申しますのお勧め文例20選とNG例
目次
「申します」
敬意を表す言葉と言えます。
ビジネスシーンで自己紹介をする際に
「私の名前は〇〇と申します。」と述べることで、
相手に対して丁寧な印象を与えることができます。
では、この「申します」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「申します」とは
「言う」の丁寧な表現であり、
自己紹介や報告において
相手に対する敬意を示す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
冒頭の挨拶で
「私の名前は〇〇と申します。」
と自己紹介が行われました。
今日はこの
「申します」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「申します」の意味
「申します」は、自己紹介や挨拶の際に
自分の名前や立場を伝えるための言葉です。
「申す」という言葉には
「言う」や「伝える」という意味があります。
「申します」という表現は、
相手に対して敬意を表しながら
自分の意見や情報を伝えることを示しています。
この言葉を使うことで、
相手に対する礼儀や配慮を示し、
コミュニケーションの円滑さを促進するための
重要な表現が「申します」です。
「申します」の使い方
「申します」という表現は、
自己紹介や挨拶の際によく使われます。
先述しましたが、
「申します」という言葉は、
自分の名前や立場を伝えるための丁寧な表現です。
「自分の名前を名乗ることで、相手に対して敬意を表し、
コミュニケーションを円滑にするための手段」となっています。
「申します」には自己紹介を加える
「申します」を使う場合、
「私の名前は○○と申します」
など、
自己紹介の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「申します」という表現は、
会議や商談、メールなど様々な場面で
使われています。
初対面の相手に自己紹介をする際や、
名刺交換の際に「私、○○と申します」と言うことで、
相手に自分を知ってもらうための重要なフレーズです。
ビジネスシーンにおける
「申します」を使った
例文を紹介しておきます。
・「初めまして、私は○○と申します。」
・「本日はお忙しい中、私、○○と申します。」
・「私の名前は○○と申しますので、よろしくお願いいたします。」
手紙
「申します」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「申します」を
使った例文を紹介しておきます。
・「初めてご連絡させていただきます。私、○○と申します。」
・「このたびはお世話になります。私、○○と申しますので、何卒よろしくお願いいたします。」
ご挨拶
「申します」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご挨拶」があります。
・「本日はご挨拶に伺いました。私、○○と申します。」
・「先日はお世話になりました。私、○○と申します。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
初めてのご挨拶のメールです。
件名:初めてのご挨拶
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
初めてご連絡させていただきます。
私、○○と申します。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
まずはご挨拶まで申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「申します」への
返事は自己紹介を述べる
メールなどで「私、○○と申します…」
と送られてきた場合、相手の自己紹介に対して
感謝を返事として述べましょう。
例えば、
「初めまして、○○さん。お会いできて光栄です。」
などがあります。
「申します」のNG例
本日は私が申しますことをお聞きいただき誠にありがとうございます。
私が申しますことにお引き立てにあずかりまして光栄です。
私が申しますことにおかげさまです。
今日は私が申しますことをお伺いしますが…
先日は私が申しますことをお伝えいたしました。
先日は私が申しますことに貴社を訪問させていただき感謝です。
私が申しますことにお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「申します」は、
自分の意見や考えを述べる際に使う言葉ですが、
過剰に使うことで相手に不快感を与えることがあります。
特に、自己主張が強すぎる印象を与えると、
相手に敬意を欠いていると受け取られることもあります。
相手に配慮した言葉遣いを心がけ、
適切な表現を選ぶことが重要ですので注意してください。
「申します」のお勧め文例20選
「申します」
お勧め文例を紹介します。
1、「申しますが、何卒よろしくお願いいたします。」
2、「申しますが、早速お手続きを始めさせていただきます。」
3、「申しますが、ご都合のよろしい時にお越しくださいませ。」
4、「申しますが、弊社までお出かけいただけますと幸いです。」
5、「遠方より申しますが、お越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため申しますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は申しますが、ご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日は申しますが、本当にありがとうございました。」
9、「この度は申しますが、弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また申しますが、お出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「申しますが、ご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は申しますが、弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は申しますが、お越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は申しますが、弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「申しますが、こちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は申しますが、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「申しますが、弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は申しますが、お越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で申しますが、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は申しますが、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「申します」の類語表現
「申します」の
類語表現をあげておきます。
申し上げます
「申します」の類語表現には
「申し上げます」があります。
「申し上げます」とは、
より丁寧な形で自分の意見や気持ちを伝える言葉で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手に対する敬意を表す際に使われます。
例えば、
「ご提案を申し上げます」
などと使います。
「何かを伝えたい」場合は、「お伝え申し上げます」といった使い方になります。
お伝えします
「申します」の類語には
「お伝えします」も当てはまります。
「申します」と同じく、
自分の意見や情報を相手に伝える際に使われる言葉です。
「この件についてお伝えします」
このような表現になります。
「申します」のフレーズを営業マンが正しく使うために
丁寧な自己紹介の言葉を表す
「申します」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との初対面の際に
自己紹介をする時に
「申します」の一言を
添えることが多かったです。
「初めまして、私〇〇と申します。」
「お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。」
「これからも精一杯努めて参りますので、何卒よろしく申します… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
ビジネスシーンでの挨拶や
お客様への感謝の気持ちを込めたり、
「申します」を自然と使えると、
礼儀正しく、信頼される印象を持たれるでしょう。
是非、「申します」を使って
お世話になった人に
敬意を表していきましょう。
丁寧な言葉を使うことで
あなたの印象が大きくアップします。