日を改めてのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「日を改めて」
来客に対する配慮を示す言葉と言えます。
急な用事で自分の会社に来られなかった取引先に対して
「日を改めて、改めてお越しいただければと思います。」
では、この「日を改めて」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「日を改めて」とは
「別の日に再度訪問すること」を意味し、
来訪者に対する
配慮と理解を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議が予定されていたのですが
急な事情で参加できなかった方がいました。
その際に「日を改めてお話ししましょう」と
皆で合意し、次回の予定を立てることになりました。
今日はこの
「日を改めて」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「日を改めて」の意味
予定が変更されたり、都合がつかない場合に
別の日に再度行うことを指します。
「日を改めて」の「日」には
「特定の日を選ぶ」という意味があります。
「改めて」というのは、
再度行うことや新たに始めることを示しています。
何かの事情でその日には実施できなかったことを
別の日に改めて行うことに対し、
相手への配慮と理解を示す言葉が「日を改めて」です。
「日を改めて」の使い方
「日を改めて」という表現は、
よくビジネスや日常の会話で使われます。
このフレーズは、
「別の日に再度行う」という意味を持ち、
相手に対して配慮を示す表現となっています。
「何かの事情で今日の予定を変更し、
改めて日を設ける必要がある場合」に使われます。
「日を改めて」には具体的な日程を加える
「日を改めて」を使う場合、
「次回は○○日でお願いできますでしょうか？」
など、
具体的な日程を提案することが一般的です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「日を改めて」という表現は、
会議や打ち合わせの変更、
またはお礼のメールなど、様々な場面で
使われています。
急な予定変更があった場合の
挨拶や、
後日改めてお会いすることを伝える際に
「日を改めて」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「日を改めて」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は急なご連絡となり申し訳ありませんが、日を改めてお会いできればと思います。」
・「先日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。日を改めてお話しできれば幸いです。」
・「次回の打ち合わせは日を改めて、○○日はいかがでしょうか。」
手紙
「日を改めて」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「日を改めて」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。日を改めてお会いできることを楽しみにしております。」
・「このたびはお世話になりました。日を改めてお礼を申し上げたく、またお伺いさせていただきます。」
ご提案
「日を改めて」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「本日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。日を改めてご提案させていただければと思います。」
・「先日は貴重なお話をいただき、感謝申し上げます。日を改めて具体的なプランをご提案いたします。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
打ち合わせ変更のメールです。
件名：打ち合わせ日程変更の件
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日は急なご連絡となり申し訳ありませんが、
日を改めてお会いできればと思います。
次回の打ち合わせは、○○日はいかがでしょうか。
ご都合をお知らせいただければ幸いです。
まずは日程変更のご連絡を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「日を改めて」への
返事は日程の確認を
メールなどで「日を改めて…」
と送られてきた場合、
新しい日程を確認する返事を
述べましょう。
例えば、
「次回は○○日で問題ありません。お待ちしております。」
などがあります。
「日を改めて」のNG例
本日は日を改めてお越しいただき誠にありがとうございます。
日を改めてお引き立てにあずかりまして光栄です。
日を改めておかげさまです。
日を改めてつかぬことをお伺いしますが…
今日は日を改めてお伺いいたしました。
先日は日を改めて貴社を訪問させていただき感謝です。
日を改めてお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「日を改めて」は、
本来、再度の機会を設けることを意味しますが、
相手に対して失礼にあたる場合もあります。
特に、相手がすでに訪問や連絡をしている場合、
「日を改めて」という表現は、
相手の行動を軽視しているように受け取られることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので、
注意して使うよう心掛けましょう。
「日を改めて」のお勧め文例２０選
「日を改めて」
お勧め文例を紹介します。
１、「日を改めてお伺いさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「日を改めてご来店いただきありがとうございます。次回のご訪問をお待ちしております。」
３、「日を改めてお越しいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にお知らせくださいませ。」
４、「日を改めてお出かけいただきますと幸いです。お待ちしております。」
５、「遠方より日を改めてお越しいただき誠にありがとうございます。」
６、「次回は日を改めてお伺いする予定ですので、よろしくお願いいたします。」
７、「本日は日を改めてお越しいただきありがとうございました。またの機会を楽しみにしております。」
８、「先日は日を改めて本当にありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。」
９、「この度は日を改めて弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また日を改めてお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「日を改めてご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。次回は日を改めてお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日は日を改めてお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日は日を改めて弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「日を改めてこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかしお話しできて良かったと感じています。」
１６、「先日は日を改めて、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「日を改めて弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は日を改めてお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、日を改めてのご参加いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく進行できました。」
２０、「本日は日を改めて、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「日を改めて」の類語表現
「日を改めて」の
類語表現をあげておきます。
再度
「日を改めて」の類語表現には
「再度」があります。
「再度」とは、
同じことをもう一度行うことを指し、
主にビジネスシーンや日常会話で用いられます。
特に、何かをやり直す必要がある場合に使われます。
例えば、
「この件については再度お話ししましょう」
などと使います。
「改めて確認したい」という場合は、「再度確認させていただきます」といった使い方になります。
後日
「日を改めて」の類語には
「後日」も当てはまります。
「後日」とは、
今ではなく、未来のある日を指す言葉で、
「後日お伺いします」といった表現が一般的です。
このように、日を改めることを示す際に使われます。
「日を改めて」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために
適切なタイミングを示す言葉を表す
「日を改めて」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
ビジネスマン時代、重要な会議や打ち合わせの際に
日程を変更する必要が生じた時に
「日を改めて」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。」
「次回は日を改めてお伺いさせていただきますので、よろしくお願いいたします。」
「これも皆様のご理解のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
会議の調整やお客様との約束をする際に、
「日を改めて」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。
是非、「日を改めて」を使って
お世話になった人とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
適切な言葉を選ぶことで
あなたのビジネス関係がより良いものになります。
