持ってきたのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「持ってきた」
来客に対する心遣いを示す言葉と言えます。
お土産を持参して自分の会社に来ていただいた取引先に対して
「持ってきたお土産、ありがとうございます。」
では、この「持ってきた」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「持ってきた」とは
「何かを持参したこと」を意味し、
来訪者に対する
感謝の気持ちを表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
参加者が手土産を持ってきてくれました。
オープニングの挨拶で
「本日は持ってきたお土産を…」
で会議がスタートしていきました。
今日はこの
「持ってきた」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「持ってきた」の意味
何かを運んできた際に、
その物を手にしている状態を指します。
「持ってきた」の「持つ」には、
「手で支える」
との意味があります。
「持ってきた」というのは、
物を移動させて、特定の場所に届ける行為を示しています。
他者のためにわざわざ
物を持参してくれた相手に対し、
その行動に対する感謝と敬意を文字通りの言葉で
表現した言葉が「持ってきた」です。
「持ってきた」の使い方
「持ってきた」という表現は、
物や情報を相手のもとに届ける際に使われます。
この表現は、
「何かを持参した」という意味を持ち、
相手に対してその行動を伝える際に用いられます。
「特に大切なものや、相手が期待しているものを
持参したことを示す表現」として、
感謝や配慮の気持ちを伝えることができます。
「持ってきた」にはお礼を加える
「持ってきた」を使う場合、
「お持ちしましたことを感謝申し上げます」
など、
お礼の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「持ってきた」という表現は、
メールや手紙、挨拶など様々な場面で
使われています。
特に、商談や会議の際に
必要な資料やサンプルを持参した場合の
挨拶として用いられます。
ビジネスシーンにおける
「持ってきた」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はお忙しい中、必要な資料を持ってきたことを感謝申し上げます。」
・「先日はお持ちしたサンプルについて、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。」
・「先日はお持ちした資料に目を通していただき、心より感謝申し上げます。」
手紙
「持ってきた」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「持ってきた」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、持ってきた資料をお読みいただきましてありがとうございます。」
・「このたびは持ってきたサンプルについて、貴重なご意見をいただき誠にありがとうございました。」
ご来社
「持ってきた」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来社」があります。
・「本日は、持ってきた資料をお持ちいただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、持ってきたサンプルについてお話しでき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。
件名：ご来社のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、持ってきた資料をお持ちいただき、
誠にありがとうございます。
打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご来社のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「持ってきた」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「持ってきた…」
と送られてきた場合、相手の配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「持ってきた」のNG例
本日は持ってきたものにお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
持ってきたものにお引き立てにあずかりまして光栄です。
持ってきたものにおかげさまです。
持ってきたものについてつかぬことをお伺いしますが…
今日は持ってきたものをお伺いいたしました。
先日は持ってきたものに感謝して貴社を訪問させていただきました。
持ってきたものにお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「持ってきた」は、
相手に何かを持参してもらったことを感謝する言葉ですが、
その表現が不自然に感じられる場合があります。
特に、相手が持参したものに対して
あまりにも直接的に言及することで、
相手に負担を感じさせることもあるため、
言葉を選ぶことが重要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
表現を工夫した方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「持ってきた」のお勧め文例２０選
「持ってきた」
お勧め文例を紹介します。
１、「持ってきた資料をもとに、次のステップを進めていきましょう。」
２、「持ってきたお土産を皆さんで分け合いましょう。」
３、「持ってきたお菓子をお楽しみください。お茶もご用意しています。」
４、「持ってきたアイデアをぜひお聞かせください。」
５、「遠方から持ってきたお客様に感謝申し上げます。」
６、「本日は持ってきた資料をもとに、詳しくご説明させていただきます。」
７、「本日は持ってきたお花を飾って、皆様をお迎えいたします。」
８、「先日は持ってきたお手紙にお返事をいただき、ありがとうございました。」
９、「この度は持ってきたお品をお受け取りいただき、感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しい中、また持ってきたお土産をお持ちいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「持ってきた資料について、何かご不明な点があればお知らせください。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は持ってきたお品をお楽しみいただければ幸いです。」
１３、「本日は持ってきたお菓子をお持ちいただき、ありがとうございました。皆でいただきましょう。」
１４、「先日は持ってきたお土産をいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「持ってきた資料をもとに、今後の方針を決めていきたいと思います。」
１６、「先日は持ってきたお品に心温まるお言葉をいただき、感謝申し上げます。」
１７、「持ってきたお花を飾ることで、会場が華やかになりました。」
１８、「本日は持ってきたお品をお持ちいただき、恐縮です。次回は私が伺います。」
１９、「本日は、持ってきたお品に感謝しつつ、皆様と楽しい時間を過ごせたことに感謝いたします。」
２０、「本日は持ってきたお土産をお持ちいただき、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「持ってきた」の類語表現
「持ってきた」の
類語表現をあげておきます。
お持ちいただいた
「持ってきた」の類語表現には
「お持ちいただいた」があります。
「お持ちいただいた」とは、
相手が何かを持参してくれたことに対して
感謝の意を示す言葉で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手の行動を敬う表現です。
例えば、
「お忙しい中、お持ちいただいた資料に感謝いたします」
などと使います。
「持ってきてほしい」ことを願う場合は、「お持ちいただければ幸いです」と
いう使い方になります。
お持ち込み
「持ってきた」の類語には
「お持ち込み」も当てはまります。
「お持ち込み」とは、
何かを持参することを指し、
特にイベントや会議などで使われる言葉です。
「本日はお持ち込みいただき、誠にありがとうございます」
このような表現になります。
「持ってきた」のフレーズを営業マンが正しく使うために
感謝の気持ちを伝える言葉
「持ってきた」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との商談の際に
お礼の言葉として
「持ってきた」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たなご提案を持ってきた次第です。」
「これも皆様のご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様への感謝の気持ちを込めたり、
新たな関係を築く際に、
「持ってきた」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを感じてもらえるでしょう。
是非、「持ってきた」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
