帰りますのお勧め文例20選とNG例




この記事を書いた人

使える「ビジネス敬語.com」編集チーム

月間40万PVを越えるビジネスパーソン向けメディア。日々のビジネスシーンなど、あらゆるシーンで、是非ともご活用ください。



「帰ります」
別れの挨拶として使われる言葉と言えます。


訪問先での会話が終わり、帰る際に
「帰ります」と一言伝えることで、相手に自分の意向を明確に示すことができます。

では、この「帰ります」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「帰ります」とは
「自宅や元の場所に戻ること」を意味し、

相手に対する
別れの挨拶を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、友人との食事会が終わった際に
「そろそろ帰ります」と言ったところ、
自然な流れで会話が締めくくられました。

今日はこの
「帰ります」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「帰ります」の意味

帰るという行為は、
自宅や目的地に戻ることを指します。

「帰ります」の「帰る」には、
「元の場所に戻る」
との意味があります。

「帰ります」というのは、
その場を離れ、次の目的地へ向かう意志を示しています。

帰ることを決めた際には、
その場での時間を大切にしつつ、

新たな場所へ向かう準備を整えることを表現した言葉が「帰ります」です。

「帰ります」の使い方

「帰ります」という表現は、
日常的な挨拶や別れの言葉として使われます。

この言葉は、
自分がその場を離れ、元の場所に戻ることを示しています。

「仕事や用事を終えて、家に帰る」という意味合いを持ち、
相手に対して自分の行動を伝える際に用いられます。

「帰ります」には感謝の気持ちを加える

「帰ります」を使う場合、
「お世話になりました」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「帰ります」という表現は、

会議や打ち合わせの後、
その場を離れる際の挨拶として使われます。

また、
メールや手紙でのやり取りの中でも、
「帰ります」というフレーズを使うことがあります。

ビジネスシーンにおける
「帰ります」を使った
例文を紹介しておきます。

・「本日はお世話になりました。これから帰ります。」
・「先日は貴重なお時間をいただき、帰ります際に感謝申し上げます。」
・「本日はお忙しい中お集まりいただき、帰りますことをお許しください。」

手紙

「帰ります」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「帰ります」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日はお世話になりました。帰ります前にお礼を申し上げます。」
・「このたびはお世話になり、帰ります際に感謝の気持ちをお伝えします。」

ご帰宅

「帰ります」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご帰宅」があります。

・「本日はお世話になりました。これからご帰宅いたします。」
・「先日はお世話になり、帰ります際にご帰宅の安全をお祈り申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
会議後のお礼のメールです。

件名:会議のお礼

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

本日はご多忙の中、
また、帰ります際にお時間をいただき、
誠にありがとうございました。

会議では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。

中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。

まずは会議のお礼を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「帰ります」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「帰ります…」
と送られてきた場合、
その行動に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「帰ります」のNG例

本日は帰ります際にお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
帰ります際にお引き立てにあずかりまして光栄です。
帰ります際におかげさまです。
今日は帰ります際につかぬことをお伺いしますが…
今日は帰ります際にお伺いいたしました。
先日は帰ります際に貴社を訪問させていただき感謝です。
帰ります際にお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「帰ります」は、
相手に対しての感謝や配慮を示す言葉として使われることが多いですが、
状況によっては不適切に感じられることもあります。

特に、相手が忙しい時や急いでいる時に
「帰ります」とだけ伝えると、
無神経に思われる可能性があります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。

「帰ります」のお勧め文例20選

「帰ります」
お勧め文例を紹介します。

1、「帰りますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

2、「帰ります際にお手続きを進めさせていただきます。ありがとうございます。」

3、「帰りますが、ご都合のよろしい時にお越しくださいませ。」

4、「帰りますが、弊社までお出かけいただけると幸いです。」

5、「遠方より帰りますが、誠にありがとうございます。」

6、「当日は悪天候が予想されるため帰りますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日は帰りますが、ありがとうございました。」

8、「先日は帰りますが、本当にありがとうございました。」

9、「この度は帰りますが、心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また帰りますが、誠にありがとうございました。」

11、「帰りますが、お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は帰りますが、ありがとうございます。」

13、「本日は帰りますが、どうぞお気を付けてお帰りください。」

14、「先日は帰りますが、誠にありがとうございました。」

15、「帰りますが、お手数おかけしました。しかし、良いお話ができたと感じています。」

16、「先日は帰りますが、心より感謝申し上げます。」

17、「帰りますが、感謝の念に堪えません。」

18、「本日は帰りますが、次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、雨で帰りますが、誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく終えることができました。」

20、「本日は帰りますが、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「帰ります」の類語表現

「帰ります」の
類語表現をあげておきます。

お暇します

「帰ります」の類語表現には
「お暇します」があります。

「お暇します」とは、
その場を離れることを丁寧に伝える言葉で、

主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手に対する配慮を示す表現です。

例えば、
「本日はお忙しい中、お暇させていただきます」
などと使います。

「またお会いしたい」という気持ちを込める場合は、「お暇しますが、またお会いできることを楽しみにしています」といった使い方になります。

退席します

「帰ります」の類語には
「退席します」も当てはまります。

「退席します」とは、
会議や集まりなどから離れることを示す言葉で、

特に公式な場面で使われることが多いです。

「皆様のご理解を賜り、退席させていただきます」といった表現が一般的です。

「帰ります」のフレーズを営業マンが正しく使うために

別れの挨拶を表す
「帰ります」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様との商談が終わった際に

「帰ります」の一言を
添えることが多かったです。

「本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで有意義な時間を過ごすことができました。」
「これから帰りますが、またお会いできる日を楽しみにしております… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様との関係を大切にするために、
「帰ります」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。

是非、「帰ります」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

別れの言葉を丁寧にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



【スポンサードリンク】



覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
油を売る
ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
承知いたしました
善処します
ちなみに
当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
申し上げます
お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します