「君を見込んで」のお勧め文例30選とNG例




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「君を見込んで」

部下に大切な仕事を依頼する際
用いられるフレーズです。

仮に、あなたが今、上司であれば、
大なり小なり部下の扱いに
悩まれていると思います。

逆に、あなたが部下であれば、
上司の目や評価は
気になるところでしょう。

上司であれば部下になんらかの
仕事を依頼しなければなりません。

基本、依頼した仕事は
完遂してもらわなねばなりません。
そして評価もしなければなりません。

当然良くできていれば良い評価をします。
そうでなければ悪い評価にあります。
叱咤激励になることもあるでしょう。

そして、
部下のモチベーションを
あげるのも上司の仕事です。

上司の在り方次第で
部下のモチベーションは
上がりもするし下がりもする。

いろいろな現場でその様を見てきました。

言葉は薬にもなるし毒にもなる。

言葉一つで人はやる気になったり、

逆に、やる気を失って
しまったりするものです。

時として大切で重要な要件を
部下に任せることがあります。

そのときに、
一役買うのが「君を見込んで」です。

この言葉をかけられた
部下の気持ちはどうでしょう。

「認めてもらった」
「選ばれた」
「期待されている」

モチベーションは
大きく跳ね上がるはずです。

任された任務をこなそうと
普段以上に張り切って
邁進する姿が予想されます。

今日はこの
「君を見込んで」を記事にします。

「君を見込んで」の意味

「君を見込んで」の
意味からみていきましょう。

「見込む」は

「あてにする」「望みをかける」
「予想する」「将来有望だと思う」

との意味になります。

ですから、
「君を見込んで」は

「あなたをあてにして」
「あなたに望みをかけて」

このような意味になるでしょう。

「ほかにお願いできる人もなく」
「君の力を信頼して頼みたいのだが」
「〇〇君しか頼める人がいないので」
「君にしか頼めなくて」
「他に頼れる人もなく」
「是非、君の力を貸してほしい」
「日頃から君のことは認めているから」

このような意味にも受け取れます。

いずれにせよ、
この言葉をかけられた人は
悪い気はしませんよね。





「君を見込んで」の使い方とNG例

君を見込んでこの資料のコピーをお願いしたいのだが。
君を見込んで遅刻には気をつけてくれたまえ。
君を見込んで社内での発言には注意した方が良い。
君を見込んでこの程度のことをお願いするのはどうかと思うが…
誰でもいいのだが君を見込んでお願いしたいのだが。
お願いできる人は大勢いるのだがとりあえず君を見込んで…
君を見込んで残業が嫌なら帰ってもいいぞ。

