野分の候のお勧め文例20選とNG例

公開: 2026-09-04 00:31:11 更新: 2026-09-04 00:31:11
「野分の候」
季節の挨拶として使われる言葉と言えます。
秋風が強く吹き始める時期に送る手紙で 「野分の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」 といった使い方がされます。 では、この「野分の候」は どのような意味を持ち、 どのように使う表現なのでしょうか。 「野分の候」とは 「秋の強い風(野分)」が吹く時期の挨拶であり、 季節の移り変わりを表現しつつ、 相手の健康や幸せを気遣う言葉です。 ビジネスシーンや書面でのやり取りにおいて 季節感を大切にしたいときにぜひ使いたいフレーズです。 先日、取引先へ送る秋の挨拶状を作成した際にも、 「野分の候」と冒頭に用いることで、 季節を感じさせる丁寧な印象になりました。 今日はこの 「野分の候」の意味と使い方、
例文や類義語を解説いたします。
目次 [非表示]
  1. 1 「野分の候」の意味
  2. 2 「野分の候」の使い方
  3. 2.1 「野分の候」には季節の挨拶を添える
  4. 2.2 ビジネスシーン
  5. 2.3 手紙
  6. 2.4 ご挨拶
  7. 2.5 メール
  8. 3 「野分の候」のNG例
  9. 4 「野分の候」のお勧め文例20選
  10. 5 「野分の候」の類語表現
  11. 5.1 秋風の候
  12. 5.2 秋晴れの候

「野分の候」の意味


「野分(のわき)」とは秋に吹く
強い風や台風のことを指し、
その時期の季節感を表しています。

「野分の候」の「候」は
「季節のしるし」や「時候」を意味し、
季節の挨拶に用いられます。

「野分の候」という挨拶は、
秋の荒れた天候や風の激しさを意識し、
季節の移り変わりを感じさせる言葉です。

この言葉を用いることで、
秋の風が強く吹く時節の情緒や
季節感を相手に伝えることができます。

「野分の候」の使い方


「野分の候」という表現は、
主に季節の挨拶言葉として使われます。

「野分」とは秋の強い風や台風を指し、
「候」は季節の挨拶を意味します。

つまり、「野分の候」は
「秋の強風が吹きわたる季節となりました」
という意味を含む言葉で、
季節感を伝えつつ相手への配慮や挨拶の意を示す表現です。

「野分の候」には季節の挨拶を添える


「野分の候」を使う場合、
文頭で季節の挨拶文として用い、
「時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」
などの続きで書かれます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「野分の候」という季語は、

主に手紙やメールの頭語として使用されます。
秋の時候の挨拶として
季節感を出すのに適した表現で、

取引先や顧客への文書の礼儀として
よく利用されています。

ビジネスシーンにおける
「野分の候」を使った
例文を紹介しておきます。

・「野分の候、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。」
・「野分の候、平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。」
・「野分の候、貴殿におかれましてはますますご健勝のことと存じます。」

手紙


「野分の候」は
書面上の挨拶言葉として
広く使用されます。

手紙やメールの冒頭に季節の情景を伝え、
相手への思いやりを示すために用いられます。

手紙における「野分の候」を使った例文を紹介します。

・「野分の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」
・「野分の候、いつも格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。」

ご挨拶


「野分の候」と合わせて使われる言葉に
「ご健勝」や「ご多忙中」などがあります。

・「野分の候、ご健勝のことと存じます。」
・「野分の候、ご多忙中誠に恐れ入ります。」

メール


メールでの文例を挙げておきます。
季節の挨拶として用いる場合です。

件名:ご依頼の件について


株式会社○○
営業部 山田様

いつも大変お世話になっております。

野分の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。

さて、このたびはご依頼いただきました件につきまして、
下記のとおりご連絡申し上げます。
何卒よろしくお願いいたします。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「野分の候」を使った挨拶に対しての
返事は、相手の健康や繁栄への願いを述べると良いでしょう。

例えば、
「お心遣いありがとうございます。皆様もご健勝にてお過ごしのことと存じます。」
などが適切です。

「野分の候」のNG例


本日は野分の候にもかかわらずご足労いただき誠にありがとうございます。
野分の候にあたりましてお引き立てにあずかり光栄です。
野分の候の折におかげさまでございます。
野分の候にも関わらずつかぬことをお伺いしますが…
本日、野分の候の中お伺いいたしました。
先日は野分の候の際に貴社を訪問させていただき感謝申し上げます。
野分の候の状況でお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「野分の候」は、
秋の強い風(台風のような風)を指す季節の挨拶言葉であり、
時候の挨拶として用いられます。

しかし、「野分の候」は自然現象そのものを示すため、
その状況を逆手に取って相手の来訪や行動を表すのは不適切です。

相手の労を労う言葉としてはふさわしくないため、
誤解や違和感を避けるためにも使い方には注意が必要です。

「野分の候」のお勧め文例20選


「野分の候」
お勧め文例を紹介します。

1、「野分の候ご多忙の折、何卒よろしくお願い申し上げます。」

2、「野分の候皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。」

3、「野分の候平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。」

4、「野分の候貴社ますますのご繁栄をお祈り申し上げます。」

5、「野分の候秋風が心地よい季節となりましたが、皆様のご健康をお祈りいたします。」

6、「野分の候台風の影響が懸念される中、どうぞご自愛くださいませ。」

7、「野分の候いつもお世話になっております。引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。」

8、「野分の候皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」

9、「野分の候このたびはお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。」

10、「野分の候季節の変わり目ですので、どうぞお体を大切になさってください。」

11、「野分の候台風通過の影響に十分ご注意ください。」

12、「野分の候貴重なお時間を割いていただき、心より感謝申し上げます。」

13、「野分の候今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。」

14、「野分の候皆様のますますのご健康とご多幸をお祈りいたします。」

15、「野分の候悪天候が続いておりますが、くれぐれもご無理なさいませんように。」

16、「野分の候何かとご多忙と存じますが、お体には十分ご留意ください。」

17、「野分の候おかげさまで弊社も順調に業務を進めております。」

18、「野分の候今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。」

19、「野分の候過ごしやすい季節ですが、気温の変化にご注意ください。」

20、「野分の候皆様のご健勝とご発展を心からお祈りいたします。」

「野分の候」の類語表現


「野分の候」の
類語表現をあげておきます。

秋風の候


「野分の候」の類語表現には
「秋風の候」があります。

「秋風の候」とは、
秋の風が感じられる時期を表す言葉で、

主にビジネス文書や季節の挨拶で用いられます。
穏やかな秋の兆しを伝える際に適しています。

例えば、
「秋風の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます」
などと使います。

季節感を出したい場合は、「秋風の候、いよいよ深まってまいりました」
という使い方になります。

秋晴れの候


「野分の候」の類語には
「秋晴れの候」も当てはまります。

「野分の候」と同じく、
秋の季節感を表現する言葉です。

「本日は秋晴れの候、皆様にお会いでき光栄です」
このような表現になります。