見守るのお勧め文例２０選とNG例
目次
「見守る」
相手への思いやりを示す言葉と言えます。
大切な人の成長を見守ることは、
「見守る」という行為が持つ深い意味を感じさせます。
では、この「見守る」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「見守る」とは
「注意深く観察し、支えること」を意味し、
相手に対する
愛情と信頼を表す言葉です。
ビジネスマンというより
人間関係を築く上で是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、友人の子どもが初めての発表会に出るということで、
その様子を見守ることにしました。
会場に着くと、
「今日は見守るつもりで来ました…」
と心の中で決意を新たにしました。
今日はこの
「見守る」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「見守る」の意味
誰かの行動や状況を注意深く
観察し、支えたり助けたりすることを指します。
「見守る」という言葉には
「目を離さずに注意を払う」
との意味があります。
「見守る」という行為は、
相手の成長や安全を願う気持ちを示しています。
困難な状況にある人を
そっと支えている姿勢を表し、
思いやりと信頼を込めた言葉が「見守る」です。
「見守る」の使い方
「見守る」という表現は、
人や物事を注意深く観察し、
その成長や変化を支えるという意味合いで使われます。
先述しましたが、
「見守る」という言葉は、
単に目を向けるだけでなく、
相手の状況や心情に寄り添う姿勢を示しています。
「相手の成長を願い、
その過程を温かく見守る」という
思いやりの気持ちを表す表現となっています。
「見守る」には励ましを加える
「見守る」を使う場合、
「あなたの成長を楽しみにしています」
など、
励ましの言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「見守る」という表現は、
部下や後輩の成長を促す際に
使われることが多いです。
新しいプロジェクトに取り組む際や、
困難な状況に直面している時に、
「見守る」という言葉を使って
相手を励ますことができます。
ビジネスシーンにおける
「見守る」を使った
例文を紹介しておきます。
・「これからのあなたの成長を見守っています。」
・「新しい挑戦に取り組むあなたを、心から見守っています。」
・「困難な時期ですが、あなたの頑張りを見守っています。」
手紙
「見守る」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「見守る」を
使った例文を紹介しておきます。
・「あなたの成長を見守っていますので、安心してください。」
・「これからもあなたを見守り続けます。」
ご相談
「見守る」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご相談」があります。
・「何かあればいつでもご相談ください。見守っていますから。」
・「あなたの進捗を見守りながら、必要なサポートをします。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
新しいプロジェクトに関するメールです。
件名：プロジェクトの進捗について
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
新しいプロジェクトに取り組むあなたを、
心から見守っています。
進捗状況についてお知らせいただければ、
必要なサポートを提供できるかと思います。
何かお困りのことがあれば、
いつでもご相談ください。
まずは、あなたの頑張りを見守っていることをお伝えします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「見守る」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「見守っています…」
と送られてきた場合、
その思いやりに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「温かいお言葉、誠にありがとうございます。頑張ります。」
などがあります。
「見守る」のNG例
本日は見守る中お気遣いをいただき誠にありがとうございます。
見守る中お引き立てにあずかりまして光栄です。
見守る中おかげさまです。
見守る中つかぬことをお伺いしますが…
今日は見守る中お伺いいたしました。
先日は見守る中貴社を訪問させていただき感謝です。
見守る中お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「見守る」は、
相手の行動や状況を注意深く観察し、
その様子を気にかけることを意味します。
しかし、「見守る」が「監視する」
という意味を連想させるためか
不安を与える表現と考える人もいます。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「見守る」のお勧め文例２０選
「見守る」
お勧め文例を紹介します。
１、「見守る姿勢でお手伝いさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「見守る気持ちでお待ちしております。何かあればお気軽にお知らせください。」
３、「見守ることができるのは私たちの喜びです。ご安心ください。」
４、「見守る立場として、しっかりサポートさせていただきます。」
５、「遠方より見守るためにお越しいただき、誠にありがとうございます。」
６、「当日は何かと大変かと思いますが、私たちが見守ることで安心して進めていただければ幸いです。」
７、「本日は見守る気持ちでお越しいただき、ありがとうございました。」
８、「先日は見守る姿勢でお手伝いいただき、本当にありがとうございました。」
９、「この度は見守るためにお越しいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また見守るためにお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「見守ることができず申し訳ありませんが、何かあればお知らせください。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は見守るためにお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日は見守る気持ちでお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日は見守るためにお越しいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「見守るためにこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし、皆様のご意見を伺えて良かったと感じています。」
１６、「先日は見守る姿勢でお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「見守るために弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は見守る気持ちでお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨で見守る中を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
２０、「本日は見守るために、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「見守る」の類語表現
「見守る」の
類語表現をあげておきます。
監視する
「見守る」の類語表現には
「監視する」があります。
「監視する」とは、
対象を注意深く観察し、
その動きや状況を把握することを指します。
主に安全や管理の場面で用いられます。
例えば、
「プロジェクトの進行状況を監視しています」
などと使います。
「注意を払う」ことを強調したい場合は、「しっかりと監視させていただきます」といった使い方になります。
支援する
「見守る」の類語には
「支援する」も当てはまります。
「見守る」と同じく、
相手を助けたり、励ましたりする意図が含まれています。
「私たちはあなたを支援しながら、見守っています」という表現になります。
「見守る」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い信頼の気持ちを表す
「見守る」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係を築く中で
「見守る」という言葉を
よく使うことがありました。
「この度は〇〇様とのお取引をさせていただき、誠にありがとうございます。」
「お客様のご要望にお応えできるよう、しっかりと見守ってまいります。」
「これも石川様のご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との信頼関係を深めるために、
「見守る」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「見守る」を使って
お世話になった人に
信頼の気持ちを伝えていきましょう。
信頼を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
