付与のお勧め文例20選とNG例




この記事を書いた人

使える「ビジネス敬語.com」編集チーム

月間40万PVを越えるビジネスパーソン向けメディア。日々のビジネスシーンなど、あらゆるシーンで、是非ともご活用ください。



「付与」
特定の権利や特典を与える行為を指します。


新たに契約を結んだ顧客に対して
「この度は特別な特典を付与させていただきます。」

では、この「付与」は
どのような意味を持ち、
どのように使われる言葉なのでしょうか。

「付与」とは
「与えること」を意味し、

特定の条件を満たした人に対する
感謝や特別扱いを表す言葉です。

ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人としても是非とも
理解しておきたいフレーズです。

先日、あるセミナーに参加した際、
特別なサービスが提供されました。

その際の挨拶で
「本日は特別な特典を付与させていただきます…」
と話が始まりました。

今日はこの
「付与」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「付与」の意味

何かを与えることや、特定の権利や特典を与える行為を指します。

「付与」という言葉には、
「与える」という基本的な意味が含まれています。

「付与される」というのは、
特定の条件や状況に基づいて、
何かが与えられることを示しています。

特典や権利を受け取ることによって、
その人の状況や立場が向上することを意味し、

新たな機会や価値を提供する行為が「付与」です。

「付与」の使い方

「付与」という表現は、
特定の権利や特典を与える際に使われます。

先述しましたが、
「付与」という言葉は、
何かを与える行為を指します。

「特定の条件を満たした場合に、
その人に特典や権利が与えられる」という意味合いを
含んでいます。

「付与」には具体的な内容を加える

「付与」を使う場合、
「特典を付与させていただきます」
など、
具体的な内容と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「付与」という表現は、

契約書や通知、メールなど様々な場面で
使われています。
特定の条件を満たした顧客に対しての
特典付与の際や、

新しい権利を付与する際の通知などで
「付与」というフレーズが用いられます。

ビジネスシーンにおける
「付与」を使った
例文を紹介しておきます。

・「この度、特別なポイントを付与させていただきます。」
・「契約に基づき、権利を付与いたしますのでご確認ください。」
・「ご利用いただきありがとうございます。次回のご利用時に特典を付与いたします。」

手紙

「付与」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「付与」を
使った例文を紹介しておきます。

・「この度は、特典を付与させていただき、誠にありがとうございます。」
・「ご契約いただきましたお客様には、特別な権利を付与いたします。」

ご案内

「付与」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご案内」があります。

・「この度、特典を付与することとなりましたので、ご案内申し上げます。」
・「新しいサービスに関して、特典を付与いたしますのでご確認ください。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
特典付与の案内メールです。

件名:特典付与のご案内

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

この度は、弊社サービスをご利用いただき、
誠にありがとうございます。

お客様には特別な特典を付与させていただきますので、
ぜひご利用ください。

詳細については、添付の資料をご確認いただければ幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「付与」に対する返事は感謝を述べる

メールなどで「特典を付与…」
と送られてきた場合、その特典に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「この度は特典を付与いただき、誠にありがとうございます。」
などがあります。

「付与」のNG例

本日は付与の件についてお時間をいただき誠にありがとうございます。
付与の件でお引き立てにあずかりまして光栄です。
付与の件でおかげさまです。
今日は付与の件でつかぬことをお伺いしますが…
今日は付与の件でお伺いいたしました。
先日は付与の件で貴社を訪問させていただき感謝です。
付与の件でお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「付与」は、
特定の権利や特典を与えることを指しますが、
その使い方によっては誤解を招くことがあります。

特に、相手に対して一方的に何かを与える印象を与えると、
不快に思われることもあるため、
言葉を選ぶことが重要です。

相手に配慮した表現を心がけることで、
円滑なコミュニケーションを図ることができる
ケースもあるので注意して下さい。

「付与」のお勧め文例20選

「付与」
お勧め文例を紹介します。

1、「付与された特典について、詳しくご説明させていただきます。」

2、「この度は、付与されたポイントをぜひご利用ください。」

3、「お客様に付与されたクーポンをお持ちいただければ、割引が適用されます。」

4、「ご利用いただいたお礼として、特別に付与させていただきます。」

5、「新規ご登録の方には、付与されたボーナスがございます。」

6、「お手続きが完了次第、特典が付与されますので、しばらくお待ちください。」

7、「本日は、付与された特典をお楽しみいただければ幸いです。」

8、「先日は、付与されたサービスをご利用いただき、誠にありがとうございました。」

9、「この度は、付与された特典に関してご案内申し上げます。」

10、「お忙しい中、付与された特典をご利用いただき、感謝申し上げます。」

11、「付与された特典についてのご質問があれば、お気軽にお知らせください。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、付与された特典をお楽しみください。」

13、「本日は、付与された特典をお持ち帰りいただき、ありがとうございました。」

14、「先日は、付与された特典をお楽しみいただき、誠にありがとうございました。」

15、「付与された特典を通じて、より良いサービスを提供できるよう努めてまいります。」

16、「先日は、付与された特典にご参加いただき、心より感謝申し上げます。」

17、「付与された特典をぜひご活用いただき、より良い体験をお楽しみください。」

18、「本日は、付与された特典をお持ちいただき、誠にありがとうございます。」

19、「この度は、付与された特典にご参加いただき、心より感謝申し上げます。」

20、「本日は、付与された特典をお楽しみいただき、誠にありがとうございます。」

「付与」の類語表現

「付与」の
類語表現をあげておきます。

授与

「付与」の類語表現には
「授与」があります。

「授与」とは、
特定の権利や資格を与えることを指し、

主に公式な場面で用いられます。
特に、賞や称号を与える際に使われることが多いです。

例えば、
「この度、優秀賞を授与させていただきます」
などと使います。

「特別な権利を与えたい」場合は、「特別な権利を授与したいのですが」
という使い方になります。

付与権

「付与」の類語には
「付与権」も当てはまります。

「付与権」とは、
特定の権利を与える権限を指し、

法律や契約に基づいて使用される言葉です。

「この契約に基づき、付与権を行使させていただきます」
このような表現になります。

「付与」のフレーズを営業マンが正しく使うために

深い感謝の気持ちを表す
「付与」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様から
特別なサポートをいただいた際のお礼状に

「付与」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は〇〇様からのご支援をいただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。」
「これも石川様の付与のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、

「付与」を自然と使えると、
律儀で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。

是非、「付与」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



【スポンサードリンク】


~グループサイト~

■使えるビジネス敬語.com
https://topsales.link/

■意外と知らない英会話
https://eigo.portal.jp.net/

■生年月日占い 生まれたひ
https://portal.jp.net/

■知らない電話リサーチ
https://number.portal.jp.net/

■ネットトラブルポータル
https://net-trouble.portal.jp.net/

■生命保険ナイショの話
https://www.irish-law.org/

 


覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
油を売る
ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
承知いたしました
善処します
ちなみに
当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
申し上げます
お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します