いたしておりませんのお勧め文例20選とNG例

公開: 2026-11-03 00:31:02 更新: 2026-11-03 00:31:02
「いたしておりません」
控えめな否定を示す言葉と言えます。

お客様からのご質問に対して
「申し訳ございませんが、現在そのサービスはいたしておりません。」

では、この「いたしておりません」は
どのような意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「いたしておりません」とは
「しておりません」の丁寧な言い回しであり、
敬意を込めた控えめな否定を表します。

相手に対して配慮を示しながら、
断りや否定を伝えるときに使う表現です。

ビジネスマナーとして
正確に使い分けたい言葉の一つです。

先日、お問い合わせの対応中に
提供できないサービスについて
丁寧に伝えるために
「現在は対応いたしておりません」と申し上げました。

今回はこの
「いたしておりません」の意味と使い方、
例文や類義語をまとめました。
目次 [非表示]
  1. 1 「いたしておりません」の意味
  2. 2 「いたしておりません」の使い方
  3. 2.1 「いたしておりません」には丁寧な否定を加える
  4. 2.2 ビジネスシーン
  5. 2.3 手紙
  6. 2.4 報告書
  7. 2.5 メール
  8. 3 「いたしておりません」のNG例
  9. 4 「いたしておりません」のお勧め文例20選
  10. 5 「いたしておりません」の類語表現
  11. 5.1 行っておりません
  12. 5.2 対応しておりません

「いたしておりません」の意味


何かの行為や対応を
行っていないことを示す
丁寧な言い回しです。

「いたしておりません」の「いたす」には
「する」の謙譲語としての意味があり、
相手に敬意を表す表現です。

したがって、「いたしておりません」というのは、
「現在それを行っていない」や、
「対応していない」ことを丁寧に伝えています。

対応や行動を控えている場合や、
まだ実施していない状況で、

誤解を避けつつ丁寧に状況を説明する際に使われる言葉です。

「いたしておりません」の使い方


「いたしておりません」という表現は、
よく否定の丁寧語として使われます。

先述しましたが、
また、「いたす」という表現は、
「する」の謙譲語です。

「何かの行為を謙譲して」
相手に対して丁寧に否定する際に使われる
表現となっています。

「いたしておりません」には丁寧な否定を加える


「いたしておりません」を使う場合
「~ことはいたしておりません」
など、
否定の内容を明確にして使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「いたしておりません」という表現は、

メールや会話、報告書など様々な場面で
使われています。

例えば「まだ対応をいたしておりません」や
「その件につきましては、当方ではいたしておりません」
という否定を丁寧に伝える際に用いられます。

ビジネスシーンにおける
「いたしておりません」を使った
例文を紹介しておきます。

・「現在のところ、情報提供はいたしておりません。」
・「ご依頼の件については、まだ手続きをいたしておりません。」
・「該当商品に関して、品質の検査はいたしておりません。」

手紙


「いたしておりません」というフレーズは
主に文書内での丁寧な否定表現として
使われます。

手紙における「いたしておりません」を
使った例文を紹介しておきます。

・「ご指摘の件につきましては、現在対応いたしておりません。」
・「誤送の件に関しましては、こちらでは手配いたしておりませんのでご了承願います。」

報告書


「いたしておりません」のフレーズは
報告書やメールの否定部分でよく使用されます。

・「本件に関しましては、まだ処理をいたしておりません。」
・「ご依頼の調査は現段階でいたしておりません。」

メール


メールでの文例をあげておきます。
対応状況を知らせるメール例です。

件名:対応状況のご報告


株式会社○○
営業部 佐藤様

平素より大変お世話になっております。

ご指示いただきました件ですが、
現在のところ対応はいたしておりません。
状況が分かり次第、改めてご連絡申し上げます。

何卒よろしくお願いいたします。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「いたしておりません」への
返事は丁寧な説明を添える

