不信感のお勧め文例20選とNG例




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「不信感」
信頼関係の構築において重要なキーワードと言えます。


ビジネスの場で相手に対して信頼を寄せることが求められる中、
「不信感が生まれてしまった場合、今後の関係に影響を及ぼす可能性があります。」

では、この「不信感」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「不信感」とは
「相手に対する信頼が欠けている状態」を意味し、

人間関係やビジネスにおいて
信頼を損なう要因となる言葉です。

ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人としても是非とも
理解しておきたい概念です。

先日、あるプロジェクトの進行中に
チーム内でのコミュニケーション不足が原因で、
「不信感が生まれてしまった」との報告がありました。

その後、チームミーティングで
「この不信感を解消するために…」
という話し合いが行われました。

今日はこの
「不信感」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「不信感」の意味

人や物事に対して
疑念や懸念を抱くことを指します。

「不信感」の「不信」には
「信じることができない」という
意味があります。

「不信感を抱く」というのは、
相手の言動や状況に対して
疑いを持つ様子を示しています。

信頼関係が揺らいでいる中で
相手に対して慎重になることは、

心の中の葛藤や不安を
表現した言葉が「不信感」です。

「不信感」の使い方

「不信感」という表現は、
人間関係やビジネスシーンでよく使われます。

先述しましたが、
「不信感」とは、
相手や状況に対して信頼を持てない気持ちを指します。

「相手の言動や行動に疑念を抱き、信じることができない」という
心理状態を表す言葉となっています。

「不信感」を表現する際の注意点

「不信感」を使う場合、
「このような状況では不信感を抱かざるを得ません」といった
具体的な理由を添えることが重要です。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「不信感」という表現は、

会議やメール、報告書など様々な場面で
使われています。
特に、信頼関係が損なわれた場合の
コミュニケーションにおいて重要な要素となります。

ビジネスシーンにおける
「不信感」を使った
例文を紹介しておきます。

・「最近の対応に対して不信感を抱いております。」
・「この問題が解決しない限り、不信感は拭えません。」
・「不信感を持たれないよう、透明性のある対応を心掛けます。」

手紙

「不信感」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「不信感」を
使った例文を紹介しておきます。

・「最近の状況に対して不信感を抱いており、改善を求めます。」
・「このたびの件については、不信感を持たざるを得ませんでした。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
不信感を伝えるメールです。

件名:信頼関係についての懸念

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

最近のやり取りにおいて、
いくつかの点で不信感を抱いております。

具体的には、
先日の契約内容に関する説明が不十分であったため、
今後の関係に影響を及ぼす可能性があると考えています。

この問題について、早急にご対応いただけますようお願い申し上げます。

まずは、私の懸念をお伝えいたします。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「不信感」に対する返事は誠意を持って
信頼回復に努める

メールなどで「不信感…」
と送られてきた場合、
誠意を持って信頼回復に努める姿勢を示しましょう。

例えば、
「ご指摘いただき、誠にありがとうございます。改善に努めます。」
などがあります。

「不信感」のNG例

本日は不信感を抱かせてしまい誠に申し訳ありません。
不信感を持たれている中お引き立てにあずかりまして光栄です。
不信感を抱かせてしまったこと、お詫び申し上げます。
今日は不信感を持たれている中お伺いいたしました。
先日は不信感を抱かせてしまい、貴社を訪問させていただき感謝です。
不信感を持たれている中お待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「不信感」は、
相手との信頼関係が損なわれていることを示す言葉です。

しかし、「不信感」を強調することで、
相手に余計な不安や疑念を与える可能性があります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。

「不信感」のお勧め文例20選

「不信感」
お勧め文例を紹介します。

1、「不信感を抱かせてしまい申し訳ありませんが、誠心誠意対応させていただきます。」

2、「不信感を解消するために、私たちの取り組みをぜひご覧いただければと思います。」

3、「不信感を持たれていることを重く受け止め、改善に努めます。」

4、「不信感を与えてしまったことをお詫び申し上げます。信頼回復に向けて努力いたします。」

5、「お客様の抱える不信感に対して、真摯に向き合っていく所存です。」

6、「私たちの行動が不信感を招いてしまったことを反省し、今後の改善に努めます。」

7、「この度は不信感を抱かせてしまい、心よりお詫び申し上げます。」

8、「お客様の不信感を払拭するために、透明性のある情報提供を心掛けます。」

9、「私たちの誠意をもって、不信感を少しでも和らげられるよう努力いたします。」

10、「不信感を持たれていることを理解し、丁寧にご説明させていただきます。」

11、「お客様の不信感を解消するために、具体的な改善策をお伝えいたします。」

12、「私たちの行動が引き起こした不信感に対し、真摯に受け止めております。」

13、「今後は不信感を抱かせないよう、より一層の努力をしてまいります。」

14、「お客様の不信感を軽減するために、定期的な報告を行うことをお約束します。」

15、「この度の件で生じた不信感を払拭するため、全力で取り組んでまいります。」

16、「お客様の不信感を真摯に受け止め、改善に向けた具体的な行動をお約束します。」

17、「私たちの誠意をもって、不信感を少しでも和らげられるよう努めます。」

18、「お客様の抱える不信感に対して、真摯に向き合っていく所存です。」

19、「この度は、不信感を抱かせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。」

20、「私たちのために、不信感を抱かせてしまったことを心よりお詫び申し上げます。」

「不信感」の類語表現

「不信感」の
類語表現をあげておきます。

疑念

「不信感」の類語表現には
「疑念」があります。

「疑念」とは、
相手や物事に対して疑いを持つことを指し、

主に人間関係やビジネスシーンで用いられます。
信頼が揺らいでいる状況で使われることが多いです。

例えば、
「彼の言葉には疑念を抱かざるを得ませんでした」
などと使います。

「信じたいが、疑念が消えない」という使い方もあります。

不信

「不信感」の類語には
「不信」も当てはまります。

「不信」とは、
相手に対して信じられない気持ちを表し、

信頼関係が崩れている状況で使われる言葉です。

「彼に対する不信が募る一方です」というように、
感情の高まりを表現する際に使われます。

「不信感」のフレーズを営業マンが正しく使うために

信頼関係を築くための重要な要素
「不信感」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様との関係が
ぎくしゃくした際に

「不信感」の一言を
意識することが多かったです。

「この度はご提案に対してご不安をお持ちのようで、誠に申し訳ありません。」
「お客様のご意見を真摯に受け止め、信頼回復に努めます。」
「これもお客様の不信感を解消するための努力の一環と考えております… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様とのコミュニケーションを大切にし、
信頼を築くために

「不信感」を意識して対話を進めることで、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。

是非、「不信感」を理解し、
お客様との関係をより良いものに
していきましょう。

信頼を言葉にすることで
あなたの営業成績が大きく向上します。



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