「またの機会に」のお勧め文例30選とNG例




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車検がありディラーの営業から
車の乗り換えを勧められていました。

思い切って乗り換えるべきか?
今はその時期ではないのか?
迷うところです。

結局、
現在の車で特に問題はないので
乗り換えは断念しました。

ディラーの営業さんには
「乗り換えは今回は見送りまたの機会にします
と丁重にお断りの連絡をいれました。

「またの機会に」
という言葉の使い方を心得ておくと、

相手の誘いを断る際の
社交辞令などとして役立ちます。

「またの機会にお願いします」「またの機会がありましたら」
など、

ビジネスの会話やメールだけでなく
私生活でも使えます。

普段、何気なく使っていますが、
「またの機会に」とは、
どのような時に使う言葉なのでしょうか。

また、
どう使えば良いのでしょうか。

この記事では、
「またの機会に」の使い方や類語、
例文などをまとめてみました。

ビジネスシーンでも
使われる機会の多いフレーズです。

これを機に正しく理解しておきましょう。

「またの機会に」の意味

「また」という言葉は、
副詞、接続詞、接頭語として使われます。

副詞の場合は、
「また失敗した」というように、
「再び、二度」の意味。

「彼もまた私と同様、弁護士だ」と、
「同じく、ひとしく」という場合。

「またの折に」と、
「別のときや、ほかに」を意味し、

「またなんと悲しい話」と「驚きや疑問」
の気持ちを表します。

接続詞の場合は、
「有能でもあり、また面白くもある」

というように事柄を列挙するとか
別の事を付け加える、

そして、
「してもいいし、また、しなくてもいい」

と列挙した事柄のうち、
どれを選んでもいい時に用います。

接頭語は「また聞き」のように、
間接の意味を表します。

「機会」は
「チャンス、ちょうどいい折、最も都合のよい時期」
を意味します。

この二つの言葉が繋がった
「またの機会に」の意味は、

「今回」ではなく、
「別の折に」という事になります。

「またの機会に」の使い方

「またの機会に」のビジネスにおける
使い方をみていきましょう。

使用例1

大事な取引先の担当者に
飲み会に誘われたのですが、

仕事の都合がつかず、
どうしても断らなければならないケースは、
次のようになります。





「会食のお誘いありがとうございます。せっかくお声をかけていただきましたが、どうしても都合がつきません。大変残念ですが、またの機会を心よりお待ちしています」

このような断り方ならば、
相手にも納得してもらえます。

「心よりお待ちしています」と
次につなげる言葉を添えると、
相手の印象もよくなります。

もう誘ってほしくない時は、
次につなげる言葉は省きましょう。

使用例2

一つのプロジェクトを複数の企業で成し遂げ、
担当者同士の会話です。

「また機会があれば一緒にしましょう」 「また機会があれば連絡してください」
などは社交辞令で、
自然と疎遠になってしまいます。

逆に、
「次はこんな事業を一緒に」
と具体的に示されると、

相手の仕事に対する情熱や
意識の高さがうかがえ、
単なる社交辞令ではなくなります。

使用例3

就職活動で、
会社の求人情報をみて応募、

面接までこぎつけて
会社側の連絡を待っています。

「このたびは応募いただきありがとうございます。予想以上の応募があり、弊社で慎重に検討しました結果、今回は採用を見送らせていただきました。またの機会もございますのでよろしくお願いします」

「もっと早く連絡できればよかったのですが、社内で結論がでるまでに時間がかってしまい、申し訳ございません。今回は採用を見送らせていただきますが、また、次の機会もよろしくお願いします」

この場合も、
次があるというのは社交辞令で、
今回限りで次はないことになります。

「またの機会に」のお勧め文例30選

「またの機会に」を
使った例文を紹介します。

1、またの機会がございましたら、ぜひよろしくお願いします。

2、今後とも、またの機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

3、今回は欠席となりますが、ぜひまたの機会によろしくお願いします。

4、今回は見送らせて頂きますが、またの機会によろしくお願いします。

5、都合により今回はご一緒できませんが、またの機会によろしくお願いします。

6、承知いたしました、またの機会にお待ちしております。

7、今回はいらっしゃることができないとのこと残念です。またの機会にお待ちしております。

8、その日はご予定があるとのことで、またの機会にお待ちしております。

9、お誘いありがとうございます。大変申し訳ありませんが、〇〇日はどうしても都合がつきません。またの機会にお声がけいただければと存じます。

10、またの機会にぜひご一緒いたしましょう。

11、またの機会にぜひお声がけください。

12、この度は弊社にご応募いただきありがとうございました。大変申し訳ございませんが、弊社で検討した結果、今回の採用は見送らせていただきました。またの機会に宜しくお願いいたします。

