「無理を承知で」のお勧め文例30選とNG例

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用例:無理を承知で願いに上がりました…
用例:ご無理を承知で申し上げますが…
用例:そこをなんとか、お願いしたい…

「無理を承知で」

厄介なことをお願いするとき
使われる言葉です。

大事な取引先や目上の人に
やっかいな頼み事をするときには、

引き受けてもらえるかどうかと
緊張するものです。

本来であれば、無理な依頼。

それがわかっていながら、
お願いしたいという
切実な気持ちを相手に伝えたい。


そんな時に、使えるのが、
「無理を承知で」という言葉です。

この言葉は、
相手の自尊心に訴えかけています。

例えば、
多忙を極めている目上の人に、

なんとか仕事を引き受けてほしい
と頼むような場合も、

「ご無理を承知でお願い申し上げます」と
切り出すことができます。

ビジネスシーンでは相手先に無理なお願い
をしなければならないこともあります。

そこで、もう少し詳しく相手に無理な
お願いをしなくてはいけないケースの
伝え方を記事にしてみました。

「無理を承知で…」メール作成のポイント

無理なお願いをする場合、
どう言葉を選んで良いのか迷いませんか?

まずは、無理なお願いをする場合の
メール作成のポイントを紹介します。

1、相手を気遣う言葉

最初から依頼をするのは相手の気分を
害してしまう可能性が高いです。

メール文章には相手を気遣う言葉を
必ず入れて下さい。

例えば、
「お忙しいところ恐縮ですが」
「ご多忙とは存じますが」

相手の忙しさを労う言葉から始めて
お願いする内容へと展開しましょう。

2、要件は的確に

お願いする内容は簡潔に手短に伝えて下さい。
一目で内容がわかるくらいが理想です。

まず何をして欲しいかを書いて
その後に具体的な内容を補足して下さい。
先方が理解しやすいかが大切です。

例えば、

結論から先に申し上げます。
来週A社の訪問にご同行願えないでしょうか。

「実は○○に関する提案があり準備しております。」
「この点〇〇について経験豊富な先輩のお力をお借りしたいです。」
・・・ ・・・ ・・・

相手にわかりやすい
表現を心がけましょう。

相手に無理なお願いをするときは
誰もが気持ちが重くなりがちです。

「無理を承知で…」を切り出すときは
億劫になりがちですが、

ビジネスシーンで
相手に協力等をお願いしなければならない
ときは必ずあります。

ですから、相手に悪いなと思いながらも、
要件はキチンと伝えましょう。

そうでないと、トラブルの元凶になったり
自分にも相手にも
悪い影響を及ぼしかねません。

メールを例にしていますが
電話、口頭も基本同じです。



また、別の言い方として

「そこをなんとか、お願いしたい」
という言葉もありますが、

こちらの方がプライド面もかなぐり捨てて、
頼み込むニュアンスがあり、
さらに使用する場面は限られています。

さらに言い出しにくいことへの
切り出し方としては、、、

・相手に面倒をかけてしまう場合

「ご面倒をおかけしますが」
「お手数おかけしますが」
「お忙しいところまことに申し訳ございませんが」

・相手の意向、都合を尋ねる場合

「よろしければ」
「お差支えなければ」
「ご都合がよろしければ」

・自分の都合を述べる場合

「こちらの都合(ばかり)で申し訳ありませんが」
「勝手を言いましてまことに申し訳ございませんが」
「ご無理申し上げまして恐縮ですが」

・急な話を述べるような場合

「突然のお願いで恐れ入りますが」
「急にご無理を申しまして申し訳ございませんが」
「差し迫ってのことでまことに申し訳ございませんが」

・今までの話とは関係ないことを切り出す場合

「つかぬことをうかがいますが」
「突然このようなお尋ねをし恐縮ですが」

・相手の希望に応えられないことを述べる場合

「まことに心苦しい限りでございますが」
「心ならずもお断りするしかなく」
「まことに不本意ながら」

・こちらの事情をわかってもらいたい場合

「どうか事情をおくみとりいただきたく」
「なにとぞ窮状をご賢察のうえ」
「なにとぞご事情ご了承のうえ」

言いにくいことを伝える場面で、
一言伝える添えることは、
言葉の響きがやわらかくなります。

相手の気持ちもほぐれ、
こちらの意向も伝えやすくなります。

相手の気持ちを壊さないためにも、
心配りの一言を添えて表現してみましょう。

いずれにしても、
相手に厄介なことをお願いする際は、

平身低頭に伝えることが大事です。

また、断った相手には
「気にしないでください」と伝えて下さい。
これを伝えるのはビジネス上とても大切です。

ビジネスメールの場合のフレーズとしては
「無理を承知でお願いしたことですから気になさらないで下さい」
です。

「無理を承知で」と、
こちらが非を認めることで、

断ったことに対する相手の心理的負担を
軽くすることが出来ます。

また、お願いを断られたからと言って
そのままに放置しておくと

相手との人間関係は壊れる可能性があり、
後々の関係に悪影響をもたらしかねません。

「無理を承知で」のお勧め文例30選

「無理を承知で」使うときは
どんなときでしょうか。

多くは、差し迫った納期の発注や
遅延の内容変更の知らせなど、

こちらの都合を
相手に押し付ける場合です。

そのため相手に配慮する言葉を添えて、
「無理を言ってすみません」との気持ちを
上手に伝えることが大切です。

1、「ご無理を承知でお願いいたしますが、納期は〇月〇日までとなっております。差し迫ってのことで誠に申し訳ございませんが、ご対応のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。」

