知恵を借りるのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「知恵を借りる」
他者の知識や経験を活用することを示す言葉と言えます。
プロジェクトの進行にあたり、専門的な知識を持つ同僚に対して
「知恵を借りることができれば、より良い結果が得られると思います。」
では、この「知恵を借りる」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「知恵を借りる」とは
「他者の知識や経験を活用すること」を意味し、
協力や助け合いの精神を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの会議に参加したのですが
メンバーの一人が
「この問題については、皆さんの知恵を借りたいと思います。」
で議論が始まりました。
今日はこの
「知恵を借りる」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「知恵を借りる」の意味
困難な状況や問題に直面したとき、
他者の知識や経験を活用することを指します。
「知恵を借りる」という表現には、
「他者の知恵を利用する」
との意味があります。
「知恵を借りる」というのは、
自分一人では解決できない問題に対して、
他人の助けを求める様子を示しています。
困難な状況を乗り越えるために、
他者の知恵を借りることは、
協力と感謝の気持ちを込めた行動が「知恵を借りる」です。
「知恵を借りる」の使い方
「知恵を借りる」という表現は、
他者の知識や経験を活用する際に使われます。
先述しましたが、
「知恵を借りる」という表現は、
自分一人では解決できない問題に対して、
他者の助けを求めることを意味します。
「他者の知識やアイデアを取り入れることで、
より良い解決策を見つける」という姿勢を
表す表現となっています。
「知恵を借りる」には感謝を加える
「知恵を借りる」を使う場合、
「ご助言いただきまして感謝申し上げます」
など、
感謝の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「知恵を借りる」という表現は、
会議やメール、挨拶と様々な場面で
使われています。
特に、プロジェクトの進行や問題解決の際に、
他者の意見やアドバイスを求める場面で
「知恵を借りる」というフレーズが使われます。
ビジネスシーンにおける
「知恵を借りる」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は貴重なご意見をいただき、知恵を借りることができ、大変感謝しております。」
・「先日は知恵を借りる形でご助言いただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は知恵を借りる機会をいただき、心より感謝申し上げます。」
手紙
「知恵を借りる」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「知恵を借りる」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、知恵を借りる形でお話を伺い、ありがとうございます。」
・「このたびは知恵を借りる機会をいただき、誠にありがとうございました。」
ご相談
「知恵を借りる」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご相談」があります。
・「本日は、知恵を借りる形でご相談させていただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は、知恵を借りる形でご相談いただき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
相談のお礼のメールです。
件名：ご相談のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、知恵を借りる形でお話を伺い、
誠にありがとうございます。
おかげさまで、今後の方針について
明確なビジョンを持つことができました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご相談のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「知恵を借りる」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「知恵を借りる…」
と送られてきた場合、助言に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「知恵を借りる」のNG例
本日は知恵を借りることができ、誠にありがとうございます。
知恵を借りることができて光栄です。
知恵を借りるおかげさまで、助かりました。
今日は知恵を借りることをお願いしたいのですが…
今日は知恵を借りるためにお伺いいたしました。
先日は知恵を借りる機会をいただき感謝です。
知恵を借りることができ、お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「知恵を借りる」という表現は、
相手の知識や経験を活用することを意味しますが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に負担をかけている印象を与えることがあります。
また、「借りる」という言葉が、
相手の知恵を一方的に奪うように聞こえる場合もあるため、
相手に感謝の気持ちを伝える言葉を添えることが大切です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「知恵を借りる」のお勧め文例２０選
「知恵を借りる」
お勧め文例を紹介します。
１、「知恵を借りることになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「知恵を借りる形でご協力いただきありがとうございます。さっそく進めさせていただきます。」
３、「知恵を借りることになりますが、ご都合のよろしい時にお話しできれば幸いです。」
４、「知恵を借りることができれば、非常に助かります。ぜひお力をお貸しください。」
５、「遠方より知恵を借りるためにお越しいただき誠にありがとうございます。」
６、「本日はお忙しい中知恵を借りることになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
７、「本日は知恵を借りるためにお越しいただきありがとうございました。」
８、「先日は知恵を借りることができ、本当にありがとうございました。」
９、「この度は知恵を借りるためにお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また知恵を借りるためにお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「知恵を借りることになりご迷惑をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は知恵を借りるためにお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日は知恵を借りるためにお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日は知恵を借りるためにお越しいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「知恵を借りるためにこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし、貴重な意見を伺えて良かったと感じています。」
１６、「先日は知恵を借りるために、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「知恵を借りるために弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は知恵を借りるためにお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨で知恵を借りるためにお越しいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で有意義な時間を過ごすことができました。」
２０、「本日は知恵を借りるために、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「知恵を借りる」の類語表現
「知恵を借りる」の
類語表現をあげておきます。
助言を求める
「知恵を借りる」の類語表現には
「助言を求める」があります。
「助言を求める」とは、
他者の知識や経験を活用するために
意見を聞く行為を指し、
主にビジネスや日常生活で用いられます。
状況に応じて使うことができます。
例えば、
「このプロジェクトについて、皆さんの助言を求めたいと思います」
などと使います。
「アドバイスが欲しい」場合は、「助言をいただければ幸いです」と
いう使い方になります。
知恵を拝借する
「知恵を借りる」の類語には
「知恵を拝借する」も当てはまります。
「知恵を拝借する」とは、
相手の知識やアイデアを借りることを
丁寧に表現した言い回しです。
「この問題について、皆様の知恵を拝借したいと思います」
このような表現になります。
「知恵を借りる」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「知恵を借りる」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様から
貴重なアドバイスをいただいた際のお礼状に
「知恵を借りる」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は貴重なご意見をいただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たな視点を得ることができました。」
「これも〇〇様の知恵を借りるおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「知恵を借りる」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「知恵を借りる」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
