「お気持ちはありがたいのですが」のお勧め例文20選とNG例

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「お気持ちはありがたいのですが」

贈り物や接待を辞退するときに
使われるフレーズです。

相手からの贈り物や接待を断る場面。
相手の意に沿わない
返答をすることになります。

難しく感じる人も多いでしょう。

しかし、
この一見困難な場面は
チャンスでもあります。

返答の仕方によっては、
相手から信頼されることもあります。

できるビジネスマンとして、
カドの立てない断り方を
身に着けておきましょう。

先日、
仕事の関連先から
贈り物をいただきました。

お返しするのも失礼かと思い
ありがたくいただくことにしました。

仕事をする上でいろいろな贈り物や
接待をしてもらうことがあります。

私はそうでもありませんでしたが、
保険業界は「義理・人情・プレゼント」
との言葉があったくらいで、

お客様が迷惑がるくらいの
贈り物攻勢という
営業も珍しくなかったです。

接待や贈り物というと、
ドラマや小説などでは、

あまり良い表現で
使われることがありません。

ですが、基本的には、
相手との親睦を深めることや

相手に対して感謝の気持ちを伝える際に
これらの贈り物や接待が行われます。

ただこれらの贈り物や接待を
辞退することもあります。

そういった場合に、
相手は親睦や感謝の気持ちを伝えたいと

思っているのに、
無下に断るのは失礼になります。

贈り物を贈る相手側もいきなり
「結構です」「受け取れません」

そう答えられたら
良い気持ちはしないでしょう。

そこで、
「お気持ちはありがたいのですが」などの
言葉を添えて辞退することが一般的です。

使い方としては、お誘いを受けたときや
贈り物をいただくタイミングで
この言葉を添えて辞退するのが通常です。

今日は
「お気持ちはありがたいのですが…」
意味と使い方を考えてみたいと思います。

「お気持ちはありがたいのですが」の意味

「お気持ちはありがたいのですが…」
この意味は
説明するまでもないと思います。

贈り物や接待に限らず、
「あなたのお気持ちは本当にありがたいのだけれどご希望・ご要望に沿うことができません。」
このような意味と言えます。

何かをお断りする際に、
まずやわらかい印象を与えるための
クッション言葉と言って良いでしょう。

「お気持ちはありがたいのですが」の使い方

ビジネスシーンでは、
「相手の希望を拒む」場合、

ストレートに「お断りします」は
避けるのが良いとされています。

頭ごなしで失礼な印象を与えたり、
相手に不愉快な思いを
させてしまう可能性が高いからです。

それによって
その後のビジネスに支障が出たり、
信頼関係が壊れてしまう懸念もあります。

そんなときに、
「お気持ちはありがたいのですが…」は
上手く断る良い言い回しになります。

相手への思いやりと配慮が伝わる
このワンフレーズがあるのとないのとでは
相手の心情は大きく変わるでしょう。

「お気持ちはありがたいのですが…」
を使う際の注意点をあげておきましょう。

クッション言葉で使う

先にもおつたえしましたが
「お断り」「辞退」を申し出る前に
クッション言葉として使います。



クッション言葉には
言いにくいことや思いを
吸収してくれる効果があり、

切り出しづらいことを
切り出すことができる効果があります。

断る理由を添える

クッション言葉のあとは、
断る理由をきちんと述べます。

理由を明確にすることにより
誠意が伝わります。
相手の理解も得やすくなります。

また結論を後に持っていくことで、
言いにくい事を遠慮しながら
伝えているとの意を表せます。

一例をあげましょう。

・「お世話になっております。先日お誘いいただいた貴社のゴルフ大会の件です。お気持ちはありがたいのですが、あいにくその日は先約が入っております。誠に恐縮ですが今回は辞退させていただければと存じます。」

・「御社接待の件につきましてご連絡差し上げます。お気持ちはありがたいのですが、年内は多忙を極めております。外せない所用も多いためご遠慮させていただきとう存じます。」