13、「本日は予定が詰まっており訪問することができません」
「承知しました。またの機会にぜひお願いいたします」

14、「今回はすべて売り切れとなってしまいました」
「それでは、またの機会をお待ちしております」

15、「弊社で食事会、参加できないということで承知しました」
またの機会を楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします」

16、今回は日程が合わず、非常に残念ですがまたの機会にぜひお願いします。

17、残念ながら、販売は終了いたしましたが、再販する可能性もあるので、またの機会にぜひお願いいたします。

18、今日はお話する時間があまりもてなくて残念でしたが、またの機会にぜひよろしくお願いいたします。

19、今回抽選に外れてしまった方も、またの機会に是非よろしくお願いいたします。

20、またの機会がございましたら、ぜひ弊社商品のご利用を何卒よろしくお願い申し上げます。

21、承知いたしました。では、またの機会がございましたら何卒よろしくお願い申し上げます。

22、今回は非常に残念なのですが、またの機会がございましたら、何卒よろしくお願い申し上げます。

23、ぜひご一緒させていただきたかったのですが、またの機会にお声がけいただければと存じます。

24、今回は非常に申しわけないのですが、またの機会にお誘いいただければ幸いです。

25、体調を崩してしまっているので、大変申しわけありませんがまたの機会にご一緒させてください。

26、今回はとても残念ですが、またの機会にぜひご提案いただけるようお願いいたします。

27、その日はあいにく外せない予定がありますので、またの機会にご連絡いただければ幸いです。

28、今回は非常に残念なのですが、またの機会をお待ちしております。

29、今回は参加することができなかったのですが、またの機会を楽しみにしております。

30、今回はスケジュールの関係で訪問することができませんが、またの機会を心待ちにしておりますので宜しくお願いいたします。

「またの機会に」のNG例

・今回は予定の通り参加します。またの機会によろしくお願いします。
・今回はお誘いいただき、またの機会をお待ちしております。
・スケジュール調整した結果今日訪問可能です。またの機会を心待ちにしております。
・またの機会にご一緒したくありません。
・(目上に)すみませんが、今日は予定があるのでまたの機会に。
・今回は残念なのですが、またの機会来週の金曜日は大丈夫です。
・大変に嬉しく光栄なのですが、またの機会がございましたら、是非弊社商品のご利用をお願いいたします。

このような使い方は間違いです。

「またの機会に」の類語・言い換え

「またの機会に」は

「目下のところ状況により行動を取りやめる」
「今の段階では導入しない」

という意義があります。

類語にあたる言葉は
「今回は見送る」「次の機会に」
などになるでしょう。

「追加発注の件、どうなりましたか?」
「今回は見送ることといたします。よろしくお願いいたします。」

状況によっては
「今回は見送る」という言葉が
ストレートに響く場合もあるでしょう。

相手や立場に合わせて
適切な類語を使い分けるようにしましょう。

「またの機会に」は、

・また今度
・またご縁がありましたら
・また何かの折には

このようなフレーズで
言い換えることができます。

「またの機会に」営業マンはどう使うか

「またの機会に」とは漢字で表記すると
「又の機会に」となります。

「又」とは、
「また」「その上」「再び」「さらに」
といった意味になります。

「又の」という使い方で、
「別の」「次の」といった意味になります。

「又の機会に」は
「別の機会にしてください」
という意味です。

この言葉の意味は
どんなものなのでしょうか?

ビジネスメールなどで
あなたが何かに誘われたとします。

その場合、気持ちが乗らなかったり、
用事があって都合が悪かったりした時、

「行けません」と
直接的に断りの返信はできません。

不愛想になって、
何かと角が立ちます。

その場合、
「またの機会に」と返信することで、
誘いをやんわり断りましょう。

「またの機会に」の意味は
「今回はできませんが、また別の日にお誘いください」
というものです。

とても肯定的な断り方だと
言えるのではないでしょうか?

「声をかけてくれてありがとう」
という意味も含まれるため、

相手に失礼にならず、
厳しい印象を与えないように
お断りすることができます。

便利なフレーズなので、
上手に使っていきましょう。

 



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