2、「ご無理を承知でお願いいたします。差し支えなければ機材の借用と、設置に伴う人員の派遣をお願いできませんでしょうか。お電話でもお話しした通り、〇日に機材の借用、設置を含め重ねてお願い申し上げます。こちらの都合ばかりで申し訳ありませんが、どうか事情をお汲み取りいただきたくお願い申し上げます。」

3、「無理を承知で申し上げますが、先般お伝えした資料を明日までに作成いただけますでしょうか。」

4、「無理を言って申し訳ありませんが、故障修理の件、直ぐに対応いただけますと幸いです。」

5、「月末のご多用なところ、無理なお願いとは存じますが、提案の件ご検討のほどよろしくお願いいたします。」

6、「弊社祈念式典の出欠の件です。ご無理を申しまして大変恐縮ですが、明日中にご連絡(お返事・ご回答・ご返信)いただければ幸いです。

7、「この度、製品Aの価格を改定させていただくことになりました。1キロあたり10円のプラスとなります。昨今の原材料価格の高騰が背景となっております。ご無理申し上げますが価格改定につきごうかご承諾いただけますと幸いです。」

8、「先日お送りした契約更新の申込書類の件です。更新の期日が迫っておりまして、ご無理を承知で申し上げますが、本日中に送付いただければと存じます。」

9、「ご無理を承知で申し上げますが、明日17:00までにご来社いただければと思います。」

10、「ご多用なことろ、ご無理言って申し訳ありませんが、来週の会議資料を作成いたしました。念のためお目通しをお願いしたいのですが可能でしょうか。」

11、「先日ご依頼した発注の件ですが、ご無理を承知で、注文内容を変更いたしたくお願い申し上げます。」

12、「20日納品日でお願いしてある製品Bですが、ご無理を承知でお願いいたしますが、15日に前倒しで納入していただけると助かります。」

13、「先日の提案の件、社内で話し合った結果、ご無理を承知で申し上げますが、取引条件を緩和していただきたくお願い申し上げます。」

14、「ご無理を承知でお願いしたいのですが、来月の弊社の記念式典でスピーチをお願いできませんでしょうか。」

15、「ご無理を承知でお願いしたいのですが、御社の朝礼で社員の士気があがる当社のPR・ミニセミナーを催させていただきたいのですが。」

16、「ご無理なお願いとは存じますが、25日納品を31日に延期させていただくことはできないでしょうか。」

17、「ご無理を承知でお願いいたしますが、○○の提案書を〇月〇日までにご提出くださいますようお願い申し上げます。」

18、「無理を承知でお願いするのですが、よろしければ一度ランチでもご一緒させていただけませんか。以前より御社のことをもっと良く知りたいと思っておりました。」

19、「ご無理を承知でお願いにあがりました。今回の新システムの件、是非前向きにご検討いただけませんでしょうか。」

20、「無理なお願いとは存じますが、明日までにお見積書を送信いただけますか。」

21、「ご無理を申しまして大変恐縮ですが、明日までに追加注文分を納品いただければ幸いです。」

22、「ご無理を承知でお願いいたしますが、仕様変更の件、どうかご承諾をいただけませんでしょうか。」

23、「ご無理なお願いであることは重々承知いたしておりますが、もう少しだけ単価の値引きをご検討いただけないでしょうか。」

24、「ご無理を申し上げますが、お客様からクレームをいただきました件、よろしくお取り計らいくださいますようお願いいたします。」

25、「ご無理申し上げますが、先日提示させていただいた予算内での提案・設計をお願いできればと思います。」

26、「ご無理を申し上げますが、まだ社内で案がまとまっておりません。お待たせして大変恐縮ですが今週末までお待ちいただけないでしょうか。」

27、「先日は無理を承知でのお願いを聞いていただき、誠にありがとうございました。お忙しい中、差し迫った納期であったにもかかわらず質の高い対応をしていただき、先方も満足しておられます。今後とも変わらぬお付き合いのほどをお願い申し上げます。」

28、「先日の機材と人員派遣の件、誠にありがとうございました。おかげで企画も滞りなく終了しました。無理なお願いにもかかわらず、快く対応していただき大変感謝しております。今後ともよろしくお引き立てのほどお願い申し上げます。」

29、「先日は早々にご対応いただきありがとうございました。無理な申し出かと存じましたが迅速な対処に心より感謝しております。メールにて失礼いたしますが、まずは取り急ぎお礼まで。」

30、「先日は弊社記念行事におきまして、講演をしていただきありがとうございました。ご無理を申し上げたとは存じますがお引き受けいただき誠に感謝いたしております。
講演の内容も素晴らしく、高木先生にお願いして本当に良かったと思っております。今後とも末永くお付き合いいただければと存じます。」

