無用の用のお勧め文例20選とNG例

「無用の用」
物事の本質を見極めるための言葉と言えます。


無駄に思えることが実は重要な意味を持つ場合に対して
「無用の用という考え方を大切にしています。」

では、この「無用の用」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「無用の用」とは
「無駄に見えるものが実は役立つこと」を意味し、

物事の深い理解や
新たな視点を得るための言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日あるセミナーに参加したのですが
興味深いテーマが取り上げられました。

講師の方が冒頭で
「無用の用についてお話しします…」
で講義がスタートしていきました。

今日はこの
「無用の用」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「無用の用」の意味

無駄に思えることや役に立たないことが、
実は意外な価値を持つ場合があります。

「無用の用」の「無用」には、
「役に立たない」という意味があります。

「無用の用」というのは、
一見無駄に見える行為や物事が、
実際には何らかの意味や価値を持つことを示しています。

無駄に思える時間や努力が、
後に大きな成果や気づきをもたらすことがあるため、

その価値を再認識し、受け入れることが「無用の用」です。

「無用の用」の使い方

「無用の用」という表現は、
日常会話やビジネスシーンで使われることがあります。

この表現は、
一見無駄に思えることが、実は重要な意味を持つことを示しています。

「無用」とは役に立たないことを指し、
「用」は必要なことを意味します。

つまり、「無用の用」とは、
一見無駄に思える行動や事柄が、
実は何らかの価値を持っていることを表す言葉です。

「無用の用」には深い意味を込める

「無用の用」を使う場合、
「一見無駄に思えることにも意味がある」といった
考え方を伝えることが重要です。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて、
「無用の用」という表現は、

会議やプレゼンテーション、メールなど、
さまざまな場面で使われます。
無駄に思える議論やアイデアが、
実は新たな発見につながることを示す際に
用いられることが多いです。

ビジネスシーンにおける
「無用の用」を使った
例文を紹介しておきます。

・「このプロジェクトでは、無用の用が多く含まれており、
新たな視点を得ることができました。」
・「無用の用を大切にすることで、
チーム全体の創造性が高まりました。」
・「無用の用を見逃さず、
次のステップに活かしていきたいと思います。」

手紙

「無用の用」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「無用の用」を
使った例文を紹介しておきます。

・「このたびのプロジェクトでは、無用の用が多く、
新たな発見がありました。」
・「無用の用を大切にし、
今後の活動に活かしていきたいと思います。」

会議

「無用の用」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「会議」があります。

・「本日の会議では、無用の用が多く、
新しいアイデアが生まれました。」
・「無用の用を意識することで、
より良い結果を得ることができました。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
プロジェクトの進捗報告のメールです。

件名:プロジェクト進捗のご報告

株式会社○○
プロジェクトチーム 佐藤様

平素より大変お世話になっております。

このたびのプロジェクトにおいて、
無用の用が多く含まれており、
新たな視点を得ることができました。

チーム全体での議論を通じて、
無駄に思えるアイデアが実は重要な要素であることを
再認識しました。

今後も無用の用を大切にし、
プロジェクトを進めていきたいと思います。

まずは進捗のご報告を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「無用の用」への
返事は理解を示す

メールなどで「無用の用…」
と送られてきた場合、その考えに対する理解を
返事として述べましょう。

例えば、
「無用の用の重要性を再認識しました。
今後も意識していきたいと思います。」
などがあります。

「無用の用」のNG例

本日は無用の用でお時間をいただき誠にありがとうございます。
無用の用でお引き立てにあずかりまして光栄です。
無用の用でおかげさまです。
無用の用でつかぬことをお伺いしますが…
今日は無用の用でお伺いいたしました。
先日は無用の用で貴社を訪問させていただき感謝です。
無用の用でお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「無用の用」は、
本来は「無駄なことに意味がある」というニュアンスを持つ言葉ですが、
相手にとっては「必要のないこと」と受け取られる可能性があります。

そのため、相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要です。
誤解を避けるためにも、
より適切な表現を用いることを心がけましょう。

「無用の用」のお勧め文例20選

「無用の用」
お勧め文例を紹介します。

1、「無用の用でお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

2、「無用の用ご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」

3、「無用の用お運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」

4、「無用の用ご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」

5、「遠方より無用の用お越しいただき誠にありがとうございます。」

6、「当日は悪天候が予想されるため無用の用お越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日は無用の用ご足労いただきありがとうございました。」

8、「先日は無用の用本当にありがとうございました。」

9、「この度は無用の用弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また無用の用お出かけいただき、誠にありがとうございました。」

11、「無用の用ご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は無用の用弊社までお越しいただきありがとうございます。」

13、「本日は無用の用お越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日は無用の用弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」

15、「無用の用こちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」

16、「先日は無用の用、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「無用の用弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」

18、「本日は無用の用お越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、雨で無用の用を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」

20、「本日は無用の用、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「無用の用」の類語表現

「無用の用」の
類語表現をあげておきます。

無駄な努力

「無用の用」の類語表現には
「無駄な努力」があります。

「無駄な努力」とは、
結果が得られない行動や行為を指し、

主に日常会話やビジネスシーンで用いられます。
目的に対して効果が薄い場合に使われます。

例えば、
「その方法は無駄な努力になるかもしれません」
などと使います。

「避けるべき行動」としては、「無駄な努力をしない方が良いです」
という使い方になります。

無益な行動

「無用の用」の類語には
「無益な行動」も当てはまります。

「無益な行動」と同じく、
結果が伴わない行動を指す言葉です。

「このプロジェクトは無益な行動に終わる可能性があります」
このような表現になります。

「無用の用」のフレーズを営業マンが正しく使うために

深い洞察を表す
「無用の用」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様との関係構築において
この言葉を意識的に使うことが多かったです。

「この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たなビジネスチャンスを見出すことができました。」
「これもお客様の無用の用のおかげと心より感謝申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

提案やプレゼンテーションの際に、
お客様の意見を尊重し、感謝の気持ちを込めたり、

「無用の用」を自然と使えると、
柔軟で思慮深い印象を持たれるでしょう。

是非、「無用の用」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。




覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

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無理を承知で
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僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
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ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
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当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
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お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します