垣間見るのお勧め文例20選とNG例




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「垣間見る」
物事の一端を知るための表現と言えます。


何か特別な出来事に遭遇した際に、
「その瞬間に垣間見ることができた」と言うことで、
その出来事の一部を感じ取ったことを表現します。

では、この「垣間見る」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「垣間見る」とは
「一瞬のうちに見ること」を意味し、

物事の全体像ではなく
一部分を捉えることを表す言葉です。

ビジネスマンというより
日常生活の中でも是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、友人と美術館に行ったのですが、
展示の中で一つの作品に目を奪われ、
その瞬間に「その作品の美しさを垣間見ることができた」と感じました。

今日はこの
「垣間見る」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「垣間見る」の意味

何かの一部をちらりと
見ることを指します。

「垣間見る」の「垣間」には
「隙間から見る」
との意味があります。

「垣間見る」というのは、
全体を見渡すことができず、
一部分だけを観察する様子を示しています。

何かの全貌を知ることができない中で、
ほんの少しの情報を得た相手に対し、

その瞬間の発見や驚きを文字通りの言葉で
表現した言葉が「垣間見る」です。

「垣間見る」の使い方

「垣間見る」という表現は、
何かを一瞬だけ見る、または感じることを指します。

先述しましたが、
「垣間見る」という言葉は、
物事の一部をちらりと見ることを意味します。

「普段は見えない部分を少しだけ覗き見る」
というニュアンスを含んでおり、
特別な瞬間や状況を表現する際に使われます。

「垣間見る」には感情を加える

「垣間見る」を使う場合、
「その瞬間に心が動かされました」
など、
感情を伴った言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「垣間見る」という表現は、

プレゼンテーションや会議、報告書など様々な場面で
使われています。
特に、
新しいプロジェクトやアイデアの一端を示す際に、

「このデータからは、未来の可能性を垣間見ることができます」といった形で
使われることが多いです。

ビジネスシーンにおける
「垣間見る」を使った
例文を紹介しておきます。

・「この分析から、顧客のニーズを垣間見ることができました。」
・「先日の会議では、今後の戦略の一端を垣間見ることができ、非常に有意義でした。」
・「このプロジェクトを通じて、業界のトレンドを垣間見ることができました。」

手紙

「垣間見る」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「垣間見る」を
使った例文を紹介しておきます。

・「このたびのプロジェクトを通じて、貴社のビジョンを垣間見ることができ、感銘を受けました。」
・「先日はお忙しい中、貴重なお話を伺い、未来の展望を垣間見ることができました。」

ご提案

「垣間見る」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。

・「本日は、貴社のご提案を通じて、業界の動向を垣間見ることができました。」
・「先日は、貴社の新しい取り組みを垣間見る機会をいただき、ありがとうございました。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
提案に対するお礼のメールです。

件名:ご提案のお礼

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

先日は貴重なお時間をいただき、
また、貴社の新しい取り組みを垣間見る機会をいただき
誠にありがとうございました。

お話の中で、今後の方向性についてのヒントを得ることができ、
非常に参考になりました。
心より感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「垣間見る」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「垣間見る…」
と送られてきた場合、その瞬間に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお話を伺い、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「垣間見る」のNG例

本日は垣間見る機会をいただき誠にありがとうございます。
垣間見ることができて光栄です。
垣間見ることができたおかげさまです。
つかぬことをお伺いしますが、垣間見ることは可能でしょうか…
今日は垣間見るためにお伺いいたしました。
先日は垣間見る機会をいただき感謝です。
垣間見ることができるまでお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「垣間見る」は、
何かを少しだけ見ることを指す言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して軽視している印象を与えることがあります。

また、「垣間見る」が「隙間から見る」という意味を持つため、
プライバシーを侵害するようなニュアンスを連想させることもあります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので、注意してください。

「垣間見る」のお勧め文例20選

「垣間見る」
お勧め文例を紹介します。

1、「垣間見ることができた貴重な機会に感謝いたします。」

2、「垣間見ることができたお話を、ぜひ皆様にも共有したいと思います。」

3、「このプロジェクトを通じて、垣間見ることができた新たな視点を大切にしていきます。」

4、「皆様のご協力により、垣間見ることができた成果に心より感謝申し上げます。」

5、「この経験を通じて、垣間見ることができた成長を実感しています。」

6、「今回のイベントで、垣間見ることができた皆様の熱意に感動しました。」

7、「垣間見ることができた貴重な情報を、今後の参考にさせていただきます。」

8、「この機会に、垣間見ることができた新しいアイデアを実現していきたいと思います。」

9、「垣間見ることができた皆様のご意見を、今後の改善に活かしていきます。」

10、「本日は、垣間見ることができた貴重な体験を共有できて嬉しく思います。」

11、「垣間見ることができた現場の状況を、しっかりと把握しておきます。」

12、「皆様のご協力により、垣間見ることができた成果に感謝いたします。」

13、「このプロジェクトを通じて、垣間見ることができた新たな可能性を探っていきます。」

14、「垣間見ることができた皆様の努力に、心から敬意を表します。」

15、「この機会に、垣間見ることができた新しい視点を大切にしていきたいと思います。」

16、「垣間見ることができた貴重な経験を、今後の活動に活かしていきます。」

17、「本日は、垣間見ることができた皆様の情熱に触れることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。」

18、「この度の経験を通じて、垣間見ることができた新たな挑戦を楽しみにしています。」

19、「垣間見ることができた皆様の取り組みを、今後の参考にさせていただきます。」

20、「本日は、垣間見ることができた貴重な機会に感謝申し上げます。」

「垣間見る」の類語表現

「垣間見る」の
類語表現をあげておきます。

覗き見る

「垣間見る」の類語表現には
「覗き見る」があります。

「覗き見る」とは、
何かを隙間から見ることを指し、

主に好奇心や興味を持っている状況で用いられます。
特に、何かの一部を見たり、状況を探る際に使われます。

例えば、
「彼の仕事の様子を覗き見ることができて、興味深かったです」
などと使います。

「もっと知りたい」という気持ちを表す場合は、「その裏側を覗き見たいのですが」
という使い方になります。

ちらりと見る

「垣間見る」の類語には
「ちらりと見る」も当てはまります。

「ちらりと見る」とは、
一瞬だけ見ることを意味し、

何かをじっくり見るのではなく、短い時間での観察を表現します。

「彼女の表情をちらりと見て、何かを感じ取りました」
このような表現になります。

「垣間見る」のフレーズを営業マンが正しく使うために

深い洞察を表す
「垣間見る」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様との会話の中で
相手のニーズを
垣間見ることが重要だと感じていました。

「この度は〇〇様とお話しできて、非常に有意義でした。」
「お話の中で、貴社のニーズを垣間見ることができました。」
「これを基に、より良い提案をさせていただきます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様との信頼関係を築くためには、
「垣間見る」を自然と使えると、
相手に対する理解が深い印象を持たれるでしょう。

是非、「垣間見る」を使って
お客様の真のニーズを
理解する努力をしていきましょう。

相手の気持ちを言葉にすることで
あなたの信頼度が大きくアップします。



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