私自身のお勧め文例２０選とNG例
目次
「私自身」
自己紹介や自己表現の際に使われる言葉と言えます。
新しいプロジェクトに参加する際、自己紹介の場で
「私自身、こういった経験を持っていますので、ぜひお力になりたいと思います。」
では、この「私自身」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「私自身」とは
「自分自身」を強調する表現であり、
自分の意見や経験を
明確に伝えるための言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
自己紹介の時間が設けられました。
その際に
「私自身、これまでの経験を活かして…」
と話し始めました。
今日はこの
「私自身」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「私自身」の意味
自分自身を指し示す言葉であり、
他者と区別して自分の存在を強調します。
「私自身」の「私」には、
「自分という個体が存在する」
との意味があります。
「自身」という言葉は、
自己を強調する際に用いられ、
自己の意見や感情を表現することを示しています。
他者の意見や視点を考慮しつつ、
自分の考えをしっかりと持つことの重要性を、
自分の存在を明確にし、自己を大切にする姿勢を表現した言葉が「私自身」です。
「私自身」の使い方
「私自身」という表現は、
自己を強調する際によく使われます。
先述しましたが、
「私自身」という表現は、
自分の意見や感情を明確にするための言葉です。
「自分の考えや経験を述べる際に、
他者との違いを際立たせるために使われる」
という意味合いを持っています。
「私自身」には自己紹介を加える
「私自身」を使う場合、
「私自身の経験から申し上げますと」
など、
自己紹介や意見を述べる言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「私自身」という表現は、
プレゼンテーションや会議、メールなど様々な場面で
使われています。
自分の意見を述べる際や、
自分の経験を共有する時に「私自身」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「私自身」を使った
例文を紹介しておきます。
・「私自身、○○のプロジェクトに関わった経験があり、大変興味深く思っています。」
・「私自身の意見としては、○○が最も効果的だと考えています。」
・「私自身、過去にこのような状況を経験したことがあり、その際の教訓をお伝えしたいと思います。」
手紙
「私自身」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「私自身」を
使った例文を紹介しておきます。
・「私自身、○○の件について深く考えており、ぜひお話ししたいと思っています。」
・「このたびは私自身の経験を基に、貴重なご意見をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。」
ご提案
「私自身」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「私自身の考えとしては、○○のご提案をさせていただきます。」
・「私自身、○○に関してはこのように考えております。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
提案に関するメールです。
件名：ご提案について
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
私自身、○○の件について考えており、
ぜひお話しさせていただきたいと思っております。
具体的な提案内容については、
お時間をいただければと思います。
心よりお待ち申し上げております。
まずはご提案のご連絡をさせていただきました。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「私自身」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「私自身…」
と送られてきた場合、
その意見に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「私自身も貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「私自身」のNG例
本日は私自身のことをお話しさせていただき誠にありがとうございます。
私自身の経験をお聞きいただき光栄です。
私自身のおかげさまです。
私自身のことをお伺いしますが…
今日は私自身の話をさせていただきました。
先日は私自身のことをお話しできて感謝です。
私自身のことをお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「私自身」は、
自分のことを強調するための言葉ですが、
過度に使うと自己中心的に聞こえることがあります。
特にビジネスシーンでは、
「私自身」という表現が
相手の意見や感情を軽視しているように受け取られることもあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「私自身」のお勧め文例２０選
「私自身」
お勧め文例を紹介します。
１、「私自身が責任を持って対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「私自身が直接お伺いし、詳細をご説明させていただきます。」
３、「私自身がご案内いたしますので、何かご不明点があればお知らせください。」
４、「私自身がこのプロジェクトを担当しておりますので、安心してお任せください。」
５、「遠方より私自身が伺うことになり、誠にありがとうございます。」
６、「当日は私自身が同行いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。」
７、「本日は私自身がご足労いただき、心より感謝申し上げます。」
８、「先日は私自身がご対応させていただき、本当にありがとうございました。」
９、「この度は私自身がご案内させていただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また私自身が伺うことになり、誠にありがとうございました。」
１１、「私自身がご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は私自身が伺い、ありがとうございます。」
１３、「本日は私自身がご訪問させていただき、ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日は私自身が伺い、ご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「私自身がこちらまでお出かけしお手数おかけしました。しかし、直接お話しできて良かったと感じています。」
１６、「先日は私自身が、取引先の皆様にご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「私自身が伺い、感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は私自身がご訪問させていただき恐縮です。次回は私から貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨で私自身が伺うことになり、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
２０、「本日は私自身が、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「私自身」の類語表現
「私自身」の
類語表現をあげておきます。
自分自身
「私自身」の類語表現には
「自分自身」があります。
「自分自身」とは、
自分を強調する言葉で、
主に自己紹介や自己表現の際に用いられます。
自分の意見や感情を伝える時に使われることが多いです。
例えば、
「自分自身の経験を基にお話しします」
などと使います。
「自分の考えを伝えたい」場合は、「自分自身の意見を述べたいのですが」
という使い方になります。
私自身の考え
「私自身」の類語には
「私自身の考え」も当てはまります。
「私自身の考え」と同じく、
自分の意見を明確にする際に使われる言葉です。
「私自身の考えとしては、このプロジェクトは重要だと思います」
このような表現になります。
「私自身」のフレーズを営業マンが正しく使うために
自己の成長や経験を表す
「私自身」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との信頼関係を築くために
自己紹介やお礼の言葉に
「私自身」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様にお会いできて光栄です。私自身、〇〇の経験を活かしてお手伝いできればと思っております。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。私自身、心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
自己の成長を伝えることで、お客様へ
信頼感を与えたり、感謝の気持ちを込めたり、
「私自身」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「私自身」を使って
お世話になった人に
自分の成長や感謝の気持ちを伝えていきましょう。
自己表現を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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