質疑応答のお勧め文例２０選とNG例
目次
「質疑応答」
参加者とのコミュニケーションを深める重要な時間と言えます。
セミナーや会議の後に設けられる質疑応答の時間は、
「質疑応答の時間を設けておりますので、何かご質問があればお気軽にどうぞ。」
では、この「質疑応答」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「質疑応答」とは
「質問と回答のやり取り」を意味し、
参加者の疑問を解消し、理解を深めるための
大切なプロセスです。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるセミナーに参加したのですが、
その後の質疑応答の時間が非常に充実していました。
講師が「それでは質疑応答の時間に移ります。」
と声をかけると、参加者から次々と質問が飛び交いました。
今日はこの
「質疑応答」の意味と使い方、
例文や関連するフレーズを記事にしました。
「質疑応答」の意味
質問や疑問に対して
答えを返すやり取りを指します。
「質疑応答」の「質疑」には
「質問をすること」と
「疑問を持つこと」の意味があります。
「応答」というのは、
その質問に対して返事をすることを示しています。
情報を得るために
積極的に質問を行う姿勢は、
コミュニケーションの重要性を示す言葉が「質疑応答」です。
「質疑応答」の使い方
「質疑応答」という表現は、
会議やセミナーなどでよく使われます。
先述しましたが、
「質疑応答」とは、
参加者が質問をし、講演者がそれに答える時間を指します。
「参加者が疑問を解消し、理解を深めるための重要なプロセスである」
という意味合いを持つ表現となっています。
「質疑応答」には時間を設ける
「質疑応答」を行う場合、
「質疑応答の時間を設けさせていただきます」
など、
時間を明示する言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「質疑応答」という表現は、
プレゼンテーションや会議、セミナーなど様々な場面で
使われています。
参加者が疑問を持った際に、
その場で質問を受け付ける形で「質疑応答」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「質疑応答」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は質疑応答の時間を設けておりますので、
お気軽にご質問ください。」
・「先ほどのプレゼンテーションに関して、
質疑応答の時間を設けさせていただきます。」
・「質疑応答の際には、
どんな小さな疑問でもお聞きください。」
手紙
「質疑応答」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「質疑応答」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、質疑応答の時間を設けていただき、
ありがとうございました。」
・「このたびは質疑応答の機会をいただき、
誠に感謝申し上げます。」
セミナー
「質疑応答」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「セミナー」があります。
・「本日は、セミナーの後に質疑応答の時間を設けております。」
・「先日は、セミナー後の質疑応答にご参加いただき、
ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
セミナー後のフォローアップメールです。
件名：セミナー参加のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
先日はご多忙の中、
また、質疑応答の時間にもご参加いただき、
誠にありがとうございました。
おかげさまで、参加者の皆様から貴重なご意見を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心より感謝申し上げます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「質疑応答」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「質疑応答の時間を設けます」と
送られてきた場合、
その機会に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重な時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「質疑応答」のNG例
本日は質疑応答の時間をいただき誠にありがとうございます。
質疑応答の場においてお引き立てにあずかりまして光栄です。
質疑応答の時間をいただきおかげさまです。
今日は質疑応答の時間にお伺いしますが…
先日は質疑応答の場で貴社を訪問させていただき感謝です。
質疑応答の時間にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「質疑応答」は、
質問と回答のやり取りを指す言葉ですが、
その使い方によっては不適切に感じられることがあります。
特に、質疑応答の時間を強調するあまり、
相手の意見や質問を軽視している印象を与えることもあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「質疑応答」のお勧め文例２０選
「質疑応答」
お勧め文例を紹介します。
１、「本日は質疑応答の時間を設けておりますので、何かご不明点がございましたらお気軽にお尋ねください。」
２、「この後の質疑応答では、皆様のご意見をお聞かせいただければと思います。」
３、「ご説明の後に質疑応答の時間を設けますので、ぜひご質問をお持ちください。」
４、「本日のプレゼンテーションが終わりましたら、質疑応答のセッションに移ります。」
５、「皆様からのご質問をお待ちしております。質疑応答の時間を楽しみにしています。」
６、「この後の質疑応答では、どんな小さな疑問でもお答えいたしますので、どうぞご遠慮なく。」
７、「本日はご参加いただきありがとうございました。質疑応答の時間も設けておりますので、ぜひご活用ください。」
８、「皆様のご意見を伺うために、質疑応答の時間を設けました。お気軽にどうぞ。」
９、「このセッションの後に質疑応答を行いますので、事前に質問を考えておいてください。」
１０、「本日はお忙しい中お越しいただき、質疑応答の時間も設けておりますので、ぜひご参加ください。」
１１、「質疑応答の時間では、皆様の疑問にお答えすることを楽しみにしています。」
１２、「本日の内容についてのご質問があれば、質疑応答の時間にお聞かせください。」
１３、「この後の質疑応答では、皆様の貴重なご意見をお待ちしております。」
１４、「本日はご参加いただき、質疑応答の時間も設けておりますので、ぜひご利用ください。」
１５、「質疑応答の時間を通じて、皆様の理解を深めていただければ幸いです。」
１６、「本日はお忙しい中お越しいただき、質疑応答の時間も設けておりますので、どうぞご活用ください。」
１７、「質疑応答の時間では、皆様の疑問にお答えすることを心がけています。」
１８、「本日はお越しいただきありがとうございます。質疑応答の時間も設けておりますので、ぜひご参加ください。」
１９、「この後の質疑応答では、皆様のご質問にお答えできることを楽しみにしています。」
２０、「本日は質疑応答の時間を設けておりますので、何か気になることがあればお知らせください。」
「質疑応答」の類語表現
「質疑応答」の
類語表現をあげておきます。
質問と回答
「質疑応答」の類語表現には
「質問と回答」があります。
「質問と回答」とは、
参加者が疑問を持ち、それに対して
明確な答えを提供するプロセスを指し、
主にセミナーや会議で用いられます。
参加者が積極的に関与することが期待されます。
例えば、
「この後、質問と回答の時間を設けますので、
お気軽にご質問ください」
などと使います。
「質問を受け付ける」場合は、「質問と回答の時間を設けたいのですが」
という使い方になります。
ディスカッション
「質疑応答」の類語には
「ディスカッション」も当てはまります。
「質疑応答」と同じく、参加者同士が意見を交わし、
理解を深める場面で使われる言葉です。
「本日はディスカッションの時間も設けておりますので、
活発な意見交換を期待しています」
このような表現になります。
「質疑応答」のフレーズを営業マンが正しく使うために
効果的なコミュニケーションの手段を表す
「質疑応答」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、プレゼンテーションの際に
お客様からの質問に対して
「質疑応答」の時間を設けることが
非常に重要だと感じていました。
「この度はご清聴いただきまして誠にありがとうございました。」
「おけげさまを持ちましてご提案をさせていただきました。」
「これも皆様の質疑応答のおかげで、より良い提案ができたと感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との信頼関係を築くために、
質疑応答を通じてお互いの理解を深めたり、
「質疑応答」を自然と取り入れることで、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「質疑応答」を活用して
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
効果的な対話を通じて
あなたの営業力が大きく向上します。
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