「不退転の決意・覚悟」のお勧め文例30選とNG例

「不退転」という言葉をご存知でしょうか?

選挙や政治、ニュース報道で耳にする言葉に
「不退転の決意」「不退転の覚悟」
との言葉があります。

何があってもあきらめず屈することなく
突き進むという心構えを持ち事に当たる。
決意表明の言葉として使われます。

日頃使うことの少ない言葉ではありますが
時としてビジネスの現場でも
使われることがあります。

今日はビジネス敬語としての
「不退転」の意味と使い方を
考えてみたいと思います。

「不退転」ってどうゆう意味なのだろう?

そもそもこの「不退転」とは
どうゆう意味なのでしょう?

「不退転」は「信念を持ち何事にも屈しない」
という意味です。

「退転」つまり変わって前よりも悪くなる…
でなく退転しないことで不退転なのです。

「不退転」は「不退転の決意」「不退転の覚悟」
このようなカタチで使われることが多いです。

決して志を曲げたり屈したりしない、
何があっても屈することなく突き進む信念、
このような意味になります。

強い決意と覚悟が伝わってくる言葉で
決意表明の言葉として
使われることが多いですね。

この「不退転」語源は仏教用語なのだそうです。

「仏教修行において、すでに到達した境地から後戻りしないこと」
「退くことなく善行を行い、修行をする」

修行を重ねて得た段階から後退しない。
得た功得を失うことがないよう
信じたことを決して変えない。

そもそもはこのような意味で
使われるようになっていったようですが
現代使われる「不退転」は
少し違った意味になっていますね。

現在使われる「不退転」は
自分があきらめない、屈しない、
との意味が強くなっています。

「すぐに主義・主張・意見を変えません」
「すぐにあきらめて責務を辞さないようにします」

このように「不退転」とは決して
退かないという意味です。


ひとたび心に決めた誓いや志を
絶対に曲げることなく、
何があっても屈しないことです。

何としても成し遂げるという
思いを表現するときに使います。

ビジネスシーンにおける「不退転」の使い方

「不退転」は固い決意や
志を表わすときに使う言葉です。

簡単にあきらめたり主張を変えません。
このような気持ちを表す言葉です。

良く政治家が「不退転の決意で臨みます!」
あるいは新横綱が記者会見で
「不退転の覚悟で綱の道を全うします!」

このように口にしますが
これがわかりやすい例でしょう。

ビジネスシーンで使う場合は
自分の頑張る気持ちを伝えたい場合、
張り切っていることを表わす場合に
使うことが多いです。

決意表明するときに「不退転」を使うことで
強い気持ちを示すことが出来るからです。

政治家や企業の代表らが
「不退転の覚悟で臨みます」
などと発言するのを耳にしますが

「どんなことが起ころうとも
頑張ろうと思っている」
との気持ちを示しています。

但し、軽々しく使うべきではなく
ここぞという場面で使って効果がある
言葉であることは言うまでもありません。

「不退転の決意」「不退転の覚悟」
このような使い方をすることが多いですが
使い方をみていきましょう。



「不退転の決意」使い方

「不退転の決意」とは「決して志を曲げない」
「屈したりしないと誓う心」を意味しています。

政治や企業で不祥事が発覚した場合に、
謝罪会見の場で改善を誓う言葉として
使われることが多いですね。

「不退転の覚悟」は
「どんなことが起こっても退かない」
「臆することなく突き進む信念」

このような意味になります。

強い決意や信念を
周囲に示したいとき
使われることが多いです。

「不退転の決意」のお勧め文例30選

「不退転の決意」
代表的な例をいつくかあげておきます。

不退転の覚悟

1、「彼は不退転の覚悟で小規模市場に挑んだ。そして目標達成のため脇目を振らず日々邁進を続けた。」

2、「不退転の覚悟がないなら試みは失敗に終わる、取り組む前から多くの人にそのように言われておりました。安易な道程でないことは重々承知です。」

3、「簡単なことでないのはわかっておりますが、被災地の復興に不退転の覚悟で取り組む所存です。」

4、「彼はこの道のプロになるため不退転の覚悟で精進した。そして何度も挫折や絶望を味わったがあきらめなかった。」

5、「彼女は不退転の覚悟を持っているから、必ずや今回の仕事もしっかりとこなしてくれるでしょう。」

6、「何事も不退転の覚悟で臨む彼は本当に信頼できる。」

7、「不退転の覚悟を持って取り組むことを誓います。皆の前でそう宣言したのだからその姿勢は貫いて欲しい。」

8、「この役職に就いた責務を果たすため不退転の覚悟で臨むものであります。」

9、「〇〇議員からは、不退転の覚悟であのときの公約を果たそうとしている姿勢がうかがえる。」

10、「不退転の覚悟がないのであれば、このプロジェクトは頓挫する、中途半端な気持ちならば最初からやらない方がよい。」

11、「始める前から不退転の覚悟が出来ているかどうか、その覚悟がないのであれば協力するわけにはいきません。」

不退転の決意

12、「彼が何度挫折しそうになっても、司法試験に合格したのは不退転の決意があったからだ。」

13、「記者会見の席で事故の再発防止に向け不退転の決意で取り組んでいかねばならいと表明をした。」

14、「不退転の決意を持ってこの改革を断行するというのが役員会での決定です、今さらこれを曲げるわけには参りません。」

15、「鋭い眼光から不退転の決意が伝わってきた、それを見せつけられた周囲の者は何も口にすることが出来なかった。」

16、「社長と新経営陣は会社再建に向け不退転の決意で心を鬼にしてリストラに踏み切った。」

17、「彼は不退転の決意を持って更正し立派な人間に成長しようと決心した。」

18、「不退転の決意で、新しいプロジェクトに臨みたいと思っております。」

