ご協力を仰ぐのお勧め文例20選とNG例




この記事を書いた人

使える「ビジネス敬語.com」編集チーム

月間40万PVを越えるビジネスパーソン向けメディア。日々のビジネスシーンなど、あらゆるシーンで、是非ともご活用ください。



「ご協力を仰ぐ」
相手に対してお願いの意を示す言葉と言えます。


プロジェクトの進行にあたり、関係者に対して
「ご協力を仰ぐ形で、皆様のご意見をお聞かせいただければと思います。」

では、この「ご協力を仰ぐ」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「ご協力を仰ぐ」とは
「協力をお願いすること」を意味し、

相手に対する
敬意と感謝を表す言葉です。

ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、あるプロジェクトの会議に参加したのですが
参加者全員に協力をお願いする場面がありました。

その際の挨拶で
「本日はご協力を仰ぐ形で…」
と話が進んでいきました。

今日はこの
「ご協力を仰ぐ」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「ご協力を仰ぐ」の意味

何かを達成するために
他者の助けや支援を求める行為を指します。

「ご協力を仰ぐ」の「協力」には
「共に力を合わせる」
との意味があります。

「協力を仰ぐ」というのは、
他者に対して自分の目的を達成するために
手を貸してもらうことを示しています。

困難な状況や大きなプロジェクトにおいて
周囲の人々に助けを求めることで、

相手の理解と支援を得るための
丁寧な表現が「ご協力を仰ぐ」です。

「ご協力を仰ぐ」の使い方

「ご協力を仰ぐ」という表現は、
特にビジネスシーンやフォーマルな場面でよく使われます。

この表現は、
相手に対して協力をお願いする際に用いられ、
「あなたの助けが必要です」という意味合いを持っています。

「相手の力を借りることで、より良い結果を得たい」という
気持ちを表す表現となっています。

「ご協力を仰ぐ」には感謝の気持ちを加える

「ご協力を仰ぐ」を使う場合、
「何卒ご協力いただけますようお願い申し上げます」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「ご協力を仰ぐ」という表現は、

メールや手紙、会話など様々な場面で
使われています。
プロジェクトの進行や、
チームワークを必要とする場面での
お願いとして使われることが一般的です。

ビジネスシーンにおける
「ご協力を仰ぐ」を使った
例文を紹介しておきます。

・「このプロジェクトに関しましては、皆様のご協力を仰ぎたく存じます。」
・「次回の会議に向けて、資料作成にご協力を仰ぎますので、よろしくお願いいたします。」
・「新しいシステム導入に際し、皆様のご協力を仰ぎますことをお願い申し上げます。」

手紙

「ご協力を仰ぐ」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「ご協力を仰ぐ」を
使った例文を紹介しておきます。

・「この度は、プロジェクトに関しましてご協力を仰ぎたく、お願い申し上げます。」
・「今後ともご協力を仰ぎますので、何卒よろしくお願いいたします。」

ご依頼

「ご協力を仰ぐ」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご依頼」があります。

・「この件に関しましては、ご協力を仰ぎたくご依頼申し上げます。」
・「今後ともご協力を仰ぎますので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
プロジェクトの協力依頼のメールです。

件名:プロジェクトへのご協力のお願い

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

この度、弊社では新たなプロジェクトを立ち上げることとなりました。
つきましては、田中様のご協力を仰ぎたく、お願い申し上げます。

具体的には、次回の会議において貴重なご意見をいただければと考えております。
何卒ご協力いただけますようお願い申し上げます。

まずはご依頼のご挨拶を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「ご協力を仰ぐ」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「ご協力を仰ぐ…」
と送られてきた場合、協力に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「この度はご依頼いただき、誠にありがとうございます。」
などがあります。

「ご協力を仰ぐ」のNG例

本日はご協力を仰ぐ中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。
ご協力を仰ぐ中、お引き立てにあずかりまして光栄です。
ご協力を仰ぐ中、おかげさまです。
ご協力を仰ぐ中、つかぬことをお伺いしますが…
今日はご協力を仰ぐ中、お伺いいたしました。
先日はご協力を仰ぐ中、貴社を訪問させていただき感謝です。
ご協力を仰ぐ中、お待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「ご協力を仰ぐ」は、
相手に何かをお願いする際に使う言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に負担をかけている印象を与えることがあります。

