もったいないのお勧め文例２０選とNG例
目次
「もったいない」
物や時間、資源を大切にする心を示す言葉と言えます。
無駄にすることなく、何かを大切に扱うことが求められる場面で
「もったいない精神を持って、資源を大切にしましょう。」
では、この「もったいない」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「もったいない」とは
「無駄にするのは惜しい」という意味で、
物や時間に対する
感謝と大切さを表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるセミナーに参加したのですが
講師が「もったいないという考え方が大切です。」と
話し始めました。
今日はこの
「もったいない」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「もったいない」の意味
物や時間、資源などを
無駄にすることが惜しまれる様子を示します。
「もったいない」という言葉には
「大切なものを無駄にすることは良くない」
との意味があります。
「もったいない」というのは、
何かを十分に活用しないことや、
その価値を理解していない様子を示しています。
貴重なものを無駄にせず、
大切に扱うことの重要性を
伝えるための言葉が「もったいない」です。
「もったいない」の使い方
「もったいない」という表現は、
日常会話やビジネスシーンでよく使われます。
この言葉は、
「無駄にするのは惜しい」という意味を持ち、
何かを大切に思う気持ちを表現しています。
「資源や時間を無駄にすることは、
それを持っている人にとっても、
社会全体にとっても損失である」という
考え方が根底にあります。
「もったいない」には感謝を加える
「もったいない」を使う場合、
「このような貴重な機会をいただき、もったいないです」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「もったいない」という表現は、
会議やプレゼンテーション、メールなど、
さまざまな場面で使われています。
特に、相手の時間や労力を無駄にしないように
心掛ける姿勢を示す際に用いられます。
ビジネスシーンにおける
「もったいない」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は貴重なお時間をいただき、もったいない限りです。」
・「先日は貴重なご意見をいただき、もったいないと思いました。」
・「このような素晴らしい機会をいただき、もったいない気持ちでいっぱいです。」
手紙
「もったいない」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「もったいない」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、貴重なお時間をいただき、もったいないと思っております。」
・「このたびは貴重なご指導をいただき、もったいない気持ちでいっぱいです。」
ご提案
「もったいない」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「本日は、貴重なご提案をいただき、もったいないと思いました。」
・「先日は、もったいないご提案をいただき、心より感謝申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
ご提案のお礼のメールです。
件名：ご提案のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
このたびは貴重なお時間をいただき、
また、もったいないご提案をいただき、
誠にありがとうございます。
ご提案内容については、社内で慎重に検討し、
今後の方針に活かさせていただきます。
心よりお礼申し上げます。
まずはご提案のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「もったいない」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「もったいない…」
と送られてきた場合、相手の気遣いに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「もったいない」のNG例
本日はもったいないお時間をいただき誠にありがとうございます。
もったいないお引き立てにあずかりまして光栄です。
もったいないおかげさまです。
もったいないことをお伺いしますが…
今日はもったいないお時間をいただきました。
先日はもったいないお時間をいただき感謝です。
もったいないお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「もったいない」は、
相手に対して過剰な感謝や恐縮の気持ちを表す言葉ですが、
使い方によっては相手に負担を感じさせることがあります。
特に「もったいない」という言葉は、
相手の行動や時間を無駄にしているという印象を与えることがあるため、
注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、
適切な表現を心がけましょう。
「もったいない」のお勧め文例２０選
「もったいない」
お勧め文例を紹介します。
１、「もったいないと思いつつ、ぜひお越しいただければ幸いです。」
２、「もったいないお時間をいただき、心より感謝申し上げます。」
３、「もったいないご足労をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」
４、「この度はもったいないお時間をいただき、誠にありがとうございます。」
５、「遠方よりもったいないお越しいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」
６、「本日はもったいないお時間をいただくことになりますが、どうぞご容赦ください。」
７、「本日はもったいないお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
８、「先日はもったいないお時間をいただき、本当にありがとうございました。」
９、「この度はもったいないお時間をいただき、心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、またもったいないお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「もったいないお時間をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はもったいないお時間をいただき、ありがとうございます。」
１３、「本日はもったいないお時間をいただき、ありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
１４、「先日はもったいないお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「もったいないお時間をいただきお手数おかけしましたが、貴重なご意見を伺えて良かったです。」
１６、「先日はもったいないお時間をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「もったいないお時間をいただき、弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日はもったいないお時間をいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、もったいないお時間をいただき、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。」
２０、「本日はもったいないお時間をいただき、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「もったいない」の類語表現
「もったいない」の
類語表現をあげておきます。
惜しい
「もったいない」の類語表現には
「惜しい」があります。
「惜しい」とは、
何かを失うことが残念である
という意味を持ち、
主に物事の機会や資源を無駄にすることに対して使われます。
例えば、
「このチャンスを逃すのは惜しいです」
などと使います。
「もっと活用したい」と思う場合は、「この資源を惜しまずに使いたいのですが」
という使い方になります。
無駄
「もったいない」の類語には
「無駄」も当てはまります。
「もったいない」と同じく、
何かを無駄にすることに対して使われる言葉です。
「この食材を無駄にするのはもったいないですね」
このような表現になります。
「もったいない」のフレーズを営業マンが正しく使うために
大切なものを無駄にしない気持ちを表す
「もったいない」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との商談で
貴重な時間をいただいた際に
「もったいない」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで有意義なご提案ができました。」
「これもお客様のもったいないお心遣いのおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お礼のメールやフォローアップの際に、
お客様への感謝の気持ちを込めたり、
「もったいない」を自然と使えると、
誠実で思いやりのある印象を持たれるでしょう。
是非、「もったいない」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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