てっきりのお勧め文例20選とNG例
目次
「てっきり」
思い込みや誤解を示す言葉と言えます。
何かの事情で自分の考えが間違っていた時に
「てっきりそうだと思っていましたが、実際は違ったのですね。」
では、この「てっきり」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「てっきり」とは
「確信を持って思い込んでいた様子」を意味し、
自分の誤解や思い込みを
反省する際に使う言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、友人との会話で
「てっきり彼は来ると思っていたのに…」
と話している場面がありました。
今日はこの
「てっきり」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「てっきり」の意味
「てっきり」という言葉は、
ある事柄について確信を持っていたが、
実際にはそうではなかったという状況を示します。
「てっきり」の「てっきり」には、
「確信していた」という意味が含まれています。
「てっきりそう思っていた」というのは、
自分の思い込みや誤解を表現しています。
思い込んでいたことが実際には違っていた場合、
その驚きや戸惑いを文字通りの言葉で
表現した言葉が「てっきり」です。
「てっきり」の使い方
「てっきり」という表現は、
思い込みや誤解を表す際によく使われます。
先述しましたが、
「てっきり」は、
ある事柄について確信を持っていたが、
実際には違ったという状況を示します。
「何かを当然のように思っていたが、
実際にはそうではなかった」という
気持ちを伝える表現となっています。
「てっきり」には驚きを加える
「てっきり」を使う場合、
「そう思っていたのに、実際は違った」といった
驚きの感情と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「てっきり」という表現は、
会話やメール、報告書など様々な場面で
使われています。
相手の意図を誤解していた場合の
謝罪や説明の際に、
後日そのことへのフォローとして「てっきり」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「てっきり」を使った
例文を紹介しておきます。
・「てっきり、○○の件は完了していると思っていました。」
・「先日はてっきり、別の方が来ると思っておりました。」
・「てっきり、締切は来週だと思っていたので、驚きました。」
手紙
「てっきり」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「てっきり」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、てっきりお忙しいと思っておりましたが、ありがとうございました。」
・「このたびはてっきり、別の方が担当されると思っておりました。」
ご連絡
「てっきり」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご連絡」があります。
・「本日は、てっきりご連絡をいただけると思っておりました。」
・「先日は、てっきりお返事をいただけると思っておりました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
誤解を解くためのメールです。
件名:誤解について
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
先日はご多忙の中、
また、てっきり別の件だと思い込んでおりましたことをお詫び申し上げます。
お話しした内容について、
誤解が生じていたことを深く反省しております。
今後はこのようなことがないよう、
注意いたします。
まずはお詫び申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「てっきり」への
返事は誤解を解く
メールなどで「てっきり…」
と送られてきた場合、誤解を解くための
返事として、感謝や理解を示しましょう。
例えば、
「ご指摘いただき、誠にありがとうございます。」
などがあります。
「てっきり」のNG例
本日はてっきりお越しいただけると思っておりました。
てっきりお手伝いをお願いできると思っていました。
てっきりご参加いただけると思っておりましたが…
今日はてっきりお会いできると思っておりました。
先日はてっきりお忙しい中お越しいただけると思っていました。
てっきりお待ちいただけると思っておりました。
このような使い方は誤りです。
「てっきり」は、
相手に対する期待や思い込みを表す言葉ですが、
相手の行動や意向を無視した表現になりがちです。
特に、相手が実際にはそうでない場合、
誤解を招くことがあるため注意が必要です。
相手の状況や気持ちを考慮し、
言葉を選ぶことで、より良いコミュニケーションが図れる
ケースもあるので心掛けてください。
「てっきり」のお勧め文例20選
「てっきり」
お勧め文例を紹介します。
1、「てっきりお越しいただけると思っておりましたが、残念ながらお会いできずに終わりました。」
2、「てっきりご参加いただけると思っていたので、準備を進めておりました。」
3、「てっきりお手伝いをお願いできると思っていたのですが、別の予定が入ってしまったとのこと、理解いたしました。」
4、「てっきりお忙しい中でもお越しいただけると思っておりましたが、無理をなさらないでください。」
5、「てっきりお電話をいただけると思っていたので、待機しておりました。」
6、「本日はてっきりお会いできると思っておりましたが、残念ながらお会いできずに終わりました。」
7、「てっきりお手紙をいただけると思っていたので、楽しみにしておりました。」
8、「先日はてっきりお越しいただけると思っておりましたが、急なご都合でお会いできず残念でした。」
9、「この度はてっきりお手伝いをお願いできると思っておりましたが、他の予定が入ってしまったとのこと、承知いたしました。」
10、「本日はお忙しいところ、またてっきりお越しいただけると思っておりましたが、誠にありがとうございました。」
11、「てっきりお越しいただけると思っておりましたが、無理をなさらないでください。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はてっきりお越しいただけると思っておりましたが、感謝申し上げます。」
13、「本日はてっきりお越しいただけると思っておりましたが、またの機会にお会いできることを楽しみにしております。」
14、「先日はてっきりお越しいただけると思っておりましたが、誠にありがとうございました。」
15、「てっきりこちらまでお出かけいただけると思っておりましたが、無理をなさらないでください。」
16、「先日はてっきりお越しいただけると思っておりましたが、心より感謝申し上げます。」
17、「てっきりお越しいただけると思っておりましたが、感謝の気持ちをお伝えできず残念です。」
18、「本日はてっきりお越しいただけると思っておりましたが、次回はぜひお会いできることを楽しみにしております。」
19、「本日は、急なご都合でてっきりお越しいただけると思っておりましたが、誠にありがとうございました。」
20、「本日はてっきりお越しいただけると思っておりましたが、私たちのためにお時間をいただきまして誠にありがとうございます。」
「てっきり」の類語表現
「てっきり」の
類語表現をあげておきます。
まさか
「てっきり」の類語表現には
「まさか」があります。
「まさか」とは、
予想外の事態に対する驚きを表す言葉で、
主に日常会話で用いられます。
思い込みが外れた時に使われることが多いです。
例えば、
「彼がそんなことをするなんて、まさか思わなかった」
などと使います。
「予想外の結果が出ること」を強調したい場合は、「まさかこんな結果になるとは」と
いう使い方になります。
意外
「てっきり」の類語には
「意外」も当てはまります。
「意外」と同じく、
予想と異なる状況で使われる言葉です。
「彼がそんなに早く帰ってくるとは、意外でした」
このような表現になります。
「てっきり」のフレーズを営業マンが正しく使うために
誤解を解くための言葉を表す
「てっきり」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様とのコミュニケーションで
誤解を招いた際に
「てっきり」の一言を
添えることが多かったです。
「この件についてはてっきりお伝えしたと思っておりました。」
「お手数をおかけしましたが、これで解決できるかと思います。」
「これもお客様のご理解のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
誤解を解消するためのメールを送ったり、
お客様との信頼関係を築いたり、
「てっきり」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「てっきり」を使って
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
誤解を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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