公私ともにのお勧め文例20選とNG例
目次
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「公私ともに」
人間関係の大切さを示す言葉と言えます。
仕事とプライベートの両方でお世話になっている方に対して
「公私ともにお世話になっております。」と感謝の気持ちを伝えます。
では、この「公私ともに」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「公私ともに」とは
「仕事と私生活の両方で」という意味で、
相手への感謝と信頼を表す言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく
人間関係を築く上で是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、友人との会話の中で
「公私ともにお世話になっている」と言ったところ、
お互いの関係の深さを再確認しました。
今日はこの
「公私ともに」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「公私ともに」の意味
仕事やプライベートの両方において
関わりや影響があることを示します。
「公私ともに」の「公私」には
「公的な事柄と私的な事柄」が含まれます。
「公私ともに」というのは、
仕事と私生活が密接に関連している様子を示しています。
仕事の場面でもプライベートの場面でも
大切な人との関係や影響を考慮することが求められ、
その両面を大切にする姿勢を表現した言葉が「公私ともに」です。
「公私ともに」の使い方
「公私ともに」という表現は、
日常会話やビジネスシーンでよく使われます。
この表現は、
「公」とは仕事や社会的な活動を指し、
「私」とは個人的な生活やプライベートを指します。
つまり、「公私ともに」という言葉は、
仕事とプライベートの両方において、
何かが関わっていることを示す表現となっています。
「公私ともに」には感謝の意を込める
「公私ともに」を使う場合、
「お世話になっております」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「公私ともに」という表現は、
メールや手紙、挨拶など様々な場面で
使われています。
仕事の関係でお世話になった方への
感謝の気持ちを伝える際や、
プライベートでもお世話になった方への
挨拶として「公私ともに」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「公私ともに」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は公私ともにお世話になっております。」
・「先日は公私ともにご支援いただき、誠にありがとうございました。」
・「公私ともにお力添えいただき、心より感謝申し上げます。」
手紙
「公私ともに」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「公私ともに」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、公私ともにお世話になりましてありがとうございます。」
・「このたびは公私ともにご支援いただき、誠にありがとうございました。」
ご挨拶
「公私ともに」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご挨拶」があります。
・「本日は、公私ともにお世話になっておりますこと、心より感謝申し上げます。」
・「先日は、公私ともにお力添えいただき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
お礼のメールです。
件名:お礼のご挨拶
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびは公私ともにお世話になり、
誠にありがとうございます。
おかげさまで、貴重な経験をさせていただきました。
心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「公私ともに」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「公私ともに…」
と送られてきた場合、感謝の気持ちを
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「公私ともに」のNG例
本日は公私ともにお忙しい中お気遣いをいただき誠にありがとうございます。
公私ともにお引き立てにあずかりまして光栄です。
公私ともにおかげさまです。
公私ともに突然のお願いをお伺いしますが…
今日は公私ともにお伺いいたしました。
先日は公私ともに貴社を訪問させていただき感謝です。
公私ともにお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「公私ともに」は、
相手のプライベートと仕事の両方に関わることを示す言葉ですが、
あまりにも多用すると、
相手に負担を感じさせる可能性があります。
特に「公私ともに」という表現が、
相手のプライベートにまで踏み込む印象を与えることがあるため、
注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、
使い方には工夫を凝らしましょう。

「公私ともに」のお勧め文例20選
「公私ともに」
お勧め文例を紹介します。
1、「公私ともにお世話になっております。今後ともよろしくお願いいたします。」
2、「公私ともにご支援いただき、心より感謝申し上げます。」
3、「公私ともにお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。」
4、「公私ともにお力添えいただき、大変感謝しております。」
5、「遠方より公私ともにお越しいただき、誠にありがとうございます。」
6、「本日は公私ともにお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
7、「公私ともにお世話になり、心より感謝申し上げます。」
8、「先日は公私ともに本当にありがとうございました。」
9、「この度は公私ともにお力添えいただき、恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また公私ともにお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「公私ともにご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は公私ともにお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は公私ともにお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は公私ともにご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「公私ともにこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし、皆様とお話しできて良かったと感じています。」
16、「先日は公私ともに、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「公私ともに弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は公私ともにお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で公私ともにお忙しい中を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は公私ともに、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「公私ともに」の類語表現
「公私ともに」の
類語表現をあげておきます。
私事と公事
「公私ともに」の類語表現には
「私事と公事」があります。
「私事と公事」とは、
個人的な事柄と公的な事柄を
区別せずに扱うことを意味し、
主に日常会話やビジネスシーンで用いられます。
両方の側面を考慮する際に使われます。
例えば、
「私事と公事を両立させるのは難しいですが、頑張ります」
などと使います。
私生活と仕事
「公私ともに」の類語には
「私生活と仕事」も当てはまります。
「公私ともに」と同じく、
個人の生活と職業上の活動を
同時に考慮する際に使われる言葉です。
「私生活と仕事のバランスを取ることが大切です」
このような表現になります。
「公私ともに」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「公私ともに」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係を深めるために
「公私ともに」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様にお世話になり、誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。」
「これも石川様の公私ともにご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「公私ともに」を自然と使えると、
信頼感と誠実さを持たれるでしょう。
是非、「公私ともに」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

