達筆のお勧め文例20選とNG例

「達筆」
優れた書き方を称賛する言葉と言えます。


美しい字で自分の意見を表現したいと考える人に対して
「達筆な字でお手紙をいただき、ありがとうございます。」

では、この「達筆」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「達筆」とは
「書き方が優れている様子」を意味し、

書き手に対する
賞賛と敬意を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、友人から手紙を受け取ったのですが
その字がとても美しかったのです。

手紙を開いた瞬間に
「これは達筆だな…」
と感心しながら読み進めました。

今日はこの
「達筆」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「達筆」の意味

美しい文字や優れた筆跡で
書かれた文章や作品を指します。

「達筆」の「達」には
「技術が高い」という意味があります。

「筆が達者である」というのは、
書く技術が優れている様子を示しています。

優れた筆跡で書かれた作品を目にすることで、
その作者の技術や感性に感銘を受け、

その素晴らしさを称賛する言葉が「達筆」です。

「達筆」の使い方

「達筆」という表現は、
主に書道や手紙などで使われる言葉です。

先述しましたが、
「達筆」とは、
文字を書く技術が優れていることを指します。

「美しい字で書かれた手紙や文書は、
受け取る側に良い印象を与える」という意味合いを
含んでいます。

「達筆」には賞賛を加える

「達筆」を使う場合、
「お見事な達筆ですね」といった
賞賛の言葉と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「達筆」という表現は、

手紙や名刺、挨拶状など様々な場面で
使われています。
特に、
相手の書いた文書が美しい場合の
褒め言葉として用いられます。

ビジネスシーンにおける
「達筆」を使った
例文を紹介しておきます。

・「本日はお忙しい中、達筆なご挨拶状をいただき、誠にありがとうございます。」
・「先日は達筆な手紙をいただき、心より感謝申し上げます。」
・「お送りいただいた文書は、達筆でとても感銘を受けました。」

手紙

「達筆」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「達筆」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日は、達筆な手紙をお送りいただき、ありがとうございました。」
・「このたびは達筆なご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。」

ご挨拶

「達筆」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご挨拶」があります。

・「本日は、達筆なご挨拶をいただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、達筆なご挨拶をいただき、心より感謝申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
手紙のお礼のメールです。

件名:お礼のご挨拶

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

このたびはお忙しい中、
また、達筆なご挨拶状をお送りいただき、
誠にありがとうございます。

お手紙には心温まるお言葉が綴られており、
大変嬉しく思いました。
心より感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「達筆」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「達筆なご挨拶…」
と送られてきた場合、相手の技術に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は素晴らしいお手紙をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「達筆」のNG例

本日は達筆なご意見をいただき誠にありがとうございます。
達筆なご指摘にあずかりまして光栄です。
達筆なご助言のおかげさまです。
今日は達筆なご質問をお伺いしますが…
先日は達筆なご提案をいただき感謝です。
達筆なご意見をお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「達筆」は、
相手の書き方や表現力を称賛する言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して過剰な評価をしているように感じられることがあります。

また、「達筆」が「達成した筆」という意味に取られることもあり、
誤解を招く可能性があります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。

「達筆」のお勧め文例20選

「達筆」
お勧め文例を紹介します。

1、「達筆なご指導をいただき、心より感謝申し上げます。」

2、「達筆な文字でのご連絡、ありがとうございます。さっそく確認させていただきます。」

3、「達筆なご意見をいただき、非常に参考になりました。」

4、「達筆なご挨拶状をお送りいただき、感激しております。」

5、「遠方より達筆な手紙をいただき、誠にありがとうございます。」

6、「本日は達筆なご指摘をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」

7、「先日は達筆なメッセージをいただき、ありがとうございました。」

8、「この度は達筆なご案内をいただき、心より感謝申し上げます。」

9、「本日は達筆なご意見を賜り、誠にありがとうございました。」

10、「お忙しい中、達筆なご連絡をいただき、感謝申し上げます。」

11、「達筆なご指導を賜り、今後の参考にさせていただきます。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は達筆なご意見をいただき、ありがとうございます。」

13、「本日は達筆なご指摘をいただき、感謝申し上げます。お気を付けてお帰りください。」

14、「先日は達筆なご連絡をいただき、誠にありがとうございました。」

15、「達筆なご意見をいただき、お手数をおかけしましたが、非常に助かりました。」

16、「先日は達筆なご指導をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「達筆なご連絡をいただき、感謝の念に堪えません。」

18、「本日は達筆なご意見をいただき、恐縮です。次回は私からご連絡いたします。」

19、「本日は、達筆なご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。お陰様で良い会を持つことができました。」

20、「本日は達筆なご連絡をいただき、私たちのためにお時間をいただきまして誠にありがとうございます。」

「達筆」の類語表現

「達筆」の
類語表現をあげておきます。

優れた筆跡

「達筆」の類語表現には
「優れた筆跡」があります。

「優れた筆跡」とは、
美しく、読みやすい文字を書く技術を指し、

主に書道や手紙などで用いられます。
特に、相手に良い印象を与えたい時に使われます。

例えば、
「彼の手紙は優れた筆跡で、読むのが楽しみです」
などと使います。

「美しい文字を書きたい」と願う場合は、「優れた筆跡を目指したいのですが」
という使い方になります。

美しい字

「達筆」の類語には
「美しい字」も当てはまります。

「達筆」と同じく、
文字の美しさを強調する言葉です。

「彼女の書いたカードは美しい字で、心が和みます」
このような表現になります。

「達筆」のフレーズを営業マンが正しく使うために

高い評価を表す
「達筆」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様に
手書きのメッセージを送る際に

「達筆」の一言を
添えることが多かったです。

「この度はご契約いただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで良いご縁をいただきました。」
「これもお客様の達筆なご指導のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お礼状や感謝のメッセージを送ったり、
お客様への敬意を表したり、

「達筆」を自然と使えると、
信頼感と敬意を持たれるでしょう。

是非、「達筆」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。




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