「まことに不本意で」のNG例とお勧め文例30選

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「まことに不本意で」

クレームを申し立てるときに
良く使われるフレーズです。

もちろん、他の使い方もできます。

相手や周囲の期待に沿いかねる
結果を知らせるときに、
枕詞のように使うフレーズです

「不本意」は
「私が望んだことではないのですが」
という意味です。

「不本意」の使い方に自信のない方は
是非チェックしてみてくだい。

保険会社時代、
毎月初めに全体会議がありました。

数字の良くなかった月は
居心地が悪く隠れていたい
心境のときもありました。

そんなとき、
指名されて発言を求められると

「誠に不本意ではありますが…」
が口癖になっておりました。

今日は「まことに不本意」の
意味や使い方、例文・類語表現などを
考えてみたいと思います。

「不本意の意味」

まずは、
不本意の意味からみていきましょう。

「不本意」とは自分の理想とは違う状態


人は物事に対して、
自分の理想や希望を
持って行動しています。

仕事をするときは手順を踏んで
予定通りに終わらせるのですが、

最終的に締め切りに
間に合わせるだけでなく、

「よくやった」「素晴らしい成果だ」
と評価されるのが理想です。

ところが途中で思うようにいかず
仕事が遅れてしまったり、

内容が不十分で相手が納得してくれず
に終わってしまうことがあります。

このように結果の達成率が低いときに
「不本意」という言葉が使われます。

普段向上心が強く、
常に高い目標を持っている人ほど
使いやすい言葉です。

「不本意」とは
自分の気持ちと違っていること

こちらは
「結果や未来ではなく現在自分が抱えている気持ちと違っていること」
という意味です。

特に高みを目指しているわけでなく、
正直な気持ちに反している状態です。

例えばとある提案について議論していて、
自分では良い意見だと思っていても、

周囲の人たちが
圧倒的多数で反対をしていると、
その提案は否決されるかもしれません。

自分は一生懸命賛成の意見を述べても
結果が否決では従わざるを得ません。

あるいは、
自分よりも立場が上の人が反対すると、
周囲の賛成意見の人たちも顔色を伺い
反対の立場に回ることもあります。

このように、
自分が本当に思っていることと
全く違う方向に物事が進んでしまい、

従わなければならないとき、
自分の気持ちに対して
「不本意」という言葉が使われます。

また、
クレームを申し立てるときにも
使われることが多いです。



「不本意」の使い方とNG例

「不本意」は、
否定語である「不」が付くので
ネガティブな意味になります。

自分にとって納得がいかないことでも、
他の人にとっては「本意」であることも
多いです。

あまり軽々しく口にすると
相手の意見を否定していることになり、
失礼にあたるので注意も必要です。

「不本意」を使うときには、
その物事に全く関りのない人たちに

状況の説明と自分の感想を
述べるときに使いましょう。

どうしても不本意であることを
当事者に伝える場合には

「なぜそう思うのか」
「代替案はあるのか」
「自分で行動して責任が取れるのか」

これらを整理してからにすべきです。

「まことに不本意で」のお勧め文例30選

「まことに不本意で」を使った
例文をみていきましょう。

1、「万全の準備をして臨んだつもりでしたが、プレゼンの結果はまことに不本意で、恐縮です。」

2、「まことに不本意ですが、このままですと法的手段に訴えざるをえません。」

3、「この対応はまことに不本意で、納得がいかないのですが。」

4、「入金確認が取れない場合は、まことに不本意ですが、契約を打ち切りとさせていただきます
。」

5、「今月の成績はまことに不本意でした、以後このようなことがないよう精進します。」

6、「相次ぐトラブルにより、まことに不本意ですが、御社との取引は中止させていただきとう存じます。」

7、「まことに不本意ながら、費用面の問題があり、研究開発を打ち切りとさせていただきたい。」

8、「今回の本部の決定はまことに不本意で残念です。」

9、「まことに不本意ながら、不参加申し上げます。」

10、「不本意ながら、今回は見積もりの段階でご辞退させていただきたく存じます。」

11、「なにぶんにも遠方のため、不本意ながら書中にてご弔辞申し上げます。」

12、「お客様から不評だったため、不本意ですがその商品の販売は現在中止しております。」

13、「改正にご承諾いただけない場合は、まことに不本意ながらご承諾をいただくまでの間、オプションFXに限り発注を制限いたしますので、お早目のご確認をお願い申し上げます。」

