相変わらずのお勧め文例20選とNG例
目次
「相変わらず」
変わらぬ状況や様子を表す言葉と言えます。
久しぶりに会った友人に対して
「相変わらず元気そうで何よりです。」
では、この「相変わらず」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「相変わらず」とは
「以前と同じ状態であること」を意味し、
相手に対する
親しみや安心感を表す言葉です。
ビジネスマンというより
人間関係を築く上で是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、同窓会に参加したのですが
久しぶりに会った友人たちが
「相変わらず楽しいね…」
と笑顔で話しかけてくれました。
今日はこの
「相変わらず」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「相変わらず」の意味
変わらない状態や状況が続いている中で、
物事がそのままの状態であることを示します。
「相変わらず」の「相」は、
「同じように」という意味を持ち、
「変わらず」はそのままの状態を表しています。
「相変わらず」というのは、
何かが変化せずに続いている様子を示しています。
同じ状況の中で、変わらぬ姿勢や行動を
続けている相手に対し、
その一貫性や持続性を称賛する言葉が「相変わらず」です。
「相変わらず」の使い方
「相変わらず」という表現は、
日常会話やビジネスシーンでよく使われます。
先述しましたが、
「相変わらず」という言葉は、
変わらない状態や状況を示すものです。
「以前と同じように、変化がない状態であることを示し、
そのことに対する感慨や安心感を表す表現」となっています。
「相変わらず」には親しみを込める
「相変わらず」を使う場合、
「お元気そうで何よりです」
など、
相手への親しみや関心を示す言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「相変わらず」という表現は、
メールや会話、挨拶と様々な場面で
使われています。
相手の状況や変化がないことを確認する際の
挨拶として用いられ、
その後の会話のきっかけとして「相変わらず」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「相変わらず」を使った
例文を紹介しておきます。
・「お世話になっております。相変わらずお忙しいご様子ですね。」
・「先日はお世話になりました。相変わらずのご活躍、嬉しく思います。」
・「相変わらずお元気そうで何よりです。」
手紙
「相変わらず」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「相変わらず」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お元気でいらっしゃいますか。相変わらずお忙しい日々をお過ごしのことと思います。」
・「このたびは相変わらずのご支援、誠にありがとうございます。」
ご挨拶
「相変わらず」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご挨拶」があります。
・「本日は、相変わらずのご挨拶をさせていただきます。」
・「先日は、相変わらずのご厚情を賜り、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
ご挨拶のメールです。
件名:ご挨拶
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
相変わらずお忙しいご様子ですが、
お元気でいらっしゃいますか。
最近の業務についてお話しできる機会を楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
まずはご挨拶まで。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「相変わらず」への
返事は近況を述べる
メールなどで「相変わらず…」
と送られてきた場合、近況を述べることが
返事として適切です。
例えば、
「おかげさまで元気に過ごしております。ありがとうございます。」
などがあります。
「相変わらず」のNG例
本日は相変わらずのご愛顧をいただき誠にありがとうございます。
相変わらずのご支援にあずかりまして光栄です。
相変わらずのおかげさまです。
相変わらずつかぬことをお伺いしますが…
今日は相変わらずお伺いいたしました。
先日は相変わらず貴社を訪問させていただき感謝です。
相変わらずお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「相変わらず」は、
変わらない状態を表す言葉ですが、
相手に対してあまりにも馴れ馴れしい印象を与えることがあります。
特にビジネスシーンでは、
相手との関係性や状況に応じて、
もう少し丁寧な表現を選ぶことが望ましいです。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。
「相変わらず」のお勧め文例20選
「相変わらず」
お勧め文例を紹介します。
1、「相変わらずお忙しい中、来社いただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「相変わらずご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「相変わらずお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
4、「相変わらずご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
5、「遠方より相変わらずお越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため相変わらずお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は相変わらずご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日は相変わらず本当にありがとうございました。」
9、「この度は相変わらず弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また相変わらずお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「相変わらずご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は相変わらず弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は相変わらずお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は相変わらず弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「相変わらずこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は相変わらず、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「相変わらず弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は相変わらずお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で相変わらずを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は相変わらず、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「相変わらず」の類語表現
「相変わらず」の
類語表現をあげておきます。
変わらず
「相変わらず」の類語表現には
「変わらず」があります。
「変わらず」とは、
以前と同じ状態や様子を示す言葉で、
日常会話やビジネスシーンで広く使われます。
特に、状況や関係が持続していることを強調する際に用いられます。
例えば、
「彼は変わらず元気にしています」といった使い方ができます。
また、「変わらずお世話になっております」といった表現も一般的です。
依然として
「相変わらず」の類語には
「依然として」も当てはまります。
「依然として」とは、
過去の状態がそのまま続いていることを示す言葉で、
特にフォーマルな場面で使われることが多いです。
「依然として変わらぬご愛顧を賜り、ありがとうございます」といった表現が考えられます。
「相変わらず」のフレーズを営業マンが正しく使うために
変わらぬ関係を表す
「相変わらず」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との
長いお付き合いを振り返る際に
「相変わらず」の一言を
添えることが多かったです。
「この度も〇〇様には相変わらずのご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。」
「おかげさまで、引き続き良い関係を築かせていただいております。」
「これも〇〇様の相変わらずのご支援のおかげと心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との関係を深めるために、
感謝の気持ちを込めたり、
「相変わらず」を自然と使えると、
信頼感や親しみを持たれるでしょう。
是非、「相変わらず」を使って
お世話になった人に
変わらぬ感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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