なかったことにのお勧め文例20選とNG例
目次
「なかったことに」
過去の出来事を無かったことにする意図を示す言葉と言えます。
何か問題が発生した際に、関係者に対して
「この件はなかったことにしましょう」と提案することで、
円滑な関係を保とうとする意図が伝わります。
では、この「なかったことに」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「なかったことに」とは
「過去の出来事を無視すること」を意味し、
問題解決や関係修復のための
柔軟な姿勢を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトでトラブルが発生したのですが
チーム内での話し合いの中で、
「この問題はなかったことにして、次に進みましょう」と
意見が出され、スムーズに進行しました。
今日はこの
「なかったことに」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「なかったことに」の意味
何かが起こった後に、その出来事を無かったことにすることを指します。
「なかったことに」の「なかった」には
「存在しなかった」という意味があります。
「なかったことにする」というのは、
過去の出来事を無視したり、取り消したりする様子を示しています。
何か問題が発生した際に、その事実を隠すために
わざわざその出来事を無かったことにする行為に対し、
現実を受け入れずに逃げる姿勢を表現した言葉が「なかったことに」です。
「なかったことに」の使い方
「なかったことに」という表現は、
日常会話やビジネスシーンでよく使われます。
この表現は、
過去の出来事や問題を無かったことにする、
つまり、なかったこととして扱うという意味を持っています。
「何かトラブルがあったが、それを忘れて新たにスタートしよう」という
前向きな気持ちを表す表現となっています。
「なかったことに」には前向きな意図を加える
「なかったことに」を使う場合、
「これからは新たな気持ちで進んでいきましょう」
など、
前向きな言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「なかったことに」という表現は、
会議やメール、報告書など様々な場面で
使われています。
過去の失敗や誤解を解消し、
新たなスタートを切る際の挨拶や
その後の進展についての言及として「なかったことに」
というフレーズが用いられます。
ビジネスシーンにおける
「なかったことに」を使った
例文を紹介しておきます。
・「先日の件はなかったことにし、今後の進展に期待しましょう。」
・「過去の誤解はなかったことにし、今後ともよろしくお願いいたします。」
・「この度の問題はなかったことにし、次に進むことにしましょう。」
手紙
「なかったことに」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「なかったことに」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日はご迷惑をおかけしましたが、これをなかったことにし、今後ともよろしくお願いいたします。」
・「この度の件はなかったことにし、引き続き良い関係を築いていきたいと思います。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
誤解を解消するためのメールです。
件名:誤解について
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
先日はお忙しい中、
誤解を招くような発言をしてしまい、
申し訳ありませんでした。
この件については、なかったことにし、
今後の関係をより良いものにしていきたいと考えております。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「なかったことに」への
返事は理解を示す
メールなどで「なかったことに…」
と送られてきた場合、その意図を理解し、
前向きな返事を述べましょう。
例えば、
「ご配慮いただき、誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。」
などがあります。

「なかったことに」のNG例
本日はなかったことにしていただき誠にありがとうございます。
なかったことにしていただけると助かります。
なかったことにしていただき、おかげさまです。
つかぬことをお伺いしますが、これをなかったことにしてもよろしいでしょうか…
今日はこの件をなかったことにしてお伺いいたしました。
先日はこの件をなかったことにして貴社を訪問させていただき感謝です。
なかったことにしてお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「なかったことに」は、
何か問題があった際にその事実を無かったことにする
という意味合いを持ちます。
しかし、相手に対して無責任な印象を与えたり、
問題を軽視していると受け取られる可能性があるため、
慎重に使うべき言葉です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要であることを理解しておきましょう。

「なかったことに」のお勧め文例20選
「なかったことに」
お勧め文例を紹介します。
1、「なかったことにしていただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「なかったことにしておいていただき、感謝申し上げます。」
3、「なかったことにしていただければ、今後の進行がスムーズになります。」
4、「なかったことにしていただくことで、次のステップに進むことができます。」
5、「この件については、なかったことにしていただき、誠にありがとうございます。」
6、「お手数をおかけしますが、なかったことにしていただけますようお願いいたします。」
7、「本日は、なかったことにしていただき、心より感謝申し上げます。」
8、「先日は、なかったことにしていただき、本当にありがとうございました。」
9、「この度は、なかったことにしていただき恐縮です。感謝の気持ちでいっぱいです。」
10、「本日はお忙しいところ、なかったことにしていただき、誠にありがとうございました。」
11、「なかったことにしていただき、心より感謝申し上げます。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、なかったことにしていただきありがとうございます。」
13、「本日は、なかったことにしていただき、感謝申し上げます。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日は、なかったことにしていただき、誠にありがとうございました。」
15、「なかったことにしていただき、お手数をおかけしましたが、良い方向に進めそうです。」
16、「先日は、なかったことにしていただき、心より感謝申し上げます。」
17、「なかったことにしていただき、感謝の念に堪えません。」
18、「本日は、なかったことにしていただき恐縮です。次回はより良い形でお伺いいたします。」
19、「本日は、なかったことにしていただき、心より感謝申し上げます。お陰様でスムーズに進行できました。」
20、「本日は、なかったことにしていただき、私たちのためにご配慮いただきまして誠にありがとうございます。」

「なかったことに」の類語表現
「なかったことに」の
類語表現をあげておきます。
無かったことにする
「なかったことに」の類語表現には
「無かったことにする」があります。
「無かったことにする」とは、
過去の出来事や問題を意図的に無視することを指し、
主に日常会話やビジネスシーンで用いられます。
状況に応じて使うことができます。
例えば、
「この件は無かったことにして、次に進みましょう」
などと使います。
「過去の問題を解決したい」場合は、「この問題を無かったことにしたいのですが」
という使い方になります。
忘れる
「なかったことに」の類語には
「忘れる」も当てはまります。
「忘れる」と同じく、
過去の出来事を意識的に思い出さないようにすることを表します。
「この出来事は忘れて、新たなスタートを切りましょう」
このような表現になります。
「なかったことに」のフレーズを営業マンが正しく使うために
柔軟な対応を示す
「なかったことに」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様とのトラブルが発生した際に
このフレーズを使うことが多かったです。
「この度はご迷惑をおかけしましたが、全てなかったことにさせていただきます。」
「おかげさまで、問題は解決いたしました。」
「これもお客様のご理解のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との信頼関係を築くために、
「なかったことに」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「なかったことに」を使って
お客様との関係をより良いものにしていきましょう。
柔軟な対応を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