14、「不本意ながら出張があるため今月の全体会議には参加できません。」

15、「まことに不本意ながら、そのプロジェクトは暗礁に乗り上げ中止に至った次第でございます。」

16、「第2四半期の営業利益が誠に不本意ながら予想を下回る結果となりました。」

17、「2月1日○○社より突然廃業の案内があり誠に不本意ながら同社商品の供給を中止とせざるを得ません。なお修理・補修部品などアフターサービスに関しましては鋭意対応を検討しております。」

18、「つきましては、まことに不本意ながら、令和2年3月1日発注分より製品価格を改定させていただきたくご案内申し上げます。何卒、諸般の事情をご賢察の上、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

もう少し細かく
シーン別に例文をみてみましょう。

自分の理想と違う状態

19、「周到な準備をしたつもりだったが、○○社とは契約には至らずまことに不本意です。」

20、「アクシデントが相次ぎ今月は不本意な成績に終わった。」

断りの場面で使う

21、「まことに不本意ですが、今回は採用を見送らせていただきます。」

22、「不本意ながらその件につきましては、お断りさせていただきます。」

23、「不本意ながら不参加申し上げます。なにとぞご了承ください。」

24、「まことに不本意ではございますが、その件は辞退させていただきます。」

行動を停止させられた場合

25、「材料原価の高騰により、不本意ですが、その製品は販売を見合わせています。」

26、「周辺からの強い反対があり、不本意ながら、建設にいまだ着手できていません。」

27、「ご注文の品は、現在も品切れの状態でございます。まことに不本意ですが、今回のご注文はお断りせざるをえません。」

クレームを申し立てるとき

28、「まことに不本意ですが、事前の説明と違いが多すぎるので、契約をキャンセルしたいのですが。」

29、「今までにないようなひどい対応で、まことに不本意でがっかりしています。」

30、「もしこのままお立ち退き頂けない場合は、まことに不本意ではございますが、法的手段に訴えざるを得ません。」

本当はネガティブな感情を持った言葉でも
敬語を使った言い回し次第では肯定的に
伝えることが出来ます。

お断りする際やクレームなど、
伝えにくいことをスムーズに
伝えることが出来れば、

ビジネスシーンでも役立ちます。

「不本意」の類語や言い換え

ここでは、
「不本意」の類語や言い換えを
押さえておきましょう。

やむなく

やむを得ずと言う意味で、
他に選択の余地がなく他人に従ったり、
妥協して行動することを指します


仕方なく

避けられない事態が起こり、
それ以外に行動しようがない
状態を表しています。

最も標準的な言い方です。

心ならずとも

自分の心の中では
違うことを考えているけれども、

今の段階ではそうせざるを
得ない状態を指しています。

「まことに不本意で」営業マンはどう使うか

「まことに不本意で」の後に
否定的な結果をお知らせする場合、

本当に不本意ではなく
単なる社交辞令になるケースが多いです。

一方的に相手に振ることに対して
罪悪感があるために、
敢えて「不本意で」を付けています。

そのため、
クレームの申し立てなどに
使えます。
やむを得ない気持ちを表す事ができます。

大人同士の会話やビジネスシーンでは
「私の気持ちは違う」などと
ストレートにはっきりと感情を言うより、

「不本意です」と言った方が
落ち着いて聞こえます。

クレームや苦言、提言など
ビジネスシーンにおいては

言いたくないことを言わざるを得ない。
このようなシーンも必然的に訪れます。

そのようなとき、
「まことに不本意で」の一言を
挟むことによって、

自分の本当の気持ち、望みと違うことを
相手に伝えることが出来ます。

クレーム、苦言、提言は言う方も
ストレスとエネルギーがいるものです。

「まことに不本意で」を上手に使って
そんな場面を乗り切っていきましょう。

クレームも伝え方次第で
相手は気が付き改善してくれるものです。

そうなればいずれ相手も
苦言を呈してくれたあなたに
感謝してくれるときが来るでしょう。

是非とも、
ビジネスシーンに
取り入れて欲しいフレーズです。



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