松の内のお勧め文例20選とNG例




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「松の内」
新年を祝う大切な期間を示す言葉と言えます。


お正月に家族や友人が集まる中で
「松の内の間にお越しいただきましてありがとうございます。」

では、この「松の内」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「松の内」とは
「新年の祝いを続ける期間」を意味し、

新年を祝う気持ちや
感謝の意を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、年始の挨拶回りをしたのですが
ちょうど「松の内」の時期でした。

訪問先での挨拶で
「本日は松の内の間にお越しいただき…」
と話が始まりました。

今日はこの
「松の内」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「松の内」の意味

正月の期間を指し、
特に1月1日から1月7日までの間を指します。

「松の内」の「松」には、
新年を迎えるために飾られる松飾りが
意味されています。

「松の内」というのは、
新年の祝いの期間を示し、
この時期は特に神聖視されています。

新年を祝うために、
特別な行事や風習が行われるこの期間に、

新たな一年の始まりを祝う気持ちを
表現した言葉が「松の内」です。

「松の内」の使い方

「松の内」という表現は、
日本の伝統的な行事や文化に関連してよく使われます。

先述しましたが、
「松の内」とは、
正月の期間を指し、一般的には1月1日から7日までの間を意味します。

この期間は、
新年を祝うための特別な時期であり、
家族や友人と共に過ごす大切な時間を表す言葉となっています。

「松の内」には新年の挨拶を加える

「松の内」を使う場合、
「新年明けましておめでとうございます」
など、
新年の挨拶と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「松の内」という表現は、

年始の挨拶やお礼の言葉として
様々な場面で使われています。
新年のご挨拶をする際や、

年始のイベントに参加してもらった場合の
挨拶として「松の内」というフレーズが用いられます。

ビジネスシーンにおける
「松の内」を使った
例文を紹介しておきます。

・「本日は松の内の時期にお越しいただきまして、大変恐縮です。」
・「先日は松の内の期間中、○○の件でご来社いただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は松の内の時期にご来店いただきまして、心より感謝申し上げます。」

手紙

「松の内」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「松の内」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日は、松の内の時期にお運びいただきましてありがとうございます。」
・「このたびは松の内の期間中、弊社までお越しいただき誠にありがとうございました。」

ご来店

「松の内」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来店」があります。

・「本日は、松の内の時期にご来店いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、松の内の期間中ご来店いただきありがとうございました。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。

件名:ご来社のお礼

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

本日はご多忙にもかかわらず
また、松の内の時期に弊社までお越しいただき
誠にありがとうございます。

打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。

中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。

まずはご来社のお礼を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「松の内」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「松の内…」
と送られてきた場合、労りに対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「松の内」のNG例

本日は松の内の時期にお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
松の内の期間中お引き立てにあずかりまして光栄です。
松の内のおかげさまです。
松の内の時期に突然のお願いをしますが…
今日は松の内の期間中にお伺いいたしました。
先日は松の内の時期に貴社を訪問させていただき感謝です。
松の内の期間中お待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「松の内」は、
新年を祝う期間を指し、
特別な意味を持つ言葉です。

しかし、松の内の期間に特定の行動を強調することで、
相手に負担を感じさせる可能性があります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。

「松の内」のお勧め文例20選

「松の内」
お勧め文例を紹介します。

1、「松の内の期間中にお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

2、「松の内にご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」

3、「松の内の時期にお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」

4、「松の内にご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」

5、「遠方より松の内にお越しいただき誠にありがとうございます。」

6、「本日は松の内の期間中にお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日は松の内にご足労いただきありがとうございました。」

8、「先日は松の内に本当にありがとうございました。」

9、「この度は松の内に弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また松の内にお出かけいただき、誠にありがとうございました。」

11、「松の内にご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は松の内に弊社までお越しいただきありがとうございます。」

13、「本日は松の内にお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日は松の内に弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」

15、「松の内にこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」

16、「先日は松の内、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「松の内に弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」

18、「本日は松の内にお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、松の内を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」

20、「本日は松の内、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「松の内」の類語表現

「松の内」の
類語表現をあげておきます。

正月

「松の内」の類語表現には
「正月」があります。

「正月」とは、
新年を祝う期間を指し、

主に日本の伝統行事に関連して使われます。
この期間は、家族や友人と集まり、
お祝いをすることが一般的です。

例えば、
「正月には家族が集まり、楽しい時間を過ごしました」
などと使います。

「新年を祝う」ことを強調したい場合は、「正月を迎えることができて嬉しいです」といった使い方になります。

お正月

「松の内」の類語には
「お正月」も当てはまります。

「お正月」と同じく、
新年を祝う特別な時期を指す言葉です。

「お正月には特別な料理を用意します」
このような表現になります。

「松の内」のフレーズを営業マンが正しく使うために

新年の挨拶を表す
「松の内」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様に
新年のご挨拶をする際に

「松の内」の一言を
添えることが多かったです。

「新年明けましておめでとうございます。この度は〇〇様におかれましても、松の内の期間中に素晴らしい一年を迎えられますようお祈り申し上げます。」
「おかげさまで昨年は多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。」
「これからも引き続き、松の内のご挨拶を通じてお付き合いを深めていければと思っております… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

新年のご挨拶やお礼のメールを送ったり、お客様へ感謝の気持ちを込めたり、

「松の内」を自然と使えると、
丁寧で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。

是非、「松の内」を使って
お世話になった人に
新年のご挨拶を伝えていきましょう。

挨拶を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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