メールなどで「いたしておりません…」
と送られてきた場合、状況説明や今後の対応について
丁寧に返答しましょう。

例えば、
「ご連絡いただきありがとうございます。現在確認中でございます。」
などがあります。

「いたしておりません」のNG例


本日はご依頼の件につきまして、まだ対応をいたしておりません。
ご指摘の問題については、こちらで一切対応をいたしておりません。
その件に関しては弊社では対応をいたしておりませんのでご了承ください。
申し訳ございませんが、現在そのサービスは弊社でいたしておりません。
ご質問の商品の取扱いは弊社ではいたしておりません。
お問い合わせの件につきましては、関係部署でいたしておりません。
こちらの手続きは弊社ではいたしておりませんので、他社にご相談ください。

このような使い方は誤りです。

「いたしておりません」は、
謙譲語「いたす」の否定形ですが、
主に自分の行動に対して用いる言葉です。

しかし、否定の強調や堅苦しさが過剰になると、
相手に誤解や不快感を与える場合があります。

相手への伝え方や言葉遣いを工夫し、
より適切な表現を選ぶことが大切です。

「いたしておりません」のお勧め文例20選


「いたしておりません」
お勧め文例を紹介します。

1、「誠に恐れ入りますが、当該サービスは現在いたしておりませんのでご了承くださいませ。」

2、「只今準備中のため、その機能はいたしておりません。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。」

3、「申し訳ございませんが、ご要望の対応は現時点でいたしておりません。」

4、「当社では現在、該当の業務はいたしておりませんので、別途ご相談ください。」

5、「誠に恐縮ですが、その件につきましては弊社ではいたしておりません。」

6、「恐縮ですが、ご依頼の作業は当方ではいたしておりませんことをご了承願います。」

7、「ご連絡いただいたサービスは弊社では現在いたしておりません。何卒ご理解ください。」

8、「該当の手続きは、現段階で弊社ではいたしておりませんので予めご了承ください。」

9、「誠に勝手ながら、当方ではその対応をいたしておりません。」

10、「この度はお問い合わせいただきありがとうございます。ただしそのご要望は弊社ではいたしておりません。」

11、「ご迷惑をおかけしますが、現在その業務につきましては弊社ではいたしておりません。」

12、「お問い合わせの件は、弊社の取り扱い外のためいたしておりませんことをご了承くださいませ。」

13、「ご了承いただきたいのですが、弊社では当該対応は一切いたしておりません。」

14、「大変申し訳ありませんが、私どもでは今のところその業務はいたしておりません。」

15、「恐れ入りますが、当サービスは現在弊社ではいたしておりませんので他の方法をご検討ください。」

16、「弊社では現時点でその作業に関してはいたしておりません。ご理解のほどお願い申し上げます。」

17、「ご希望の対応はただいま弊社ではいたしておりませんが、近日中に開始予定です。」

18、「当該業務は、現在のところ弊社ではお受けしておらずいたしておりません。」

19、「お問い合わせ内容につきましては、弊社のサービス対象外のためいたしておりませんことを重ねてお詫び申し上げます。」

20、「誠に恐縮ではございますが、該当の業務は弊社では現在いたしておりません。」

「いたしておりません」の類語表現


「いたしておりません」の
類語表現をあげておきます。

行っておりません


「いたしておりません」の類語表現には
「行っておりません」があります。

「行っておりません」とは、
「していない」ことを丁寧に伝える言葉で、

ビジネスシーンをはじめ幅広く使われます。
状況に関係なく使える表現です。

例えば、
「現在、その業務は行っておりません」
などと使います。

依頼や要望に対し否定的に回答する際は、
「申し訳ございませんが、いたしておりません」
という使い方になります。

対応しておりません


「いたしておりません」の類語には
「対応しておりません」も挙げられます。

「対応しておりません」は、
特定の行動や処理をしていないことを伝えます。

「現時点ではその件につきまして対応しておりません」
このような表現になります。