「承服」のお勧め文例30選とNG例

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あなたは「承服」という言葉を
使ったり使われたり
したことがありますか?

この言葉は相手の意見を柔らかく
否定できる特徴を持っています。

スポーツニュースをみていると
プロ野球の選手たちの年棒交渉が
話題になります。

〇〇選手200%増の大幅アップ、
逆に、〇〇選手現状維持を保留、
〇〇選手〇千万ダウンを保留とか。

先日もある選手が険しい表情で
「この提示は承服できません」
とコメントしていました。

野球選手の年棒交渉に限りませんが、
ビジネスの場面でも、

相手の意見や要望などを聞いて同意する、
あるいは出来ないという場面が
良くあると思います。

そういったときに使うのが「承服」
「承諾」「納得」といった言葉です。

いずれも相手の言うことをOKする。
このような意味で使われます。

同じような使い方をする言葉ですので、
意味の違いを意識せず使っていることも
少なくないのではないかと思います。

特にビジネスシーンでは多用する言葉です。
間違った使い方をすると誤解を招き
かねませんから気をつけたいものです。

「承服」には、
似たような意味の言葉が
たくさんあります。

「承服」はどのような場面で
使うのが一般的なのでしょうか?

実は「承服」は「承知」とは
違う意味があります。

普段、使う言葉ではないので
意味と使い方を理解している人は
少ないように感じます。

今日は、知っていてそうで知らない
「承服」の正しい使い方を
マスターするために、意味や例文を
みていくことにしましょう。

「承服」の意味

「承服」にはどのような
意味があるのでしょうか?

辞書を引いてみると
「主張や説得の旨を承って、もっともだと思いそれに従うこと」
とあります。

ちょっと堅く難しい表現ですね。
まだピンとこない方も多いでしょう。

一言で簡単に言うと
「人の意見を受け入れる」
と言うことです。

「承」と「服」との
二つの漢字でできており、

「承」は「うけたまわる」
「人の意見を聞き入れる」
との意味があり、

「服」には、「受け入れ従う」
という意味があります。

そのため、たとえ相手と違う意見を
持っていたとしてもそれは主張せず
相手の意見を受け入れる。

他者の説得に
素直に従う意思を表す言葉です。

特に、受け入れる姿勢を強く伝える
意味を含んだ言葉と言えます。



「承服」の使い方・お勧め文例30選

「承服」の意味をおさえたところで
使い方をみていきましょう。

「承服」はビジネスシーンでは
主に文語として使われ、

文書やメールの中で
登場することが多い言葉です。

ビジネスシーンの会話の中では
上司に「〇〇やっておいて」と、
頼まれた場合。

「承服しました」との返事は
堅苦しいですよね。

目上の人に口頭で何かを支持された場合は
「承知しました」「かしこまりました」
などが正しい返事でしょう。

それでは「承服」はどのような
場面で使われるのでしょうか?

「承服」は相手の意見に賛同する際より、
納得できないときに「承服しかねる」と、

否定の意味で
使われることが多いと言えます。

そのため、何かを辞退したいときや、
申し出に対して納得できない際に
使われるのが一般的なのです。

例えば、「承服できない」
との表現を使ったとします。

このフレーズによって、周りの人たちは
「認めることができない」
との意味に受け取るでしょう。

例えば、社内の会議で
様々な提案がなされているとします。

その中で、優れている提案について
考慮していたとしても「承服できない」
と責任者が発言したとします。

すると、その提案はボツになります。

「承服できない」という表現は
かなり強い意思を伝えているのです。

そのため「認めることができない」
という意見を、周囲を怒らせることなく、

上手に伝えたいのであれば
「承服できない」
という表現で伝えることができます。

例としては
・この案は~~の理由で承服できない。
・今回承服できないのは~~だからです。

「承服しかねる」という表現は
「認めない」「いいえ」という考えを
周囲に伝えることのできる表現です。

会議等で、何かの提案を
受け入れることができないとします。

周囲との人間関係が出来ているのであれば
「認められません」と率直に
意見を言うことが出来るでしょう。

しかし、率直すぎる意見を言うと
不快に感じてしまう人がいるものです。

そのため「認められません」を、
受け入れやすい表現にするために
「承服しかねます」は効果的です。

この表現を使うと不思議と、
相手を不快にさせることなく
自分の意見を伝えることができます。

文例としては

1、「このような一方的な条件は、承服いたしかねます。」
2、「今回下された判断は、承服しかねるものでした。」

「承服しがたい」はどのような
場面で使えるのでしょうか?