そのため、相手の状況や気持ちを考慮し、
もう少し柔らかい表現を用いることで、
より良いコミュニケーションが図れる場合もあるので注意してください。

「ご協力を仰ぐ」のお勧め文例20選

「ご協力を仰ぐ」
お勧め文例を紹介します。

1、「ご協力を仰ぐことになりますが、何卒よろしくお願いいたします。」

2、「ご協力を仰ぐ形となりますが、どうぞご理解いただけますようお願い申し上げます。」

3、「本日は<強>ご協力を仰ぐことになりますが、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。」

4、「皆様には<強>ご協力を仰ぐこととなりますが、心より感謝申し上げます。」

5、「この度は<強>ご協力を仰ぐことになり、誠にありがとうございます。」

6、「今後とも<強>ご協力を仰ぐことがあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。」

7、「本日は<強>ご協力を仰ぐことになり、誠にありがとうございました。」

8、「先日は<強>ご協力を仰ぐことにご理解いただき、心より感謝申し上げます。」

9、「この度は<強>ご協力を仰ぐことになり、恐縮しております。どうぞよろしくお願いいたします。」

10、「本日はお忙しい中、ご協力を仰ぐことになり、誠にありがとうございました。」

11、「ご協力を仰ぐことになり、申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、ご協力を仰ぐことに感謝申し上げます。」

13、「本日は<強>ご協力を仰ぐことになり、どうぞお気を付けてお帰りください。」

14、「先日は<強>ご協力を仰ぐことにご理解いただき、誠にありがとうございました。」

15、「ご協力を仰ぐことになり、お手数をおかけしましたが、感謝しております。」

16、「先日はご協力を仰ぐことにご足労いただき、心より感謝申し上げます。」

17、「ご協力を仰ぐことになり、感謝の気持ちでいっぱいです。」

18、「本日はご協力を仰ぐことになり、恐縮しております。次回は私たちからお伺いいたします。」

19、「本日は、ご協力を仰ぐことにご参加いただき、誠にありがとうございました。お陰様でスムーズに進行できました。」

20、「本日はご協力を仰ぐことに、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「ご協力を仰ぐ」の類語表現

「ご協力を仰ぐ」の
類語表現をあげておきます。

ご支援をお願いする

「ご協力を仰ぐ」の類語表現には
「ご支援をお願いする」があります。

「ご支援をお願いする」とは、
相手に対して助けやサポートを求める
丁寧な言い回しで、

主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手の理解を得るために使われることが多いです。

例えば、
「このプロジェクトに関して、ご支援をお願いできれば幸いです」
などと使います。

「協力してほしい」ことを伝える場合は、「ご支援を賜りたく存じます」といった使い方になります。

ご助力をお願いする

「ご協力を仰ぐ」の類語には
「ご助力をお願いする」も当てはまります。

「ご助力をお願いする」と同じく、
相手に対して具体的な助けを求める言葉です。

「この件について、ご助力をお願い申し上げます」といった表現になります。

「ご協力を仰ぐ」のフレーズを営業マンが正しく使うために

深い感謝の気持ちを表す
「ご協力を仰ぐ」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様に
新たなプロジェクトの支援をお願いする際に

「ご協力を仰ぐ」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は新しいプロジェクトにご参加いただきまして誠にありがとうございます。」
「おかげさまでスムーズに進行する運びとなりました。」
「これも皆様のご協力を仰ぐおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

部署移動や新しい提案を行う際に、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、

「ご協力を仰ぐ」を自然と使えると、
信頼感と誠実さを持たれるでしょう。

是非、「ご協力を仰ぐ」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



【スポンサードリンク】



覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
油を売る
ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
承知いたしました
善処します
ちなみに
当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
申し上げます
お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します