無理なお願いをする際のメール例文

最後に無理なお願いをする場合の
メールでの例文をあげておきますので
ご参考になれば幸いです。

1、アポイントの変更

株式会社〇〇
資材課 石坂様

平素は大変お世話になっております。

株式会社〇〇の平野でございます。

先日は貴重なお時間を頂戴しまして誠にありがとうございました。
次回打ち合わせは○月○日10時を予定しておりましたが、急な出張が入り訪問が難しくなりました。

ご無理を承知で、次回のアポイントの変更をお願いしたくメールを送らせて頂きました。
以下のいずれかに変更をお願いできませんでしょうか。

〇月〇日(月)15:00~
〇月〇日(水)10:00~
〇月〇日(金)13:00~17:00

もし、これらの日程が難しければ、石坂様のご都合の良い日時をお伝えください。
急な変更となり誠に申し訳ございません。どうぞ宜しくお願いいたします。

2、展示会等で自社商品をPRして頂く

株式会社〇〇
○○課 加藤様

いつも大変お世話になっております。

株式会社〇〇の梅沢でございます。
ご多忙な中メールをお読みいただき、誠にありがとうございます。

さて、本日はご無理を承知でのお願いがありご連絡差し上げました。
〇月〇日の御社の展示会にて弊社の◇◇を展示させ頂くことは可能でしょうか?

◇◇とは下記のとうりです。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

◇◇は先月より販売しており大変好調な売れ行きとなっております。
展示会間際に大変恐縮ではございますが、ご検討の程をお願い出来れば幸いです。

勝手申し上げて恐縮ですが、ご対応の程、宜しくお願い申し上げます。

「無理を承知で」のNG例

「無理を承知で」を用いる際の
NG例をあげてみたいと思います。

「無理を承知で」は相手にお願い事を
するとき用いられるフレーズです。
自分のことには使えません。

「無理を承知で徹夜して企画書をまとめてきました。」
「無理を承知で了解しました。直ぐにお持ちします。」
「無理を承知で改めてこちらから伺わせていただきます。」
「○○の件、ご無理を承知でお引き受けいたしかねます。」


上記のような使い方は誤りです。

言葉の使い方やテクニックというよりも
このケースは姿勢が問われます。

NG例としては

・その人に頼みたいとの点が強調されていない
・相手へのメリットが提示されていない
・相手の立場を思いやる言葉や文面がない
・条件等がしっかりと伝えられていない

「無理を承知で」は信頼関係のある間柄
だからこそ使える言葉です。

お願いする人には
最大限の敬意を尊重を示してください。

人は信頼されていると思うと
何とか期待に応えたいと思うものです。

逆に、初めて仕事をお願いする人などに
無理なお願いをすれば確実に印象は
悪くなることは言うまでもありません。

無理を承知で引き受けて貰うわけですから
何かしらのメリットは提供すべきです。

将来的にでもいいので
何か自分の出来ることを考え
相手へのメリットをなるべく提示しましょう。

メールで依頼をする場合は
一言相手の立場を思いやる言葉を添えましょう。
印象がかなり変わります。

仕事の内容や条件はしっかり伝えてください。

「無理を承知で」のお願いの趣旨が
相手に伝わらず引き受けて
貰えないことが意外と多いのです。

「無理を承知で」は相手に納得してもらいやすい

「無理を承知で」と伝えると
先方に納得をしてもらいやすくなります。

それはなぜでしょうか?

何かお願いごとをするとき
断られる理由の一つに
「それは無理です」があります。

無論、無理なことは誰もが承諾できません。
ですから、「無理です」と言われれば、
引き下がるしかありません。

けれども、そこで引き下がらずに、
「無理を承知で」を伝えると
相手の心は緩みます。

無理なことはわかっているけれど、
それを踏まえたうえで
お願いをしているのです。

その心と言葉と姿勢が伝わると
相手は再度「やはり無理だ」とは
言いづらくなるものなのです。

「安請け合いはできないものの仕方がないかな」
そのような気持ちが湧き
引き受けて頂ける確率はあがります。

100%上手くいくわけではありません。

ただ、「無理を承知で」を
言うか言わないかで結果は大きく変わる。
それだけは間違いありません。

「無理を承知で」の言葉には
「無理な状況であることは理解しております」

との思いやりの気持ちと
相手への配慮が含まれているからです。

「それでもあなたに頼まなければ
ならない事情があるのです」
こう言っているのと一緒です。

相手としても
「そこまでいうなら…」
と考え直してくれるケースが出てきます。

つまり、
誰かに依頼したりお願いしたりで
相手に納得してもらいたいときは、

「無理を承知で」を伝える。
そんな習慣を身に着けると良いでしょう。

言葉のテクニックというよりも
相手の立場と気持ちをどれだけ
尊重できるかが最も大切なことです。

また、
「無理を承知で」お願いするわけですから

相手の方にとってどんなことでも良いから
見返りやご恩返しをする。
そんな気持ちを持ちたいものです。



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