このような使い方は間違いです。

「君を見込んでは」
何か大切で重要な要件を
部下に頼むときに使います。

多用しない、誰にでも使わない

注意点としては、
軽い言葉ではありません。
多用は禁物です。

日常業務で普通に
頼んでいることには使いません。

この言葉を使うときは
特別な場合と考えてください。

「君を見込んで」は
伝えられた側からすると
良い意味でとても重い一言なのです。

もうひとつの注意点としては、
誰にでも使わないという点です。

「是非、君の力が必要だ」
「君なら必ずできるはずだ」

このような意味が
込められているからです。

誰にでも軽々しくこの言葉を使っていると
使う側の品格や敬意を落としかねません。

「君を見込んで」
以下文例をあげておきましょう。

「君を見込んで総会の企画・運営を頼みたいのだが。」
「〇〇を実現させたい、君を見込んで責任者をお願いしたのだが。」

信頼して認めて依頼するニュアンスです。

他に「お願いできる方もなく」との意味もあり

上記とはニュアンスが異なるのですが
「ほかに頼れる人がいなくて」の
意味で使われるケースもあります。

多用しない、
誰にでも使わないは同じです。

「ほかにお願いできる方もなく、森原さんを見込んでお願いに参りました。」
「藤木さんしか見込める人がいないので、是非とも、よろしくお願いします。」

このような使い方もあり、
強いお願いをするニュアンスです。

「君を見込んで」のお勧め文例30選

「君を見込んで」
以下文例をあげておきましょう。

重要な用件を部下に頼むケースです。

1、「来週の全体会議、君を見込んで司会を頼みたいのだが。」

2、「〇〇の建設工事の件、君を見込んで責任者をお願いしたのだが。」

3、「〇〇社のプレゼン、君を見込んでお願いしたのだが。」

4、「新商品の開発をするスタッフの一員の件、君の力を見込んで適任だと。」

5、「君を見込んでいるからこそ任せた、あきらめないでやり遂げて欲しい。」

6、「私は彼のことを見込んでいる、きっとやってくれるでしょう。」

7、「〇〇の案件は私が見込んでいる君にしかできないことだと思っている。」

8、「今回の業務達成は君の力を見込んだからこそだった。」

9、「君の力を見込んで激戦区のA地区の開拓をして欲しい。」

10、「B社との交渉、君の経験と実績を見込んでお願いしたいのだが。」

11、「C社からのクレーム対応、今の担当者だと荷が重いので牧野君を見込んで応援をお願いしたい。」

12、「日頃から君の姿勢は見込んでいた。なのでこのプロジェクトは君に任せたい。」

13、「私が彼を見込んで抜擢したのですが、残念な結果になりました。責任は私にあります。」

14、「私は他に適任がいると思うのですが、部長が彼を見込んでいるというのであれば反論の余地はありません。」

15、「新製品の開発に関しては君を見込んで正解だったと思っている。」

「君を見込んで」
以下はお願いをするニュアンスです。

16、「花村さんを見込んでお願いがございます。ぜひ私にも税理士開拓のノウハウをご教示ください。」

17、「君しかお願いを見込める人がいない、無理は承知だけれどやってもらえるね。」

18、「こんな事、君を見込むしかなくて。」

19、「私ではとても力が及ばないため、君を見込んで力を貸して欲しい。」

20、「弊社のみですと対応しきれないため、御社の力を見込んで協力をお願いしたいのですが。」

21、「〇〇を成功させるために、貴社を見込んでご教示をお願いしたいのですが。」

22、「永野様の実力と実績を見込んで、お願いがあるのですが。」

23、「丹羽様を見込んで祈念式典でスピーチをお願いしたいのですが。」

24、「奥山さんを見込んでお願いはしたのですが叶いませんでした。」

25、「課長は君を見込んで大切な依頼をした。それなのになぜ断る。」

26、「君を見込んでお願いしたんだけれど、残念です。」

27、「是非とも期日までに仕上げてもらいたい。君を見込んでお願いしたことだから。」

28、「弱音を吐かずやり通して欲しい、日頃から見込んでいる君のことだから必ず出来るはずだ。」

29、「遠山様を見込んでのお願いです。無理は重々承知しております。」

30、「簡単なお願いでないことは承知しております。その上で黒木様を見込んでお願いに参った次第です。」

「君を見込んで」ビジネスシーンでどう使う

部下などに重要な任務を依頼するとき、
この「君を見込んで」は
大きな力を発揮します。

伝えられた側は
大いにやる気に溢れるでしょうし

期待に応えようと
責任感も増すはずです。

それだけに平凡な依頼をするときに
つかうべきではありません。

「君を見込んでこのコピーお願いします」
「君を見込んでいつもの資料明日までに」
「君を見込んで〇〇社に一報いれておいて」

このような使い方をすべきでないことは
言うまでもないことです。

また、先にも述べましたが
誰にでも多用すると
この言葉の価値が下がります。

あなたの格も落としかねません。

ここぞ!という場面で、
日頃信頼しているこの人なら!

そのようなビジネスシーンで
用いて効果が出る言葉です。

「君を見込んで」は
「うん、あなたならできる!」
と同義語とも言えます。

伝えられた側は、
「そうか、俺はできるのか!」
との揺るぎない自信に繋がります。

「できるんだ!」
というところから出発すると
本当にできるようになるものです。

そのくらい、
この「君を見込んで」は
力のある言葉のなのです。

相手の隠れた力を引き出せる一言です。

時と相手を選ぶ言葉ではありますが
「君を見込んで」を上手に使い

よりよき人間関係、有能な部下や、
組織を作っていきましょう。



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