存じ上げないですのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「存じ上げないです」
相手に対する敬意を示す言葉と言えます。
初めて会う方との会話の中で
「存じ上げないです」と言うことで、
相手の存在や情報を知らないことを丁寧に伝えます。
では、この「存じ上げないです」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「存じ上げないです」とは
「知らない」という意味を持ち、
相手に対する
敬意と謙遜を表す言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、ある会合に参加した際、
初めてお会いする方が多く、
自己紹介の場面で
「お名前を存じ上げないです」と言う場面がありました。
今日はこの
「存じ上げないです」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「存じ上げないです」の意味
何かについて知らない、または理解していない状態を示す言葉です。
「存じ上げない」の「存じ」は「知っている」という意味を持ち、
「上げない」はその否定形です。
つまり、「存じ上げない」というのは、
相手の言っていることや状況について
自分には情報がないことを示しています。
この表現は、相手に対して
自分の無知を謙虚に伝えるために使われ、
相手の意見や情報を尊重しつつ、
自分の立場を明確にするための言葉が「存じ上げないです」です。
「存じ上げないです」の使い方
「存じ上げないです」という表現は、
相手に対して自分の知識や情報が不足していることを
丁寧に伝える際に使われます。
この表現は、
「存じ上げる」という敬語の否定形であり、
相手の質問や話題に対して
自分がその内容を知らないことを
控えめに表現するものです。
「存じ上げないです」には丁寧さを加える
「存じ上げないです」を使う場合、
「申し訳ありませんが、存じ上げないです」
など、
謝罪の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「存じ上げないです」という表現は、
会話やメール、手紙など様々な場面で
使われています。
相手からの質問に対して
自分の知識が不足していることを
丁寧に伝える際に用いられます。
ビジネスシーンにおける
「存じ上げないです」を使った
例文を紹介しておきます。
・「申し訳ありませんが、その件については存じ上げないです。」
・「その情報については存じ上げないですので、後ほど確認いたします。」
・「お力になれず申し訳ありませんが、存じ上げないです。」
手紙
「存じ上げないです」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「存じ上げないです」を
使った例文を紹介しておきます。
・「ご質問の件については、申し訳ありませんが存じ上げないです。」
・「このたびはお尋ねいただきましたが、存じ上げないですので、別途調査いたします。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
質問に対する返答のメールです。
件名：ご質問へのお返事
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
ご質問の件についてですが、
申し訳ありませんが、存じ上げないです。
お力になれず心苦しい限りですが、
他の担当者に確認し、改めてご連絡いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「存じ上げないです」への
返事は確認を求める
メールなどで「存じ上げないです」と送られてきた場合、
その後の対応を確認することが大切です。
例えば、
「お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
などがあります。
「存じ上げないです」のNG例
申し訳ありませんが、存じ上げないです。
その件については、存じ上げないです。
お話を伺っても、存じ上げないです。
その情報については、存じ上げないです。
お手数ですが、その件は存じ上げないです。
先日はお話ししましたが、存じ上げないです。
その件に関しては、存じ上げないです。
このような使い方は誤りです。
「存じ上げないです」は、
相手の質問や話題に対して
自分の知識が不足していることを伝える言葉です。
しかし、「存じ上げない」という表現は、
相手に対して無関心や失礼な印象を与えることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
もう少し丁寧な言い回しを選ぶことで
円滑なコミュニケーションが図れる
ケースもあるので注意して下さい。
「存じ上げないです」のお勧め文例２０選
「存じ上げないです」
お勧め文例を紹介します。
１、「存じ上げないですが、何かお手伝いできることがあればお知らせください。」
２、「存じ上げないですが、貴社のご要望にお応えできるよう努めます。」
３、「存じ上げないですが、ぜひお話をお聞かせいただければと思います。」
４、「存じ上げないですが、今後ともよろしくお願いいたします。」
５、「初めてお目にかかりますが、存じ上げないですことをお許しください。」
６、「存じ上げないですが、何かご不明な点があればお気軽にお尋ねください。」
７、「本日はお会いできて光栄です。存じ上げないですが、どうぞよろしくお願いいたします。」
８、「存じ上げないですが、貴重なお時間をいただき感謝申し上げます。」
９、「この度は<強>存じ上げないですが、何かお力になれることがあればお知らせください。」
１０、「存じ上げないですが、今後とも良い関係を築ければと思っております。」
１１、「存じ上げないですが、ぜひお互いに協力できる機会があれば嬉しいです。」
１２、「お話を伺うのは初めてですが、存じ上げないですことをお許しください。」
１３、「存じ上げないですが、何かお手伝いできることがあればお知らせください。」
１４、「存じ上げないですが、貴社の取り組みについてお話を伺えれば幸いです。」
１５、「存じ上げないですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
１６、「存じ上げないですが、何かお力になれることがあればお知らせください。」
１７、「本日はお時間をいただき、存じ上げないですが感謝申し上げます。」
１８、「存じ上げないですが、今後とも良い関係を築ければと思っております。」
１９、「初めてお会いしますが、存じ上げないですことをお許しください。」
２０、「本日はお忙しい中、存じ上げないですがお越しいただきありがとうございます。」
「存じ上げないです」の類語表現
「存じ上げないです」の
類語表現をあげておきます。
承知しておりません
「存じ上げないです」の類語表現には
「承知しておりません」があります。
「承知しておりません」とは、
相手の言っていることや状況について
自分が知らないことを丁寧に伝える言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
相手に対して失礼のないように
配慮した表現です。
例えば、
「その件については承知しておりませんが、
調べてお答えいたします」
などと使います。
存じません
「存じ上げないです」の類語には
「存じません」も当てはまります。
「存じません」と同じく、
自分が知らないことをシンプルに伝える言葉です。
「その情報については存じませんが、
他のことについてお手伝いできることがあればお知らせください」
このような表現になります。
「存じ上げないです」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために
丁寧なコミュニケーションを表す
「存じ上げないです」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
ビジネスマン時代、初めてお会いする方との
会話の中で、相手のことを知らない際に
「存じ上げないです」と一言添えることが多かったです。
「この度はお目にかかれて光栄です。」
「お名前は存じ上げないですが、どうぞよろしくお願いいたします。」
「これからお互いに良い関係を築けることを楽しみにしております… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新しい取引先との初対面や、
社内の新メンバーとのコミュニケーションの際に、
「存じ上げないです」を自然と使えると、
礼儀正しく、かつ謙虚な印象を持たれるでしょう。
是非、「存じ上げないです」を使って
新たな出会いに対して
敬意を表していきましょう。
丁寧な言葉遣いを心がけることで
あなたの印象が大きく向上します。