・「先日は結構な贈り物をいただきありがとうございました。お気持ちは大変ありがたいのですが、弊社ではお取引先様からの贈り物はご遠慮させていただくことになっております。今後はお気遣いのないようよろしくお願いいたします。」

「お気持ちはありがたいのですが…」メールでの例文

「お気持ちはありがたいのですが…」
状況に応じたメール例文を紹介します。
参考にしてください。

「誘いを断るとき」

お気持ちはありがたいのですが、大変心苦しいのですが、〇〇のため今回はご一緒しかねます。」

「参加を断る」

・「先日お誘いいただいた御社大忘年会の件ですが、お気持ちはありがたいのですが、
あいにくすでに予定がはいっているため、今回は見送らせていただきます。次回はぜひ参加させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

「相手の要望を断る」

お気持ちはありがたいのですが、〇〇の事情により、お受け取りすることができかねます。」

「申し出を辞退する」

「せっかくの接待の機会をいただきましたが、お気持ちはありがたいのですが、諸事情により、今回はご遠慮させていただきたく存じます。」

「お心遣いを断る」

せっかくのお心遣いですが、お気持ちはありがたいのですが、〇〇の理由により、気持ちのみ頂戴したく存じます。ご理解いただければ幸いです

「お気持ちはありがたいのですが」のNG例

お気持ちはありがたいのですが結構です。
お気持ちはありがたいのですが受け取れません。
お気持ちはありがたいです。
お気持ちはありがたく嬉しく頂戴いたします。
お気持ちはありがたく美味しくいただきました。
お気持ちはありがたいのですが本当にありがとうございます。
お気持ちはありがたくあしからず。

これらは間違った使い方です。

「お気持ちはありがたいのですが」は
クッション言葉です。

単体では使えません。
必ずそれに続く言葉を入れましょう。
多くの場合お断りの言葉になります。

興味がない、有難くない、
かかわりたくない、
ことを言われ断る場合

「お気持ちはありがたいのですが」で
前置きしてから

「今回はお断りさせていただきます」
「遠慮させていただきます」などと
と伝えましょう。

品格のある断り方になるのと
断る結果であっても相手の気持ちには
応えることになります。

未来につなげる言葉で締める

状況が可能であれば、
「お断り」「辞退」の後に、
「今後ともよろしくお願いいたします」など

良好な関係をこれからも
持ちたい気持ちを伝え、

文章や会話を締める
ことができれば安心です。

「お気持ちはありがたいのですが」お勧め文例20選

「お誘いを断るとき」

1、「飲み会にお誘いいただき嬉しく思います。お気持ちはありがたいのですが、あいにくその日は先約が入っております。またの機会は是非ご一緒させてください。」

2、「ゴルフのお誘いありがとうございます。お気持ちはとてもありがたいのですが、その日は子供の運動会がございましてご一緒することが出来ません。次の機会を楽しみにしております。」

3、「谷先輩と共同で法人開拓しようとの案ですが、お誘いいただき大変嬉しく思っております。しかしながら、お気持ちはありがたいのですが、現在は自身の開拓能力を高めるのが先と考えております。いずれ一緒に開拓できるようになればと思っておりますのでそのときはよろしくお願いいたします。」

4、「○○研修会に参加のお誘いをいただきありがとうございます。お気持ちは嬉しいのですが、折悪くその日は別の予定がございますため、参加はご遠慮させていただきます。」

「参加を断るとき」

5、「本年度の親睦旅行にお誘いいただきありがとうございます。お気持ちはありがたいのですが当日学生時代の後輩の結婚式がございまして参加を辞退させていただければと存じます。大変に申し訳ございません。」

6、「お気持ちはありがたいのですが、現在体調が万全でなく、医者からもアルコールは控えるようにと申し使っております。新人歓迎会欠席させていただきたく存じます。」

7、「業界情報交換会にお誘いいただきありがとうございます。お気持ちはありがたいのですが今月は多忙を極めており参加できそうにありません。業務が落ち着き次第参加させていただければと思います。」

