「駆け出しですが」のNG例とお勧め文例20選

「駆け出しですが」

「駆け出し」との
言葉をご存知でしょうか。

新米がベテランの人に
自己紹介をするときに
使うケースが多いです。

何気なく使っていた、
意味を知らずに使っていた、

と言う人は今一度使い方を
確認しておきましょう。

ときたま金融機関の
新人と思われる営業マンが
飛び込みで訪問に来ます。

挨拶の後に
駆け出しですがよろしくお願いします」
と一言。

若さと初々しさがあり
とても好感が持てます。

今回はこの「駆け出し」
を取り上げてみました。

意味や使い方、類語、
ビジネスシーンで使える例文などを
お伝えできればと思います。

「駆け出し」の意味

「駆け出し」の意味は

仕事など物事を始めたばかりで
経験が浅いこと、またはその人。

何かをやり始めた初心者や
下っ端の者などを表しています。

自分で使う場合は
自分を謙遜して使う言葉と
考えて良いでしょう

その昔、山伏が峰入りの修業を終えて
山から出ることを、
「かけいで」「かけで」と呼び、

山から出たばかりというところから
「駆け出し」との語が生れたそうです。

初心者、未熟者といった
意味合いが強いのですが

具体的にどの程度とか
何年というものはありません。

「駆け出し」の使い方

「駆け出しですが」は、

ビジネスシーンでは主に
「新人」「経験が浅い」「経験が未熟」
という意味で使われます。

特に先にも綴りましたが
ベテランの人に自己紹介する際
用いられることが多いです。

「駆け出し」は「ご指導ご鞭撻」
とセットで挨拶に使われる

「駆け出し」を使って挨拶する際に、
「ご指導・ご鞭撻」とセットで
使われることが多いです。

「ご指導ご鞭撻」の意味は、
目上の相手からの自分に対する
教育や指導のことです。

それらを敬っている表現になります。

「駆け出し」のNG例

駆け出しですから何でもおまかせください。
(取引先等で)駆け出しなもので何もわかりません。
駆け出しですが恐れ入りますが…
駆け出しでして今月は立て込んでおります。
駆け出しですがお手をわずらわせまして…
駆け出しが本当は言いたくないのですが…
駆け出しなものでご希望に沿えず…

このような使い方は誤りです。


「駆け出し」は相手を不安に

させることがあるので注意



謙遜して感があり若さと
初々しさを感じさせる言葉ですが、

「駆け出しですが」を使うと
場面によっては相手に頼りない
印象を与えることがあります。

何事も経験豊富な人に
担当してもらった方が心強いのは
言うまでもありません。

シーンを考えて使いたい一言です。

「駆け出し」のお勧め文例20選

「駆け出し」を使ったお勧め例文と
どんな場面で使えば良いのか。
紹介しておきます。

挨拶

挨拶で自分をへりくだり謙遜して
「駆け出し」を使うケースです。


1、
「この度、入社いたしました伊藤です。駆け出しではございますが、皆様の支えを受けながら日々精進してまいりたいと存じます。今後とも、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。」

2、「今月より貴社を担当させていただくことになりました浜田と申します。駆け出しではございますが貴社のお役に立てるよう精一杯担当させていただきます。不慣れな点も多いと思いますが何卒よろしくお願い申し上げます。」

3、「もとより経験の浅い駆け出し者ではございますが、与えられたチャンスを全うしたいと思っております。」

4、「駆け出しの私ですが、やる気だけは誰にも負けない覚悟がございます。ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。」

5、「社会人の厳しさを思いさらされる毎日ですが、駆け出しではありますが御社の発展のために精一杯努力する所存です。」

6、「何分にも駆け出しですので、折にふれていろいろとご指導賜りますようお願い申し上げます。」

7、「駆け出しで何かとお手数をおかけすると存じますが、皆様のご指導を仰いでご当地発展のために精一杯努力するつもりです。」

8、「何分にも駆け出し者でございますので、今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。」

9、「この度、当地に赴任させていただきました藤原です。駆け出しではありますが、皆様の支えを受けながら日々精進してまいりたいと存じます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」

