありがとうございました。」
8、「先日はご一緒にお越しいただき、本当にありがとうございました。」
9、「この度はご一緒に弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、またご一緒にお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「ご一緒にお越しいただきお手数をおかけしました。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はご一緒に弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日はご一緒にお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日はご一緒に弊社までお越しいただき、誠にありがとうございました。」
15、「ご一緒にこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日はご一緒に、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「ご一緒に弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日はご一緒にお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨でご一緒にお越しいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日はご一緒に、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「ご一緒」の類語表現
「ご一緒」の
類語表現をあげておきます。
ご同行
「ご一緒」の類語表現には
「ご同行」があります。
「ご同行」とは、
一緒に行動することを表す言葉で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手に対して敬意を表す表現です。
例えば、
「次回の会議にご同行いただければ幸いです」
などと使います。
「一緒に行きたい」と伝えたい場合は、「ご同行いただけますでしょうか」といった使い方になります。
共に
「ご一緒」の類語には
「共に」も当てはまります。
「ご一緒」と同じく、
一緒に行動することを表す言葉ですが、
よりカジュアルな表現として使われます。
「私たち共にこのプロジェクトを成功させましょう」といった表現になります。
「ご一緒」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「ご一緒」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との商談やイベントで
ご一緒させていただいた際のお礼状に
「ご一緒」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様とご一緒させていただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで有意義な時間を過ごすことができました。」
「これも石川様のご一緒のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「ご一緒」を自然と使えると、
信頼感や親しみを持たれるでしょう。
是非、「ご一緒」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

