借りたいのお勧め文例20選とNG例
目次
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「借りたい」
相手に対する要望を示す言葉と言えます。
何かを必要としている時に、相手に対して
「借りたいと思っているのですが、お願いできますか?」
と伝えることが大切です。
では、この「借りたい」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「借りたい」とは
「一時的に使用したい」という意図を意味し、
相手に対する
依頼やお願いを表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、友人との会話の中で
「この本を借りたいんだけど…」
と自然にお願いする場面がありました。
今日はこの
「借りたい」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「借りたい」の意味
物やお金などを一時的に
他者から受け取ることを指します。
「借りたい」という言葉には
「自分のものではないが、必要なものを
一時的に手に入れたい」という意味があります。
「借りたい」というのは、
他者の持ち物を利用する意向を示しています。
そのため、相手に対して
お願いする気持ちや、
感謝の意を込めて
「借りたい」という言葉を使うことで、
相手の好意に対する敬意を表現しています。
「借りたい」の使い方
「借りたい」という表現は、
物やお金などを一時的に使用することを希望する際に使われます。
先述しましたが、
「借りたい」という言葉は、
自分の必要に応じて他者から何かを一時的に受け取ることを示しています。
「特定の物品や資金を一時的に使用させてほしい」という
相手への依頼の気持ちを
表す表現となっています。
「借りたい」には理由を加える
「借りたい」を使う場合、
「理由を添えてお願いする」
など、
具体的な背景や目的と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「借りたい」という表現は、
メールや口頭での依頼、会話など様々な場面で
使われています。
必要な資材や情報を一時的に借りる際の
依頼として、
後日そのことへのお礼や返却の際に「借りたい」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「借りたい」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この資料を借りたいのですが、よろしいでしょうか。」
・「先日はお時間をいただき、ありがとうございました。こちらの機器を借りたいと思っています。」
・「このプロジェクトのために、少しの間お金を借りたいのですが、お願いできますか。」
手紙
「借りたい」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「借りたい」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、資料を借りたいと思っております。ご承諾いただけますでしょうか。」
・「お世話になっております。こちらの機器を借りたいのですが、どうぞよろしくお願いいたします。」
ご依頼
「借りたい」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご依頼」があります。
・「このたびは、資料を借りたいと考えております。ご依頼申し上げます。」
・「先日はお世話になりました。こちらの機器を借りたいのですが、お願いできますでしょうか。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
借用依頼のメールです。
件名:資料借用のお願い
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
このたびは、資料を借りたいと思いご連絡いたしました。
お忙しいところ恐縮ですが、
ご承諾いただけますと幸いです。
資料は必要な期間が過ぎ次第、速やかに返却いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「借りたい」への
返事は承諾を述べる
メールなどで「借りたい…」
と送られてきた場合、承諾の意を
返事として述べましょう。
例えば、
「もちろん、資料をお貸ししますので、必要な期間お使いください。」
などがあります。

「借りたい」のNG例
本日は借りたいというご要望をいただき誠にありがとうございます。
借りたいというお申し出にあずかりまして光栄です。
借りたいというご希望のおかげさまです。
つかぬことをお伺いしますが、借りたい件について…
今日は借りたいというご意向でお伺いいたしました。
先日は借りたいというご要望で貴社を訪問させていただき感謝です。
借りたいというご希望でお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「借りたい」は、
相手に対して何かを求める際に使う言葉ですが、
あまりにも直接的すぎると、
相手に圧力を感じさせることがあります。
そのため、相手に配慮した表現を使うことで、
より円滑なコミュニケーションが図れる
ケースもあるので注意して下さい。

「借りたい」のお勧め文例20選
「借りたい」
お勧め文例を紹介します。
1、「借りたいと思っておりますので、ぜひご検討いただけますと幸いです。」
2、「借りたい物件がございますので、詳細をお伺いできればと思います。」
3、「借りたいという希望がございますので、条件についてお話しできればと思います。」
4、「借りたいと考えておりますが、まずはお話を伺えればと思います。」
5、「この度は、借りたい物件についてご連絡させていただきました。」
6、「お忙しいところ恐縮ですが、借りたい物件についてお話しできれば幸いです。」
7、「借りたいと思っている物件について、ぜひお伺いしたいです。」
8、「先日は、借りたい物件についてお話しできてありがとうございました。」
9、「この度は、借りたい物件に関してご相談させていただき恐縮です。」
10、「本日はお忙しい中、借りたい件についてお話しできることを楽しみにしております。」
11、「借りたい物件についてお手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて申し訳ありませんが、借りたい物件についてお伺いできればと思います。」
13、「本日は、借りたい物件についてお話しできることを感謝申し上げます。」
14、「先日は、借りたい物件についてお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
15、「借りたい物件についてお手数をおかけしましたが、ぜひお話しを進めたいと思っております。」
16、「先日は、借りたい件についてお話しでき、心より感謝申し上げます。」
17、「借りたい物件についてお伺いできることを楽しみにしております。」
18、「本日は、借りたい物件についてお話しできる機会をいただき、感謝いたします。」
19、「この度は、借りたい物件に関してお話しできることを嬉しく思います。」
20、「本日は、借りたい物件についてお越しいただき、誠にありがとうございます。」

「借りたい」の類語表現
「借りたい」の
類語表現をあげておきます。
お借りしたい
「借りたい」の類語表現には
「お借りしたい」があります。
「お借りしたい」とは、
相手に対して丁寧に借りる意向を示す言葉で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手への敬意を表す表現です。
例えば、
「この資料をお借りしたいのですが、よろしいでしょうか?」
などと使います。
「借りることを希望する」場合は、「お借りしたいと思っております」といった使い方になります。
借用したい
「借りたい」の類語には
「借用したい」も当てはまります。
「借用したい」とは、
特に正式な文書や契約において使われる表現で、
「この機器を借用したいのですが、手続きはどのようになりますか?」
このような表現になります。
「借りたい」のフレーズを営業マンが正しく使うために
相手に対するお願いの気持ちを表す
「借りたい」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係を深めるために
「借りたい」という言葉を
積極的に使うことが多かったです。
「この度は〇〇様にお力をお借りしたく、誠にありがとうございます。」
「おかげさまで新たなプロジェクトが進行中です。」
「これも石川様のご協力を借りたいと心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
相手にお願いをする際に
「借りたい」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。
是非、「借りたい」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
お願いを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

