時折のお勧め文例20選とNG例
目次
「時折」
日常の中での特別な瞬間を表す言葉と言えます。
普段の業務の合間に、時折訪れる貴重な機会に対して
「時折、こうした機会をいただきましてありがとうございます。」
では、この「時折」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「時折」とは
「たまに、時々」という意味で、
特別な出来事や瞬間に対する
感謝や喜びを表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるイベントに参加したのですが
貴重な講演が行われました。
オープニングの挨拶で
「本日は時折の貴重な機会…」
で講義がスタートしていきました。
今日はこの
「時折」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「時折」の意味
時折は、
ある特定の時間や状況において
何かが起こることを示します。
「時折」の「時」は、
「特定の時間や瞬間」を意味しています。
「時折」は、
頻繁ではないが、
時々起こることを示しています。
そのため、
何かが不定期に発生することを
強調する際に使われます。
この言葉は、
その出来事が特別であることを
示すために用いられる表現です。
「時折」の使い方
「時折」という表現は、
日常会話や文章でよく使われます。
先述しましたが、
「時折」という言葉は、
ある特定の時間や状況において、
「たまに、または時々」という意味を持ち、
頻繁ではないが、一定の間隔で起こることを
示す表現となっています。
「時折」には具体的な例を加える
「時折」を使う場合、
「時折、友人と食事に行きます」
など、
具体的な行動や状況と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「時折」という表現は、
報告書やプレゼンテーション、会話など様々な場面で
使われています。
たまに行われる会議やイベントについての
言及であったり、
後日そのことへの振り返りや報告という形で「時折」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「時折」を使った
例文を紹介しておきます。
・「時折、クライアントとのミーティングを行っています。」
・「先月は時折、社内での勉強会を開催しました。」
・「時折、業界のトレンドについて調査を行っています。」
手紙
「時折」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「時折」を
使った例文を紹介しておきます。
・「時折、貴社の取り組みを拝見し、感銘を受けております。」
・「このたびは時折、貴社にお伺いできる機会をいただき、誠にありがとうございます。」
ご来社
「時折」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来社」があります。
・「時折、貴社にご来社いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、時折のご来社をいただき、感謝申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。
件名:ご来社のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
時折、貴社のご提案を伺う機会をいただき、
誠にありがとうございます。
打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご来社のお礼を申し上げます。
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署名
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「時折」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「時折…」
と送られてきた場合、労りに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「時折」のNG例
本日は時折お時間をいただき誠にありがとうございます。
時折お引き立てにあずかりまして光栄です。
時折おかげさまです。
時折つかぬことをお伺いしますが…
今日は時折お伺いいたしました。
先日は時折貴社を訪問させていただき感謝です。
時折お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「時折」は、
不定期に何かが起こることを示す言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して軽視している印象を与えることがあります。
特にビジネスシーンでは、
相手の時間や労力を尊重する姿勢が求められるため、
「時折」という表現は避けた方が良い場合もあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「時折」のお勧め文例20選
「時折」
お勧め文例を紹介します。
1、「時折お忙しい中、来社いただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「時折ご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「時折お運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
4、「時折ご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
5、「遠方より時折お越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため時折お越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は時折ご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日は時折本当にありがとうございました。」
9、「この度は時折弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また時折お出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「時折ご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は時折弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は時折お越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は時折弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「時折こちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は時折、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「時折弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は時折お越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で時折を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は時折、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「時折」の類語表現
「時折」の
類語表現をあげておきます。
たまに
「時折」の類語表現には
「たまに」があります。
「たまに」とは、
頻繁ではないが、時々起こることを示す言葉で、
日常会話やビジネスシーンで広く使われます。
特に、何かをする頻度を表現する際に便利です。
例えば、
「私はたまに映画を観に行きます」
などと使います。
「時折行う」ことを強調したい場合は、「たまに行うことがあります」といった使い方になります。
時々
「時折」の類語には
「時々」も当てはまります。
「時々」と同じく、
一定の間隔で何かが起こることを示す言葉です。
「彼は時々遅れて来ることがあります」
このような表現になります。
「時折」のフレーズを営業マンが正しく使うために
適切なタイミングでの感謝の表現
「時折」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係を深めるために
時折、感謝の気持ちを伝えることが重要でした。
「この度は〇〇様にお世話になり、誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をいただくことができました。」
「これも石川様の時折のご支援のおかげと心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
定期的にお礼のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「時折」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。
是非、「時折」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。