8、「ビジネス交流会の件ですが、お気持ちはありがたいのですが、現在社内で取り組んでおります新プロジェクトがございましてしばらくはこちらに専念・集中したいと考えております。せっかくお誘いいただいたのに申し訳ございません。」

9、「御社祈念式典招待の件です。お気持ちは大変ありがたいのですが、あいにくその日は出張が入っており参加することが叶いません。お気持ちのみ頂戴したく存じます。ご理解をいただければ幸いです。」

「相手の要望を断るとき」

10、「来週の会議資料作成ですが、私にご依頼をいただきお気持ちは大変ありがたいのですが、現在、決算に向けての書類作成で手詰まりとなっております。残念なのですがお引き受けすることが叶いません。」

11、「B社訪問同行の件、ご依頼をいただきお気持ちはとてもありがたいです。ですが、あいにくその日は別の訪問面談約束が入っておりまして心苦しい限りなのですが辞退させていただきます。」

12、「提案の件社内で検討させていただきました。お気持ちはありがたいのですが、予算的な面で決済が下りずお断りせざるを得ない状況です。今回は残念な結果となり申し訳ございません。」

13、「お気持ちはありがたいのですが、弊社では接待に関してはすべてご遠慮させていただくことになっております。ご了承いただきますようお願いいたします。」

「申し出を辞退するとき」

14、「御社祈念式典でのスピーチのご依頼を私儀にいただき誠にありがとうございます。お気持ちはありがたいのですが、何分口不調法のため他の方にお願いしていただけないでしょうか。ご厚意を受けられず誠に恐縮です。」

15、「せっかくの機会をいただきありがとうございます。お気持ちはありがたいのですが、諸事情により、今回はご遠慮させていただきたく存じます。」

16、「地域振興会会長の件ですが、現在社内で継承の課題と取り組んでおります。お気持ちはありがたいのですが、そのような理由から今回は辞退させていただきたく思います。またの機会がございましたら何卒よろしくお願い申し上げます。」

17、「お気持ちはありがたいのですが、新プロジェクトリーダーの件、誠に遺憾ながら他に適任がいるように思い、今回は辞退させていただきたく思います。ご期待に沿えず大変に申し訳ございません。」

「お心遣いを断るとき」

18、「この度は結構なお品をいただきまして誠にありがとうございます。誠に恐れ入りますが弊社ではお取引様からの贈答はご遠慮させていただくことになっております。お気持ちはありがたいのですが、次回からはお気遣いのないようお願いいたします。」

19、「せっかくのお心遣いですが、弊社ではお取引先様からの贈り物等は辞退させていただくルールになっております。お気持ちはありがたいのですが、今回はご遠慮させていただきたく思います。」

20、「お心遣いお気持ちはありがたいのですが、今回は間に合っております。残念ではありますが、またの機会とさせていただければと思います。」

「お気持ちはありがたいのですが…」の類語表現

「お気持ちはありがたいのですが…」
と似た表現をあげておきます。

広い枠で「相手の依頼を断るとき」の
クッション言葉と理解してください。

・残念ながら~
・恐縮ですが~
・せっかくですが~
・あいにくですが~
・身に余るお言葉ですが~
・申し訳ございませんが~
・申し上げにくいのですが~

それぞれ微妙にニュアンスが違うので
シーンに応じて使い分けて下さい。

「お気持ちはありがたいのですが…」を上手に活用するために

「お気持ちはありがたいのですが…」に
ついてお伝えしてきました。

ご理解いただけたでしょうか。

私も相手が善意で何かを施してくれる。
けれども、お断りした方が良い。

このような場面では、
「お気持ちはありがたいのですが…」
をクッション言葉として使ってきました。

贈り物や接待に限りませんが、
ビジネスシーンでは相手からの依頼を

断らなければならない
場面には必ず出会います。

相手の意に沿わない
返答をすることになるので、
難しく感じる人も多いでしょう。

しかし、先にも述べましたが、
この一見困難な場面は
チャンスでもあります。

返答の仕方により、
相手から信頼されることもあるからです。

営業マンとして、
できる大人のマナーとして、

カドの立てない断り方を
身につけておきましょう。



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