心外ですのお勧め文例20選とNG例

「心外です」
相手に対する驚きや失望を示す言葉と言えます。


予想外の発言を受けた際に、相手に対して
「心外です」と伝えることで、自分の気持ちを表現することができます。

では、この「心外です」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「心外です」とは
「思いもよらないことに対する驚きや不快感」を意味し、

相手に対する
感情を率直に伝える言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、ある会議での発言に対して
思わず「心外です」と反応してしまいました。

その後、場の雰囲気が少し和らぎ、
「心外です」と言ったことで、
自分の意見をしっかりと伝えることができました。

今日はこの
「心外です」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「心外です」の意味

予期しない出来事や、思いもよらない言動に対して
驚きや不快感を覚えることを指します。

「心外」の「心」には
「感情や思考が存在する場所」という意味があります。

「心外である」というのは、
自分の期待や信念に反する状況を示しています。

思いがけない言葉や行動に対して
戸惑いや失望を感じた際に、

その感情を率直に表現した言葉が「心外です」です。

「心外です」の使い方

「心外です」という表現は、
主に驚きや不快感を表す際に使われます。

先述しましたが、
「心外」という言葉は、
自分の期待や思いとは異なる結果や状況に対する感情を示します。

「思っていたことと違ったり、予想外の出来事が起こった際に」
という相手への反応を
表す表現となっています。

「心外です」には理由を加える

「心外です」を使う場合、
「このような結果になるとは思っておりませんでした」
など、
理由や背景を説明する言葉と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「心外です」という表現は、

メールや会話、報告と様々な場面で
使われています。
予想外の結果や不満が生じた場合の
反応として、

後日そのことへの説明や謝罪、
メールという形で「心外です」というフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「心外です」を使った
例文を紹介しておきます。

・「この度のご提案について、心外です。」
・「先日の会議での発言について、心外に思っております。」
・「お約束の件について、心外です。」

手紙

「心外です」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「心外です」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日は、心外な結果となり、申し訳ありませんでした。」
・「このたびは心外な事態となり、深くお詫び申し上げます。」

ご意見

「心外です」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご意見」があります。

・「本日は、心外なご意見をいただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は、心外なご指摘をいただき、感謝申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
不満を伝えるメールです。

件名:ご提案に関するご意見

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

この度のご提案について、
心外です。

私たちの期待とは異なる内容であり、
今後の進め方について再度ご相談させていただければと思います。

まずはご意見をいただき、感謝申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「心外です」への
返事は理解を示す

メールなどで「心外です」と送られてきた場合、
その感情に対する理解を示す
返事を述べましょう。

例えば、
「ご意見をいただき、誠にありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。」
などがあります。

「心外です」のNG例

本日は心外ですと感じることがありましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
心外ですとおっしゃる方もいらっしゃいますが、私たちは全力でサポートいたします。
心外ですと感じることが多いですが、前向きに進んでいきましょう。
心外ですというご意見をいただきましたが、改善に努めます。
今日は心外ですと感じることがありましたが、引き続きよろしくお願いいたします。
先日は心外ですと感じることがありましたが、貴社のご理解に感謝いたします。
心外ですとお待たせしましたが、すぐに対応いたします。

このような使い方は誤りです。

「心外です」は、
相手の行動や発言に対して
不快感や驚きを表す言葉です。

しかし、「心外」という表現は、
相手に対して否定的な印象を与えることがあるため、
注意が必要です。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、
配慮を忘れずに行動しましょう。

「心外です」のお勧め文例20選

「心外です」
お勧め文例を紹介します。

1、「心外ですが、今回のご提案について再考していただけますでしょうか。」

2、「心外ですが、私たちの意見もぜひお聞きいただきたいと思います。」

3、「この度の結果には心外ですが、今後の改善に向けて努力いたします。」

4、「心外ですが、私たちの立場もご理解いただければ幸いです。」

5、「このような結果になり、心外ですが、次回はより良い結果を目指します。」

6、「心外ですが、貴社のご意見を尊重し、今後の参考にさせていただきます。」

7、「本件については心外ですが、冷静に対処していきたいと思います。」

8、「先日の件については心外ですが、今後の関係を大切にしたいと考えています。」

9、「この度のご判断には心外ですが、私たちも反省し、改善に努めます。」

10、「本日はお忙しい中、心外ですが、私たちの意見をお聞きいただければ幸いです。」

11、「心外ですが、私たちの立場を理解していただけると嬉しいです。」

12、「皆様にはご迷惑をおかけし、心外ですが、誠心誠意対応いたします。」

13、「本件については心外ですが、今後の改善に向けて努力いたします。」

14、「先日は心外ですが、貴重なご意見をいただきありがとうございました。」

15、「心外ですが、私たちの意見もぜひお聞きいただきたいと思います。」

16、「この度の結果には心外ですが、次回はより良い結果を目指します。」

17、「心外ですが、私たちの立場もご理解いただければ幸いです。」

18、「本日は心外ですが、今後の関係を大切にしたいと考えています。」

19、「このような結果になり、心外ですが、次回はより良い結果を目指します。」

20、「本日は心外ですが、私たちのためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。」

「心外です」の類語表現

「心外です」の
類語表現をあげておきます。

驚きました

「心外です」の類語表現には
「驚きました」があります。

「驚きました」とは、
予想外の出来事や言動に対して
驚きを表す言葉で、

主に日常会話やビジネスシーンで用いられます。
相手の行動に対する反応として使われます。

例えば、
「そのようなご提案をいただき、驚きました」
などと使います。

「意外なことが起こった」ことを伝えたい場合は、「その結果には驚きました」と
いう使い方になります。

残念です

「心外です」の類語には
「残念です」も当てはまります。

「心外です」と同じく、
期待外れの状況に対して使われる言葉です。

「このような結果になり、残念です」といった表現になります。

「心外です」のフレーズを営業マンが正しく使うために

不快感を表す言葉を適切に伝える
「心外です」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、クレームを受けた際に
お客様に対してお詫びの言葉を

「心外です」の一言を
添えることが多かったです。

「この度はご期待に添えず、誠に申し訳ございません。」
「お客様のご意見を真摯に受け止め、改善に努めます。」
「これもお客様の心外ですとのお言葉を受けてのことと、厚くお詫び申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

クレーム対応やお客様への説明を行う際に、

「心外です」を自然と使えると、
誠実で真摯な印象を持たれるでしょう。

是非、「心外です」を使って
お客様の不満に対して
適切な対応を心掛けていきましょう。

誠意を言葉にすることで
あなたの信頼が大きくアップします。



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