「承知いたしました」のお勧め文例30選とNG例

新入社員っぽい銀行マンが
飛び込みで営業に来ました。

たどたどしいですが初々しい。
決して悪い感じはしません。

「何かお困りのことはありませんか?」

そう尋ねてくるので
日頃感じていることを伝えました。

すると、
「承知いたしました!」
「何かお役に立ちたいと思っております!」

立ち振る舞いは清々しかったです。

ところでこの「承知いたしました」は
ビジネスメールなどでも多く使いますが
正しい意味を理解していますか?

二重敬語なのでは?と
気になったりはしませんか。

かしこまりました、承知しました、
了解しました、わかりました、
と違いがあるのでしょうか。

あるとしたら、
どう使い分ければ良いのでしょう。

今回は
「承知いたしました」の意味や使い方
類似表現などを記事にしました。

あなたのお役にたてれば幸いです。

「承知いたしました」の意味

まずは「承知」という言葉から
みていくことにしましょう。

「承知」の意味は、

・事情などを知ること、知っていること、わかっていること。
・依頼、要求などを聞き入れること。承諾。
・相手の事情などを理解して許す事。

このようになりますが、

ビジネスシーンでの「承知いたしました」
は「依頼・要求などを聞き入れること」
としての意味で使われます。

「承知いたしました」の使い方

「承知いたしました」には
「いたす」という
明確な謙譲表現が含まれています。

ですから、
丁寧度のレベルはとても高く
上司やお客様に使う言葉です。

「承知いたしました」は二重敬語?
と疑問を持つ方も多いようです。

結論から先に、
「承知いたしました」は
二重敬語には当たりません。

文法的な話になり恐縮ですが、
「承知」は尊敬語ではありません。

「いたす」は謙譲語、
「ました」は丁寧語です。



「承知いたしました」には
尊敬語が含まれていないのです。

ですから二重敬語には当たりません。

「承知いたしました」と「承知しました」
の使い分けですが
ともに丁寧度レベルは高い言葉です。

2つの使い分けとしては

・「承知しました」:上司など社内の目上の人に使う
・「承知いたしました」:お客様など社外の人に使う

このような使い分けがベターでしょう。

「承知いたしました」のお勧め文例30選

「承知いたしました」の
お勧め例文をあげておきます。
参考にしてください。

1、明日14:00の来社ですね。承知いたしました

2、承知いたしました。15日に間に合うよう手配いたします。

3、承知いたしました。部長の手塚にその旨連絡しておきます。

4、承知いたしました。飛行機は私の方で手配させていただきます。

5、21日4名様でご予約ですね。承知いたしました

6、貴社との打ち合わせ日程変更の件、承知いたしました

7、ご要望の件、確かに承知いたしました

8、承知いたしました。ではそのように対応させていただきます。

9、承知いたしました。社内に持ち帰り検討させていただきます。

10、承知いたしました。後ほど連絡させていただきます。

11、承知いたしました。次回までに準備させていただきます。

12、今回の一方的な日程変更、承知いたしかねます

13、価格の変更につきましても承知いたしました

14、ご依頼いただきました○○の件、承知いたしました

15、新プロジェクトの人選変更の件、承知いたしました

16、来月の総会について、議題と進行方法を承知いたしました

17、スタッドレスタイヤを追加でご注文ですね。承知いたしました

18、貴社への資料提出の期限は今月いっぱいとのこと。承知いたしました

19、工事の進捗については承知いたしました。期日までに必ず間に合わせますのでご心配なくお待ちください。

20、ご予約の変更ですね。承知いたしました

21、承知いたしました。資料修正し明日の17:00までにお届けにあがります。

22、来週水曜日までの発注書送信の件、確かに承知いたしました

23、価格改定の詳細の件、承知いたしました

24、承知いたしました。本日はお忙しいところ誠に失礼いたしました。

25、ご依頼の件、承知いたしました。当日までにすべて準備させていただきます。

26、ご提案の件、承知いたしました。それでは、次回、正式な契約書をお持ちください。

27、承知いたしました。この企画を必ずや成功させてみせます。

28、先日はありがとうございました。お打ち合わせの件、承知いたしました。お待ちしております。お気を付けてお越しくださいませ。

29、ご連絡頂いた打ち上げ楽しみにしております。承知いたしました。ありがとうございます。

30、承知いたしました。週明けの月曜日には見積書を提出いたします。

「承知いたしました」のNG例

・無理を承知いたしましたのうえでのお願いがあります。
・君の言うことなど百も承知いたしましたのうえだ。
・事の経緯を承知いたしましたしておきたい。
・思っていたほど時間がかからないと承知いたしました。
・決算書の記載に一部間違いがあることを承知いたしました。
・私、染野が承知いたしました。
・本日がお誕生日であると承知いたしましたので、お花を用意させていただきました。

このような使い方は誤りです。

「承知いたしました」の類似表現

・かしこまりました

上司や取引先など目上の人からの
依頼や指示を受けるときに
使うことが多いです。

相手の指示や依頼に「承諾しました」
と答えるニュアンスを含んでいます。

「承知いたしました」と
ほぼ同じシーンで使えます。

・了解いたしました

少し砕けた印象を与えます。
仲の良い上司や少し距離の遠い部下などに
使うと良いでしょう。

ビジネスシーンでは「承知いたしました」
「承知しました」を使うことが一般的です。

・承りました

目上の人からの指示や依頼を
受けたことを伝えるときに使います。

「承知しました」と同じ使い方ができます。
社内よりも社外で使うケースが多いでしょう。

・了承いたしました


「承知いたしました」と
ほとんど同じシーンで使うことができます。

ですが、基本的には
「承知いたしました」「承知しました」
を使うのが一般的です。

・承諾いたしました

メールや手紙の書き出し言葉で
使われることが多いです。
「承諾書」との言葉もありますね。

「承知いたしました」よりも、
引き受けることを強く伝えたい
シーンで使われることが多いです。

「承知いたしました」ビジネスマンはどう使うべきか

今回は「承知いたしました」
の使い方や類語、例文を紹介しました。

「承知いたしました」は
「わかった」「把握した」という承諾の意志を
丁寧に伝えられる敬語表現です。

ビジネスシーンでは話し言葉だけでなく、
メール・手紙などの書き言葉としても
活躍します。

同じような意味の類語も多いので、
正しく使い分けができるように
しておくとよいでしょう。

「承知しました」「承知いたしました」の、
フレーズやニュアンスの違いを理解できたら、
実際に使ってみることが何よりです。

そうすることで、
ビジネス敬語に対する理解度を
さらに高めていけます。

是非、実践してみましょう。

上司や取引先、お客様からの
印象は確実によくなります。



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