全員のお勧め文例20選とNG例




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「全員」
チームの一体感を示す言葉と言えます。


プロジェクトに参加しているメンバー全員に対して
「全員が集まっていただきましてありがとうございます。」

では、この「全員」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「全員」とは
「すべての人」を意味し、

チームメンバーに対する
感謝と連帯感を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある会議に参加したのですが
多くのメンバーが集まっていました。

オープニングの挨拶で
「本日は全員が揃って…」
で議論がスタートしていきました。

今日はこの
「全員」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「全員」の意味

特定のグループや集団に属する
すべての人を指します。

「全員」という言葉には
「その場にいる全ての人々」
との意味があります。

「全員が参加する」というのは、
そのグループのメンバー全てが
関与している様子を示しています。

全てのメンバーが集まって
一緒に活動することの重要性を

強調する言葉が「全員」です。

「全員」の使い方

「全員」という表現は、
特定の集団やグループに属するすべての人を指す言葉として使われます。

先述しましたが、
また、「全員」という表現は、
その集団の中にいる全てのメンバーを含むことを示します。

「会議に参加するメンバー全員が意見を述べることが求められる」
というように、
特定の状況において全ての人に対する期待や義務を表す表現となっています。

「全員」には共通の目的を加える

「全員」を使う場合、
「全員が協力してプロジェクトを成功させましょう」
など、
共通の目的や目標と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「全員」という表現は、

会議やプレゼンテーション、チームの活動など、様々な場面で
使われています。
全員が参加することが求められる場合の
挨拶や指示として、

後日そのことへの確認やお礼の言葉として「全員」
というフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「全員」を使った
例文を紹介しておきます。

・「本日は全員が集まっていただき、大変感謝しております。」
・「先日は全員でのミーティングにご参加いただき、誠にありがとうございました。」
・「全員が協力してプロジェクトを進めていきましょう。」

手紙

「全員」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「全員」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日は、全員での会議にご参加いただきましてありがとうございます。」
・「このたびは全員が集まる機会を設けていただき、誠にありがとうございました。」

ご参加

「全員」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご参加」があります。

・「本日は、全員がご参加いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、全員でのイベントにご参加いただきありがとうございました。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
会議お礼のメールです。

件名:会議のお礼

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

本日はご多忙にもかかわらず
また、全員が集まっていただき、
誠にありがとうございます。

会議の場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。

中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。

まずは会議のお礼を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「全員」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「全員が集まっていただき…」
と送られてきた場合、労りに対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「全員」のNG例

本日は全員にお集まりいただき誠にありがとうございます。
全員のおかげでこのイベントが成功しました。
全員のご協力に感謝いたします。
全員にお伺いしたいことがありますが…
今日は全員にお越しいただきました。
先日は全員にお時間をいただき感謝です。
全員をお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「全員」は、
特定の集団やグループを指す言葉ですが、
場合によっては個々の存在を無視する印象を与えることがあります。

特に、
「全員」という表現が「全ての人」という意味合いで使われると、
個々の意見や感情が軽視されていると感じる人もいます。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を工夫した方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。

「全員」のお勧め文例20選

「全員」
お勧め文例を紹介します。

1、「全員にお集まりいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

2、「全員にご参加いただきありがとうございます。さっそく会議を始めさせていただきます。」

3、「全員にお越しいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にお集まりくださいませ。」

4、「全員にご足労いただきますが、会場までお出かけいただきますと幸いです。」

5、「遠方より全員お越しいただき誠にありがとうございます。」

6、「当日は悪天候が予想されるため全員にお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日は全員にご足労いただきありがとうございました。」

8、「先日は全員に本当にありがとうございました。」

9、「この度は全員に弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また全員お出かけいただき、誠にありがとうございました。」

11、「全員にご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は全員に弊社までお越しいただきありがとうございます。」

13、「本日は全員にお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日は全員に弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」

15、「全員こちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」

16、「先日は全員、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「全員弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」

18、「本日は全員にお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、雨で全員を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」

20、「本日は全員、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「全員」の類語表現

「全員」の
類語表現をあげておきます。

皆さん

「全員」の類語表現には
「皆さん」があります。

「皆さん」とは、
特定のグループに属する人々を指し、

主にカジュアルな場面で用いられます。
多くの人に対して親しみを込めて呼びかける際に使われます。

例えば、
「皆さん、今日は集まっていただきありがとうございます」
などと使います。

「参加してほしい」ことを願う場合は、「皆さんに来ていただきたいのですが」
という使い方になります。

全ての方

「全員」の類語には
「全ての方」も当てはまります。

「全員」と同じく、
特定の集団全体を指す言葉です。

「本日は全ての方にお越しいただき、感謝申し上げます」
このような表現になります。

「全員」のフレーズを営業マンが正しく使うために

チームの一体感を表す
「全員」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、プロジェクトの成功を
チーム全体で祝う際に

「全員」の一言を
添えることが多かったです。

「この度はプロジェクトが無事に成功し、全員の努力が実を結びました。」
「おかげさまで、全員が一丸となって取り組んだ結果、素晴らしい成果を上げることができました。」
「これも皆様の全員の力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

チームの成果を報告したり、
感謝の気持ちを込めたり、

「全員」を自然と使えると、
協力的で団結力のある印象を持たれるでしょう。

是非、「全員」を使って
共に頑張った仲間に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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