赴任のお勧め文例２０選とNG例
目次
「赴任」
新しい環境への移動を示す言葉と言えます。
新しい職場に転勤してきた同僚に対して
「赴任してきたばかりのところ、弊社にお越しいただきましてありがとうございます。」
では、この「赴任」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「赴任」とは
「新しい職場に就くこと」を意味し、
新しい環境での挑戦に対する
期待と応援を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
新しいメンバーが加わったばかりでした。
オープニングの挨拶で
「本日は赴任したばかりの方もいらっしゃいますので…」
で会議がスタートしていきました。
今日はこの
「赴任」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「赴任」の意味
新しい職場や地域に移り住むことを指し、
仕事のためにその地に定住することを意味します。
「赴任」の「赴」は、
「向かう」や「出発する」といった意味があります。
「任」は、
「任務」や「職務」を示しており、
新たな役割を担うことを表しています。
新しい環境での生活を始めることは、
期待と不安が入り混じる瞬間であり、
新たな挑戦に向かう相手に対し、
その決意を称える言葉が「赴任」です。
「赴任」の使い方
「赴任」という表現は、
特定の職務や役割のために新しい場所に移動することを指します。
先述しましたが、
また、「赴任」という言葉は、
新しい環境での仕事を始めることを意味します。
「新しい土地で新たな挑戦をする」という
意気込みを表す表現となっています。
「赴任」には期待を加える
「赴任」を使う場合、
「新しい環境で頑張ります」といった
意気込みの言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「赴任」という表現は、
メールや手紙、挨拶と様々な場面で
使われています。
新しい勤務地に移動する際の挨拶や、
その後の報告やお礼の手紙、
メールという形で「赴任」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「赴任」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このたび、○○に赴任することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。」
・「先日は、赴任のご挨拶にお伺いし、誠にありがとうございました。」
・「新たに赴任した地で、精一杯努力いたしますので、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。」
手紙
「赴任」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「赴任」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたび、○○に赴任することとなりました。今後ともよろしくお願いいたします。」
・「赴任先での新たな挑戦に向けて、全力を尽くす所存です。」
ご挨拶
「赴任」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご挨拶」があります。
・「このたび、赴任のご挨拶に伺いました。何卒よろしくお願いいたします。」
・「先日は、赴任のご挨拶をさせていただき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
赴任のご挨拶のメールです。
件名：赴任のご挨拶
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたび、○○に赴任することとなりました。
新しい環境での挑戦に胸を膨らませております。
赴任先でも、貴社との関係を大切にし、
引き続き努力してまいりますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。
まずは赴任のご挨拶を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「赴任」に対する返事は期待を述べる
メールなどで「赴任…」と送られてきた場合、
新しい挑戦に対する期待を
返事として述べましょう。
例えば、
「赴任先でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
などがあります。
「赴任」のNG例
本日は赴任の際にお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
赴任の際にお引き立てにあずかりまして光栄です。
赴任の際におかげさまです。
赴任の際につかぬことをお伺いしますが…
今日は赴任の際にお伺いいたしました。
先日は赴任の際に貴社を訪問させていただき感謝です。
赴任の際にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「赴任」は、
新しい職場に移る際の行動を指す言葉ですが、
その文脈で使うと相手に不快感を与えることがあります。
特に「赴任」という言葉は、
相手の状況や気持ちを考慮せずに使うと、
無神経に感じられることもあるため、
注意が必要です。
相手に配慮した言葉遣いを心がけることで、
誤解を避けることができるでしょう。
「赴任」のお勧め文例２０選
「赴任」
お勧め文例を紹介します。
１、「赴任に際し、何卒よろしくお願いいたします。」
２、「この度の赴任にあたり、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。」
３、「新たな地での赴任となりますが、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。」
４、「私の赴任に際し、温かいご支援をいただき感謝申し上げます。」
５、「遠方への赴任となりますが、何かとお世話になるかと思います。よろしくお願いいたします。」
６、「新しい職場での赴任にあたり、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。」
７、「この度の赴任に際し、皆様にお会いできることを楽しみにしております。」
８、「先日は赴任に関するご助言をいただき、誠にありがとうございました。」
９、「この度の赴任に際し、心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。」
１０、「本日はお忙しい中、私の赴任に関するお話をお聞きいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「赴任にあたり、何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。この度の赴任に際し、感謝申し上げます。」
１３、「本日は赴任に関するお話をお聞きいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」
１４、「先日は赴任に際し、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「赴任にあたり、こちらの状況をしっかりと把握できたことに感謝しております。」
１６、「先日は赴任に関するご助言をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「赴任に際し、皆様の温かいご支援に感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は赴任に関するお話をお聞きいただき、恐縮です。次回は私からお伺いさせていただきます。」
１９、「本日は、私の赴任に際し、皆様にお集まりいただきまして誠にありがとうございました。」
２０、「本日は赴任に際し、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「赴任」の類語表現
「赴任」の
類語表現をあげておきます。
転勤
「赴任」の類語表現には
「転勤」があります。
「転勤」とは、
職務の都合で勤務地が変わることを指し、
主にビジネスシーンで用いられます。
新しい環境での仕事を始める際に使われる言葉です。
例えば、
「来月から転勤となりますので、よろしくお願いいたします」
などと使います。
「新しい職場での挑戦を楽しみにしています」という場合は、「転勤を機に新たな挑戦をしたいと思います」といった使い方になります。
異動
「赴任」の類語には
「異動」も当てはまります。
「異動」とは、
組織内での職務や勤務地の変更を指し、
特に社内での人事異動に関連して使われる言葉です。
「この度、異動が決まりましたので、今後ともよろしくお願いいたします」
このような表現になります。
「赴任」のフレーズを営業マンが正しく使うために
新たな挑戦を表す
「赴任」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、異動の際に
お客様にお知らせする際のメールに
「赴任」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇に赴任することとなりました。」
「おかげさまで多くのご縁をいただき、感謝しております。」
「これからも引き続き、皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や新しい職場での挨拶をする際、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「赴任」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「赴任」を使って
新たな環境での意気込みを
伝えていきましょう。
新しい挑戦を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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