同時にのお勧め文例20選とNG例
目次
「同時に」
複数の事柄を同時に行うことを示す言葉と言えます。
会議中に複数のプロジェクトについて話し合う際に
「同時に、各プロジェクトの進捗状況を確認しましょう。」
では、この「同時に」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「同時に」とは
「同じ時間に」という意味で、
複数の事柄を一緒に進めることを表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
日常生活でも是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの進行会議に参加したのですが
多くの議題があったため、
冒頭の挨拶で
「本日は同時にいくつかのテーマについて…」
で議論が始まりました。
今日はこの
「同時に」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「同時に」の意味
複数の事柄が同時に進行することを指します。
「同時に」という言葉には、
「二つ以上の事が同じ時間に起こる」
との意味があります。
「同時に」というのは、
異なる出来事や行動が重なり合っている様子を示しています。
異なる活動が同時に行われる中で、
それぞれの重要性や影響を考慮することが求められます。
このように、複数の要素が絡み合う状況において、
その複雑さを理解し、調和を図ることが「同時に」の本質です。
「同時に」の使い方
「同時に」という表現は、
複数の事柄が同時に起こることを示す際に使われます。
先述しましたが、
また、「同時に」という表現は、
異なる事象が同時に進行していることを強調します。
「二つのイベントが同時に行われている」
という状況を説明する際に、
相手にその状況を理解してもらうための表現となっています。
「同時に」には関連性を加える
「同時に」を使う場合、
「このプロジェクトを進めながら、同時に新しいアイデアを考えています」
など、
関連する事柄を一緒に述べることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「同時に」という表現は、
会議やプレゼンテーション、メールなど様々な場面で
使われています。
複数のタスクを同時に進める必要がある場合の
説明や、
プロジェクトの進行状況を報告する際に「同時に」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「同時に」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は、同時に二つのプロジェクトの進捗を報告いたします。」
・「先週の会議では、同時に新しい戦略についても議論しました。」
・「このタスクを進める際、同時にリスク管理も行う必要があります。」
手紙
「同時に」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「同時に」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、同時に新しい提案をお送りいたします。」
・「先日はお忙しい中、同時にお時間をいただきありがとうございました。」
ご提案
「同時に」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「本日は、同時に新しいご提案をさせていただきます。」
・「先日は、同時に貴重なご意見をいただきありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
プロジェクト進捗報告のメールです。
件名:プロジェクト進捗のご報告
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
本日は、同時に進行中のプロジェクトについて
ご報告させていただきます。
現在、プロジェクトAとプロジェクトBが
順調に進んでおり、
それぞれの進捗状況について
詳細をお伝えいたします。
今後とも、同時に新しいアイデアを取り入れながら
進めてまいりますので、
引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
まずは進捗のご報告を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「同時に」への
返事は進捗を確認する
メールなどで「同時に…」
と送られてきた場合、進捗に対する確認や感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なご報告をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「同時に」のNG例
本日は同時にお越しいただき誠にありがとうございます。
同時にお引き立てにあずかりまして光栄です。
同時におかげさまです。
同時にお伺いしますが…
今日は同時にお伺いいたしました。
先日は同時に貴社を訪問させていただき感謝です。
同時にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「同時に」は、
複数の事柄が同時に行われることを示す言葉ですが、
文脈によっては混乱を招くことがあります。
特に、相手に対して一度に多くのことを求める印象を与え、
負担に感じさせる可能性があるため、
使い方には注意が必要です。
相手に配慮した表現を心がけることで、
円滑なコミュニケーションを図ることができる
ケースもあるので、意識してみてください。
「同時に」のお勧め文例20選
「同時に」
お勧め文例を紹介します。
1、「同時にお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「同時にご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「同時にお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
4、「同時にご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
5、「遠方より同時にお越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため同時にお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は同時にご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日は同時に本当にありがとうございました。」
9、「この度は同時に弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また同時にお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「同時にご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は同時に弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は同時にお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は同時に弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「同時にこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は同時に、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「同時に弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は同時にお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で同時に、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は同時に、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「同時に」の類語表現
「同時に」の
類語表現をあげておきます。
同時発生
「同時に」の類語表現には
「同時発生」があります。
「同時発生」とは、
二つ以上の事象が同時に起こることを指し、
主に科学や技術の分野で用いられます。
例えば、
「この現象は、温度上昇と同時発生します」
などと使います。
「同時に起こる」ことを強調したい場合は、「この二つの事象は同時発生することが重要です」といった使い方になります。
同時進行
「同時に」の類語には
「同時進行」も当てはまります。
「同時進行」とは、
複数の作業やプロジェクトが同時に進められることを意味します。
「このプロジェクトは、他の案件と同時進行で進めています」
このような表現になります。
「同時に」のフレーズを営業マンが正しく使うために
複数の事柄を同時に行うことを表す
「同時に」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、顧客との打ち合わせで
複数の提案を行う際に
「同時に」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様とのお打ち合わせにお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで、いくつかのプロジェクトを同時に進めることができました。」
「これも皆様のご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新しい提案を行ったり、
お客様へ進捗を報告したり、
「同時に」を自然と使えると、
効率的で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「同時に」を使って
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
効果的な言葉を使うことで
あなたの印象が大きくアップします。
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