19、「不退転の決意を持って、新規事業を展開することに決めました。絶対に成功させてみせます。」

20、「彼はスポーツを止め学業に専念し、不退転の決意で大学受験に臨もうとしている。」

21、「不退転の決意での一言を皆の前で口にしたのだから、このくらいのことでへこたれないで欲しい。」

22、「彼女の無言の眼差しから不退転の決意が伝わってきた。私にはもう止めることはできないと思った。」

不退転の意志

23、「関係者全員の士気をあげるため、これからの物事を進めるにあたっての不退転の意志を全員に伝えた。」

24、「彼の不退転の意志を、眼前にてこれでもか!と見せつけられた。」

25、「危険を顧みず、不退転の意志で災害救助をやる遂げる人たちのおかげで被害は最小限度に食い止められた。」

26、「当時の社長は不退転の意志を持って経営再建に着手した、だが周囲の目線は決して温かいものではなかった。」

27、「センター長の不退転の意志がスタッフ全員に伝わり一丸となることが出来た、結果、何とか今回のプロジェクトを期限内に納品をすることができた。」

28、「どのような競技でもトップアスリートと呼ばれる人たちは、不退転の強い意志を持っているものです。」

29、「不退転の揺るぎない強い意志を持っている彼女はどんな説得をしても応じようとしなかった。」

30、「不退転の意志をもっている彼らは何度失敗してもあきらめなかった。画期的な新製品が開発できた最大の理由はそこになるのだと。」

「不退転」の言い換えや類義語

ビジネス用語として使う機会は
限られる「不退転」ですが、
類義語や近い言葉をあげておきましょう。

困難に対して挫けないとの意味では、

・諦めない
・屈しない
・へこたれない
・負けない
・不屈の
・七転八起
・不抜の

意志が強く変わらない様に対しては、

・確固たる
・堅い

などがあります。

「不退転の決意・覚悟」のNG例

なるべくなら不退転の決意で臨みたいと思います。
不退転の覚悟で挑めたら良いなと考えています。
不退転の決意で臨めるかもしれません。
彼には不退転の意志があるから仕事を任せるのは心配だ。
私はあきらめは早いですが不退転の覚悟と決意があります。

このような使い方はNGです。

「不退転の決意・覚悟」は
言うまでもありませんが
多用すべき言葉ではありません。

また軽い気持ちで
口にすべき言葉でもありません。

「不退転の決意を持って…」と
公言したにもかかわらず
物事を挫折してしまうと
相手から裏切られたと受け取られかねません。

「不退転」は自分の思いを伝えるには最適です。

ですが、
軽い気持ちで使うと周囲からの信用を
簡単に失くしてしまいます。

口先だけの人と思われてしまいます。


そうならないためにも、
相当な決意と覚悟、自信と確信が
ある場合にのみ使うのが無難でしょう。

「頑張ります」「努力します」
ということを伝えたい場合は、

「努めてまいります」「励んでまいります」
「邁進いたします」
こういった言葉を使うべきです。

生半可な決意・覚悟では使えない言葉です。
それだけに、その決意を周囲に示すだけでなく
目的を遂行するまで自分自身を律する
強い力がこの言葉には秘められています。

不退転とは、退転しないことです。
この道を進むと決めた心を
途中で変えないことです。

特に、ビジネスシーンで使うときは、
ここぞという場面で
効果的に使っていきたいものです。

途中で歩みを止めてしまったら退転です。
「不退転の決意・覚悟」は、
軽々しく語れるものではありません。

先にも綴りましたが、
「不退転の決意で臨む」と決意表明して
途中でやめてしまうことを繰り返せば
完全に信用を失います。

熟慮を重ね、この道を行くことが正しい、
そう確信が持てたときに初めて
「不退転の決意」を語ることが出来るのです。

営業マンは「不退転」をどのように使うべきか

不退転の決意の意味や使い方や例文、
類語などを紹介してきました。

営業マンは「不退転」という言葉を
日頃口にすることはあまりないと思います。
また安易に使うべき言葉でもありません。

お伝えしてきたように
「不退転」は「絶対にくじけない」
「何があってもあきらめない」
強い意志を表わす言葉です。

個人的にですが過去一度だけ
自分の不注意からお客様から大クレームを受け
その改善のお約束に使ったことがありました。

人生やビジネスを戦いと捉える人にとって
「不退転の決意・覚悟」は
重要な意味を持ちます。

何をもって人生の勝利者かは
人それぞれでしょう。

けれども、
不退転の決意の人は、浅い気持ちを嫌います。
常に深い道を模索しているものです。

世間の風潮に惑わされない
心の強さがあります。

目指すべき理想は人それぞれですが、
不退転の決意を固めた人には、

自身の決めた理想の道を
信じて進める人ではないでしょうか。

他人の言葉に揺れない
絶対的な強さがあると言えます。

人生にせよ、ビジネスにせよ、
ほとんどの人が思ったとうりにはいきません。

ときとして壁にぶつかり、挫折を繰り返し、
弱気になったり、挫けそうになったり、
逃げ出したく投げ出したくなったり。

意外かもしれませんんが、
これはどんな成功者や幸せな人生を
送っている方でもそうなのだそうです。

日頃、使うことの多くない
「不退転の決意・覚悟」には
このような重さがあります。

「不退転の決意・覚悟」には
このような背景があり

それを乗り越える覚悟と決意のある人が
使って初めて生きてくる言葉です。

そしてその極みを乗り越えた人にとっては
この言葉を上手に使うことによって
思いもよらない展開が開けることがあります。



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ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず