早急のお勧め文例２０選とNG例
目次
「早急」
迅速な対応を求める言葉と言えます。
急なトラブルが発生した際に、関係者に対して
「早急にご対応いただきましてありがとうございます。」
では、この「早急」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「早急」とは
「すぐに行う様子」を意味し、
相手に対する
迅速な行動を促す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
急な変更がありました。
オープニングの挨拶で
「本日は早急にご対応いただき…」
で議論がスタートしていきました。
今日はこの
「早急」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「早急」の意味
迅速に対応する必要がある状況で
物事を進めることを指します。
「早急」の「早」は
「時間的に早い」という意味を持ち、
「急」は「急ぐこと」を示しています。
「早急に」というのは、
時間を無駄にせず、迅速に行動する様子を表しています。
緊急の事態に対して
すぐに対応しなければならない相手に対し、
その重要性を強調し、迅速な行動を促す言葉が「早急」です。
「早急」の使い方
「早急」という表現は、
特にビジネスシーンや日常会話でよく使われます。
先述しましたが、
「早急」とは、
物事を迅速に行う必要があることを示す言葉です。
「急いで対応しなければならない状況において、
その重要性を強調する表現」となっています。
「早急」には具体的な行動を加える
「早急」を使う場合、
「ご対応いただけますと幸いです」
など、
具体的な行動を促す言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「早急」という表現は、
メールや手紙、会話など様々な場面で
使われています。
特に、
納期が迫っている案件や、
緊急の対応が必要な場合に
「早急にご確認ください」といった形で使われます。
ビジネスシーンにおける
「早急」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本件については早急にご対応いただけますようお願い申し上げます。」
・「先日は早急にご確認いただき、誠にありがとうございました。」
・「この件は早急に解決する必要がありますので、何卒よろしくお願いいたします。」
手紙
「早急」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「早急」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、早急にご対応いただきましてありがとうございます。」
・「先日は早急にご確認いただき、誠に感謝申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
依頼のメールです。
件名：ご対応のお願い
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はお忙しいところ恐縮ですが、
この件について早急にご確認いただけますと幸いです。
お手数をおかけしますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。
まずはご依頼の件についてお知らせいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「早急」への
返事は迅速な対応を心がける
メールなどで「早急に…」
と送られてきた場合、
その要望に対する迅速な対応を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご依頼の件について、早急に対応いたします。」
などがあります。
「早急」のNG例
本日は早急にご対応いただき誠にありがとうございます。
早急にお引き立てにあずかりまして光栄です。
早急におかげさまです。
早急にお伺いしますが…
今日は早急にお伺いいたしました。
先日は早急に貴社を訪問させていただき感謝です。
早急にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「早急」は、
迅速な対応を求める際に使われる言葉ですが、
相手にプレッシャーを与える可能性があります。
特にビジネスシーンでは、
相手の状況や都合を考慮せずに
「早急」を使うことは、
相手に不快感を与えることがあるため、
注意が必要です。
「早急」のお勧め文例２０選
「早急」
お勧め文例を紹介します。
１、「早急にご対応いただけますと幸いです。」
２、「早急にお返事をいただけると助かります。」
３、「早急にご確認いただきますようお願い申し上げます。」
４、「早急にお手続きを進めていただければと思います。」
５、「ご多忙のところ恐縮ですが、早急にご対応いただきありがとうございます。」
６、「本件については、早急にご連絡いただけますようお願いいたします。」
７、「早急にご対応いただき、心より感謝申し上げます。」
８、「先日はご協力いただき、早急に進めていただきありがとうございました。」
９、「この度は、早急にご対応いただき恐縮です。感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しい中、早急にお越しいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「早急にご足労をおかけして申し訳ありません。お待ち申し上げておりました。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、早急にご対応いただきありがとうございます。」
１３、「本日は早急にお越しいただき、誠にありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
１４、「先日は早急にご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「早急にこちらまでお越しいただきお手数おかけしましたが、状況を共有できて良かったです。」
１６、「先日は早急にご対応いただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「早急にご連絡いただき、感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は早急にお越しいただき恐縮です。次回は弊社からお伺いいたします。」
１９、「本日は、早急にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく進行できました。」
２０、「本日は早急に、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「早急」の類語表現
「早急」の
類語表現をあげておきます。
迅速
「早急」の類語表現には
「迅速」があります。
「迅速」とは、
物事を素早く行うことを指し、
主にビジネスシーンや緊急の場面で用いられます。
時間を無駄にせず、即座に対応することが求められる状況で使われます。
例えば、
「この件については迅速に対応いたします」
などと使います。
「早めに行動したい」場合は、「迅速にご対応いただければ幸いです」といった使い方になります。
緊急
「早急」の類語には
「緊急」も当てはまります。
「早急」と同じく、
すぐに対応が必要な状況で使われる言葉です。
「この問題は緊急に対処する必要があります」
このような表現になります。
「早急」のフレーズを営業マンが正しく使うために
迅速な対応を表す
「早急」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様から
急な依頼をいただいた際の返信に
「早急」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はご依頼いただきまして誠にありがとうございます。」
「おけげさまを持ちまして、早急に対応させていただきます。」
「これもお客様の早急なご指示のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様への迅速な対応を心掛けたり、
感謝の気持ちを込めたり、
「早急」を自然と使えると、
信頼感と誠実さを持たれるでしょう。
是非、「早急」を使って
お世話になった人に
迅速な対応を伝えていきましょう。
迅速さを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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