引き渡すのお勧め文例２０選とNG例
目次
▼YOUTUBチャンネル応援中▼
▼チャンネル概要▼
「引き渡す」
ビジネスにおける重要なプロセスを示す言葉と言えます。
契約が成立した後、顧客に商品やサービスを提供する際に
「引き渡す」という行為が行われます。
では、この「引き渡す」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「引き渡す」とは
「物や権利を他者に渡すこと」を意味し、
取引先や顧客に対する
責任と信頼を表す行為です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの完了に伴い
引き渡しのセレモニーが行われました。
その際の挨拶で
「本日は無事に引き渡すことができ…」
と話が進んでいきました。
今日はこの
「引き渡す」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「引き渡す」の意味
物や権利、責任などを
他の人に渡す行為を指します。
「引き渡す」という言葉には
「手渡す」という意味が含まれています。
「引き渡す」というのは、
何かを正式に譲渡する様子を示しています。
特定の条件や手続きのもとで
相手に対して行われる行為に対し、
その重要性と信頼を文字通りの言葉で
表現した言葉が「引き渡す」です。
「引き渡す」の使い方
「引き渡す」という表現は、
物や情報を他者に渡す際に使われます。
先述しましたが、
「引き渡す」という行為は、
相手に対して責任や権利を移譲することを意味します。
「物品や書類を正式に渡すことで、
その所有権や管理権が相手に移る」という
重要な意味を持つ表現となっています。
「引き渡す」には確認を加える
「引き渡す」を使う場合、
「ご確認の上、引き渡します」
など、
確認の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「引き渡す」という表現は、
契約書や納品書、またはプロジェクトの成果物を
正式に渡す際に使われます。
その際、
相手に対して「引き渡す」ことの重要性を
強調するために、
「引き渡す」というフレーズを用います。
ビジネスシーンにおける
「引き渡す」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は、契約書を引き渡すためにお伺いしました。」
・「先日は、プロジェクトの成果物を引き渡す際にお世話になりました。」
・「このたびは、資料を引き渡す機会をいただき、誠にありがとうございます。」
手紙
「引き渡す」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「引き渡す」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、資料を引き渡すためにお越しいただき、ありがとうございます。」
・「このたびは、契約書を引き渡す機会をいただき、誠にありがとうございました。」
ご来社
「引き渡す」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来社」があります。
・「本日は、契約書を引き渡すためにご来社いただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は、資料を引き渡すためにご来社いただき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
契約書引き渡しのメールです。
件名：契約書の引き渡しについて
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、契約書を引き渡すためにお越しいただき、
誠にありがとうございます。
契約書の内容についてご確認いただき、
今後の進行に役立てていただければ幸いです。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご意見を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずは契約書の引き渡しのお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「引き渡す」への
返事は確認を述べる
メールなどで「引き渡す…」
と送られてきた場合、内容の確認を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「引き渡す」のNG例
本日は引き渡す際にお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
引き渡すことにあたりお引き立てにあずかりまして光栄です。
引き渡すことができたのはおかげさまです。
引き渡す前にお伺いしますが…
今日は引き渡すためにお伺いいたしました。
先日は引き渡す際に貴社を訪問させていただき感謝です。
引き渡す際にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「引き渡す」は、
物や情報を相手に渡す行為を指しますが、
その表現が不適切な場合もあります。
特に、相手に対して一方的な印象を与えることがあるため、
より丁寧な言い回しを心掛けることが重要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。
「引き渡す」のお勧め文例２０選
「引き渡す」
お勧め文例を紹介します。
１、「引き渡す際には、必要な書類をお持ちいただけますようお願いいたします。」
２、「本日は、引き渡す準備が整いましたので、どうぞお越しください。」
３、「お手数ですが、引き渡す際にはご確認をお願いいたします。」
４、「この度は、引き渡すことができ、大変嬉しく思っております。」
５、「遠方よりお越しいただき、引き渡す機会をいただき誠にありがとうございます。」
６、「当日は、引き渡す際にお時間をいただくことになりますが、何卒ご理解ください。」
７、「本日は、引き渡すためにお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
８、「先日は、引き渡す際にお手数をおかけし、ありがとうございました。」
９、「この度は、引き渡すことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。」
１０、「本日はお忙しい中、引き渡すためにお越しいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「引き渡す際には、何かご不明点があればお気軽にお尋ねください。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、引き渡すことができて嬉しく思います。」
１３、「本日は、引き渡すためにお越しいただき、誠にありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
１４、「先日は、引き渡す際にお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
１５、「引き渡す際には、現場の状況をご確認いただけて良かったと感じています。」
１６、「先日は、引き渡すためにお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「引き渡す際には、何かご要望があればお知らせください。」
１８、「本日は、引き渡すためにお越しいただき恐縮です。次回は弊社よりお伺いいたします。」
１９、「本日は、引き渡すためにお越しいただき、誠にありがとうございました。お陰様でスムーズに進行できました。」
２０、「本日は、引き渡すためにお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
「引き渡す」の類語表現
「引き渡す」の
類語表現をあげておきます。
譲渡する
「引き渡す」の類語表現には
「譲渡する」があります。
「譲渡する」とは、
所有権や権利を他者に移すことを指し、
主にビジネスや法律の場面で用いられます。
契約や合意に基づいて行われることが多いです。
例えば、
「この物件は来月譲渡する予定です」
などと使います。
「譲渡を希望する場合は、事前にご連絡ください」という使い方もあります。
移転する
「引き渡す」の類語には
「移転する」も当てはまります。
「移転する」とは、
物や権利を別の場所や人に移すことを意味し、
特に不動産や事務所の移動に関連して使われることが多いです。
「このオフィスは来月移転することになりました」という表現になります。
「引き渡す」のフレーズを営業マンが正しく使うために
重要な取引を完了させる際の言葉
「引き渡す」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との契約が成立した際に
お礼のメールに
「引き渡す」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様との契約が無事に成立し、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで、契約書を引き渡す運びとなりました。」
「これも石川様のご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
契約の締結やお客様への感謝の気持ちを込めたり、
「引き渡す」を自然と使えると、
信頼感と誠実さを持たれるでしょう。
是非、「引き渡す」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