10、「本日、営業部に配属になりました小川です。駆け出しではありますが、ご教導を賜りますようお願い申し上げます。」

接待などのお礼

取引先や上司から、
お誘いなど受けたときに使えるのが

「私のような駆け出しには
もったいない」
という表現です。

また、お礼を述べるときは、
具体的に何が良かったのかを表さないと、

誤解される可能性もあるので
注意しましょう。

11、「昨晩は私のような駆け出しにもったいない、素敵なお食事の席にお誘いいただきまして、誠にありがとうございます。」

12、「先日は、私のような駆け出しには無縁の素敵な料亭で、食事を堪能させていただきました。大変勉強になり、誠に感謝しております。」

13、「昨晩は、私のような駆け出しには縁遠い割烹料亭で、食事を堪能させていただきました。また社内の人間からは聞けない数々のお話を伺うことができ、非常に勉強になりました。大変略儀ではございますが、まずはお礼方々ご挨拶申し上げます。」

14、「本日は私のような駆け出しをこのような席にお招きいただき誠にありがとうございます。感激のあまり言葉が出ない有様です。」

15、「今回は私のような駆け出しまで先輩方の集いに参加させていただき本当に嬉しいです。皆様のお話を聞くにつけ勉強になることばかりでした。またこのような機会がありましたら是非お誘いください。」

部下など目下の紹介

「駆け出し」は部下など目下の人を
目上に紹介するときに
使われることがあります。

「まだまだ未熟な部下ですが…」との
謙虚なニュアンスが相手に伝わります。

16、「彼はまだまだ駆け出しですが、仕事に対する情熱は人一倍あります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」

17、「彼女はまだ駆け出しですが、私がサポートしていきますので、よろしくお願い申し上げます。」

18、「武田はまだまだ駆け出しのため、ご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますがご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。」

19、「山本はなにぶんにも駆け出しですので、折にふれていろいろとご指導賜りますようお願いいたします。」

20、「谷は駆け出しのため至らない点も多々あるかとは存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。」

「駆け出し」の類語表現

「駆け出し」の類語を紹介しておきます。

未熟者

「未熟者」は
「学問・技術などがまだ発達していない者」
を意味します。

「駆け出し」と同様に、
自分を謙遜するときに使います


・「未熟者のため、ご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますが、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。」
・「なにぶんにも未熟者ですので、折に触れていろいろとご指導賜りますようお願いいたします。」

青二才

「青二才」は年若く経験に乏しい男を
ののしっていう語です。

あざけりや謙遜の気持ちを込めて、

「この青二才が何を言うか」
「まだ青二才の私ですが」

などと使います。

男性のみが使う言葉で、
女性は使うことが出来ません。

・「青二才ですが、やる気だけは誰にも負けません。」
・「まだまだ、青二才ですので、ご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。」

自分の経験が浅いことを
伝える表現は他にもあります。

・至らぬ点もございますが

・右も左もわかりませんが
・不束者ですが
・新米ですが

などです。
状況や相手によって使い分けましょう。

・「至らない点も多々あるかと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。」

・「まだまだ右も左もわかりませんが、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。」

・「不束者ですが、何卒ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。」

・「新米ですが、しっかり学ばせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。」

「駆け出し」を営業マンはどう使うべきか

基本、
新人がベテランの人に自己紹介するとき
に用いる表現です。

若さ、初々しさ、謙虚さなどが
伝わり良い印象を
与えることが出来ます。

但し、注意点もあります。

それは自分の第一印象を
下げてはいけないという点です。

駆け出しなので大目に見てください。
駆け出しなので不完全をお許しくさい。

このようにネガティブなイメージ、
甘えの一種として伝わってしまうと
言うまでもなく逆効果です。

駆け出しであることを言い訳にして
完成度の低い適当な仕事をされるのでは。

このような誤解を生むこともあります。
これは大変にもったいないことです。

少数かとは思いますが、
「あなた、駆け出しなんでしょ」

と軽んじられたり、
相手にされなかったり、
そんなケースもゼロではありません。

一年目であろうと、
駆け出しであろうと、

ビジネスシーンはプロとプロの世界です。
自らの価値を下げてしまうような
言動は慎み堂々と挑んでいきましょう。



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