戻り次第のお勧め文例２０選とNG例
目次
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「戻り次第」
ビジネスシーンでの連絡や約束を示す言葉と言えます。
取引先との打ち合わせ後、相手に対して
「戻り次第、こちらからご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。」
では、この「戻り次第」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「戻り次第」とは
「戻った後すぐに」という意味で、
相手に対する
配慮と約束を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人としても是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの進捗報告を行ったのですが、
その際に「戻り次第、詳細をお伝えします」と
言葉を添えました。
今日はこの
「戻り次第」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「戻り次第」の意味
何かの用事や仕事を終えた後に
再びその場所に戻ることを指します。
「戻り次第」の「戻り」には
「元の場所に帰る」という意味があります。
「次第」というのは、
その状況や条件に応じて行動する様子を示しています。
何かを終えた後に、すぐにでも
再び会うことを約束する相手に対し、
その意向を伝えるための言葉が「戻り次第」です。
「戻り次第」の使い方
「戻り次第」という表現は、
主にビジネスシーンで使われる言葉です。
このフレーズは、
「戻ることができたらすぐに」という意味を持ち、
相手に対して迅速に対応する意志を示すものです。
「出張や外出から戻った際に、
すぐに連絡をする」という意図を
伝える表現となっています。
「戻り次第」には具体的な行動を加える
「戻り次第」を使う場合、
「ご連絡いたします」や「お返事いたします」
など、
具体的な行動を示す言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「戻り次第」という表現は、
メールや手紙、会話など様々な場面で
使われています。
出張から戻った際の
連絡や、
会議後のフォローアップなどで「戻り次第」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「戻り次第」を使った
例文を紹介しておきます。
・「出張から戻り次第、ご連絡いたします。」
・「会議が終わり次第、結果をお知らせいたします。」
・「戻り次第、資料をお送りいたしますので、少々お待ちください。」
手紙
「戻り次第」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「戻り次第」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お世話になっております。戻り次第、ご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。」
・「このたびはお世話になりました。戻り次第、改めてご挨拶させていただきます。」
ご連絡
「戻り次第」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご連絡」があります。
・「出張から戻り次第、ご連絡させていただきます。」
・「戻り次第、改めてお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
出張後の連絡のメールです。
件名：出張後のご連絡
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
先日はお忙しい中、
お時間をいただき、誠にありがとうございました。
出張から戻り次第、
お約束の件についてご連絡いたしますので、
今しばらくお待ちください。
引き続きよろしくお願いいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「戻り次第」への
返事は期待を述べる
メールなどで「戻り次第…」
と送られてきた場合、
その後の連絡を楽しみにしている旨を
返事として述べましょう。
例えば、
「お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。」
などがあります。
「戻り次第」のNG例
本日は戻り次第ご連絡いただき誠にありがとうございます。
戻り次第お引き立てにあずかりまして光栄です。
戻り次第おかげさまです。
戻り次第つかぬことをお伺いしますが…
今日は戻り次第お伺いいたしました。
先日は戻り次第貴社を訪問させていただき感謝です。
戻り次第お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「戻り次第」は、
相手が戻った後に何かをすることを示す言葉ですが、
具体的な時間や状況を示さないため、
相手に不安を与える可能性があります。
また、相手が戻ることを前提にしているため、
相手の都合を考慮していない印象を与えることもあります。
相手に配慮した言葉を選ぶことで、
より良いコミュニケーションが図れる場合もあるので注意して下さい。
「戻り次第」のお勧め文例２０選
「戻り次第」
お勧め文例を紹介します。
１、「戻り次第ご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください。」
２、「戻り次第お手続きを進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。」
３、「戻り次第お伺いしますので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」
４、「戻り次第お返事いたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか。」
５、「お忙しいところ恐縮ですが、戻り次第ご確認いただけますと幸いです。」
６、「お待たせして申し訳ありませんが、戻り次第ご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。」
７、「戻り次第お知らせいたしますので、どうぞご安心ください。」
８、「先日はお世話になりました。戻り次第ご挨拶させていただきます。」
９、「この度はご迷惑をおかけしますが、戻り次第お返事いたしますので、何卒ご容赦ください。」
１０、「本日はお忙しい中、戻り次第お越しいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「戻り次第お手続きに入りますので、今しばらくお待ちください。」
１２、「皆様にはお手数をおかけしますが、戻り次第ご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。」
１３、「本日はお越しいただきありがとうございました。戻り次第お礼を申し上げます。」
１４、「先日はお世話になりました。戻り次第お礼のご連絡をさせていただきます。」
１５、「戻り次第お伺いしますので、何卒よろしくお願いいたします。」
１６、「先日はお忙しい中、戻り次第お時間をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「戻り次第ご連絡させていただきますので、どうぞご安心ください。」
１８、「本日はお越しいただき恐縮です。戻り次第お礼を申し上げます。」
１９、「本日は、戻り次第お手続きを進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。」
２０、「本日はお忙しい中、戻り次第お越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「戻り次第」の類語表現
「戻り次第」の
類語表現をあげておきます。
帰り次第
「戻り次第」の類語表現には
「帰り次第」があります。
「帰り次第」とは、
相手が帰ってきたタイミングで
何かを行うことを示す言葉で、
主にビジネスシーンや日常会話で用いられます。
特に、相手の帰宅後に連絡を取る際に使われます。
例えば、
「帰り次第、連絡いたします」
などと使います。
「お待ちいただきたい」場合は、「帰り次第お知らせいただければ幸いです」と
いう使い方になります。
戻り次第のご連絡
「戻り次第」の類語には
「戻り次第のご連絡」も当てはまります。
「戻り次第」と同じく、
相手が戻った後に連絡をすることを示す表現です。
「戻り次第のご連絡をお待ちしております」
このような表現になります。
「戻り次第」のフレーズを営業マンが正しく使うために
迅速な対応を示す
「戻り次第」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様からの問い合わせに対して
お返事をする際に
「戻り次第」の一言を
添えることが多かったです。
「ご質問については、戻り次第お答えいたします。」
「お待たせして申し訳ありませんが、戻り次第ご連絡いたします。」
「これもお客様のご理解のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様へのフォローや進捗報告を行う際に、
「戻り次第」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。
是非、「戻り次第」を使って
お客様に対する配慮を
伝えていきましょう。
迅速な対応を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