何かの意見や提案を「認めにくい」
と感じているときになります。

「それは納得しがたい意見です」
ストレートに意見を述べることも出来ますが
「承服しがたい」の方が、
周りに受け入れやすい表現と言えます。

もし、あなたが上司だったとします。
「部下に対してそんな気遣いは必要ない」
そう思うかもしれません。

けれども、仕事を支えてくれているのは
部下たちなので、目下であっても言葉遣いに
気をつけることは大切ではないでしょうか。

例文としては

3、「承服できない提示を受け、怒りは頂点に達した。」
4、「与田君の案は貴重ではあるんだけど時間がかかり過ぎるとの点で承服できません。」

「承服する」という言葉は、
ビジネスの場面で
実際に使えるフレーズです。

会社の同僚や上司から
仕事の依頼があったとします。

その仕事を受け入れるのか?
受け入れないのか?
相手に対して伝える必要があります。

そんなとき「承服します」を
使うことができます。

「了解しました」でも良いのでしょうが
「承服しました」の方が真剣さが
伝わりやすくなります。

例として

5、「吉川様のご意見、承服いたしました。」
6、「提案の件、承服しましたゆえ手配をお願いします。」

承服できないと否定の意味で使う際の例文

「承服」の使い方として、
返答を求められている事項に
断らなければならないとき、
やんわりと否定する敬語として使えます。


11、「
先月の会議で提案された内容につきましては、経理部としては承服いたしかねます。」

12、「合同事業に関しましては貴社の提案には承服できません。」

13、「以前から打診の案件につきまして、承服しがたい項目がございます。」

14、「納期の延長をご希望とのことですが、承服できません旨お伝えいたします。」

15、「ご意見はごもっともですが、弊社の現状を鑑みますと承服いたしかねます。」

16、「契約変更の資料を拝見しましたが、内容には承服いたしかねます。」

17、「これまでの経緯を考慮しますとこのスケジュールで進めることは承服できません。」

18、「このような一方的な契約の不履行は承服いたしかねます。」

19、「上司の坂下に報告いたしましたところ、貴社の意見には承服しがたいとのことです。」

20、「前日のキャンセルは承服いたしかねます。」

21、「部長のご指示に、課長は承服しがたいとのことです。」

22、「今回の納期の延長には承服いたしかねます。」

23、「そのご意見には承服しがたい状況でございます。」

「承服する」と伝えるときの例文

「承服」はどちらかというと
否定で使う機会が多い言葉です。

ですが、相手の意見を聞き入れる、
素直に従うという意味の使い方もできます。

例文をあげておきましょう。

24、「説明が丁寧で承服できました。」

25、「適切な指示を頂きましたので承服いたします。」

26、「発注期限について承服いたしました。」

27、「新製品開発につきまして貴重な意見をありがとうございます。承服いたしました。」

28、「弊社の要望を満たしておりますのでこの内容で承服いたします。」

29、「先生のお考えとご意見を皆が承服するのは間違いありません。」

30、「新製品のキャンペーンにつきましてメーカー側の意見をありがとうございます。承服いたしました。」

「承服」のNG例

(目下から)先日の提案承服していただけましたでしょうか?
今回の件は承服がいかずありがとうございます。
承服できず申し訳ありませんがよろしくお願いします。
この件は承服はできませんがお世話様です。
この提示は承服しがたいもので心より感謝です。
(目下から)社長がああ言ってくださるのだから承服すべきでは?
承服しました。この話はなかったことにしましょう。

言うまでもなく
このような使い方はNGです。

さらに「承服」の使い方での
NG例を紹介しておきます。

ビジネスシーンで、上司とのやりとりで
頻繁に使われる「了解しました」は、

本来であれば
目上の人に使うべきでありません。

「了解」を目上の人に使う場合は、
「承知」とすべきです。

では「承服」は敬語表現なのでしょうか?

結論から言うと
「承服」は敬語として使えます。

「承服」は
相手の言動に対し、
その言動を受け入れること、

目上の者に対して、
「内容を納得し、あなたに従います」を
自分がへりくだって伝える表現です。

注意点としては、目下の者から
「あの件ですが、承服していただけましたでしょうか」
これは間違った使い方です。

営業マンは「承服」をどう使うべきか 

「承服」の意味と使い方
理解できたでしょうか?

主にビジネスメールや書類で使う「承服」は、
相手を否定する場合につかうことが多いです。

私的に自分で使ったことはあまりないのですが
提案企業先からお断りの趣旨をメールや文書で
伝えられるときにこの言葉を良く目にしました。

相手の申し出や提案を丁寧に断れます。

また、相手の意見を受け入れたことを
表現できるフレーズはたくさんあります。
例えば「了解しました。」

了解したということだけでなく、
了解した内容を実行したいとの
願いを持っているとしたら
あなたはどのような言葉を使うでしょう?

そのような行動の伴った願いを
表現するのが「承服」です。

「内容を理解した」という事だけでなく
「その内容のとうりに行動します」との
メッセージも同時に伝える事が出来ます。

「承服」という言葉を使うことによって
あなたはより責任感の
強い人になっていける。

特に、大切な要件を依頼された場合は
「承服」を使うことによって

しっかりと受け入れたことを
示していきましょう。



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