いりますかのお勧め文例20選とNG例
目次
「いりますか」
相手のニーズを確認するための言葉と言えます。
お客様に対して、必要なサービスや商品を提供する際に
「いりますか?」と尋ねることで、
相手の意向を尊重し、より良い対応を心がけることができます。
では、この「いりますか」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「いりますか」とは
「必要ですか?」という意味で、
相手の要望や必要性を確認するための
丁寧な表現です。
ビジネスマンとしてだけでなく、
日常生活でも是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるイベントで
参加者に飲み物を配る際に、
「何かお飲み物はいりますか?」と声をかけました。
その瞬間、参加者の方々が
「はい、お願いします」と笑顔で応じてくれました。
今日はこの
「いりますか」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「いりますか」の意味
何かを必要とするかどうかを
尋ねる際に使われる言葉です。
「いりますか」の「いり」は
「必要である」という意味を持っています。
「いりますか」というのは、
相手に対して何かを提供する際に、
その必要性を確認する表現です。
相手のニーズを尊重し、
その意向を伺うことで、
コミュニケーションを円滑にし、
相手の気持ちを大切にする言葉が「いりますか」です。
「いりますか」の使い方
「いりますか」という表現は、
よく日常会話やビジネスシーンで使われます。
このフレーズは、
相手に対して何かが必要かどうかを尋ねる際に用いられます。
「何かを提供する際に、相手のニーズを確認する」
という意図を持った表現となっています。
「いりますか」には丁寧さを加える
「いりますか」を使う場合、
「何かお手伝いできることがあればお知らせください」
など、
丁寧な言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「いりますか」という表現は、
会議や打ち合わせ、メールなど様々な場面で
使われています。
相手に対して必要な情報や資料を
提供する際の確認として、
「何かご不明な点があればお知らせください」
という形で「いりますか」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「いりますか」を使った
例文を紹介しておきます。
・「何かご質問があれば、いりますか?」
・「資料が必要でしたら、いりますか?」
・「追加の情報がいりますか?」
手紙
「いりますか」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「いりますか」を
使った例文を紹介しておきます。
・「何かご不明な点があれば、いりますか?」
・「このたびはご依頼いただき、いりますか?」
ご提案
「いりますか」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「この件について、何かご提案がいりますか?」
・「ご意見がいりますか?」
メール
メールでの文例をあげておきます。
提案に関するメールです。
件名:ご提案について
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびはご提案の機会をいただき、
誠にありがとうございます。
ご提案内容について、何かご質問や
追加の情報がいりますか?
お手数ですが、お知らせいただければ幸いです。
まずはご提案のお礼を申し上げます。
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署名
ーーーーーーー
「いりますか」への
返事は具体的に述べる
メールなどで「いりますか…」
と送られてきた場合、必要な情報や
要望を具体的に返事として述べましょう。
例えば、
「資料をいただけると助かります。」
などがあります。
「いりますか」のNG例
本日はご多忙の中、いりますかとお尋ねいただき誠にありがとうございます。
いりますかというお言葉をいただき、光栄です。
いりますかのおかげで、助かりました。
突然のご質問で失礼いたしますが、いりますか?
今日はお伺いした際に、いりますかとお聞きしました。
先日はお忙しい中、いりますかとお声がけいただき感謝です。
いりますかとお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「いりますか」は、
相手に何かを求める際の言葉ですが、
あまりにも直接的すぎると感じる人もいます。
特に、相手の状況や気持ちを考慮せずに
「いりますか」と尋ねることは、
無神経と受け取られる可能性があります。
相手に配慮した言葉遣いを心がけることで、
より良いコミュニケーションが図れる
ケースもあるので注意して下さい。
「いりますか」のお勧め文例20選
「いりますか」
お勧め文例を紹介します。
1、「いりますかとお尋ねいただき、ありがとうございます。ぜひお手伝いさせていただきます。」
2、「いりますかとお声掛けいただき、感謝申し上げます。何かお困りのことがあればお知らせください。」
3、「いりますかとお聞きいただき、心強く感じております。お気軽にご相談ください。」
4、「いりますかとお尋ねいただき、嬉しく思います。お力になれることがあればお知らせください。」
5、「ご不明点があれば、いりますかとお声掛けください。喜んでお手伝いします。」
6、「何か必要なものがあれば、いりますかとお知らせいただければと思います。」
7、「本日はお忙しい中、いりますかとお声をかけていただき、ありがとうございました。」
8、「先日はいりますかとお尋ねいただき、本当に感謝しております。」
9、「この度はいりますかとお声掛けいただき、心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、またいりますかとお声をかけていただき、誠にありがとうございました。」
11、「いりますかとお尋ねいただき、恐縮しております。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はいりますかとお声掛けいただき、ありがとうございます。」
13、「本日はいりますかとお尋ねいただき、感謝申し上げます。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日はいりますかとお声をかけていただき、誠にありがとうございました。」
15、「いりますかとお尋ねいただき、お手数をおかけしましたが、助かりました。」
16、「先日はいりますかとお声掛けいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「いりますかとお尋ねいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」
18、「本日はいりますかとお声をかけていただき、恐縮です。次回は私からお伺いします。」
19、「本日は、いりますかとお声をかけていただき、心より感謝申し上げます。」
20、「本日はいりますかとお声をかけていただき、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「いりますか」の類語表現
「いりますか」の
類語表現をあげておきます。
必要ですか
「いりますか」の類語表現には
「必要ですか」があります。
「必要ですか」とは、
相手に対して何かが必要かどうかを尋ねる言葉で、
主に日常会話やビジネスシーンで用いられます。
相手のニーズを確認する際に便利です。
例えば、
「この資料は必要ですか?」
などと使います。
「何か必要なものがあれば教えてください」という場合は、「必要なものがあればお知らせください」といった使い方になります。
要りますか
「いりますか」の類語には
「要りますか」も当てはまります。
「要りますか」と同じく、
何かが必要かどうかを尋ねる言葉です。
「このサービスは要りますか?」
このような表現になります。
「いりますか」のフレーズを営業マンが正しく使うために
相手のニーズを確認する大切な言葉
「いりますか」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との会話の中で
提案をする際に
「いりますか」の一言を
添えることが多かったです。
「この商品は〇〇の機能があり、とても便利です。」
「ご興味があれば、いりますか?」
「お客様のニーズに合うと思いますので、ぜひいりますかとお聞きしたいです… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様の反応を見ながら、
提案を進めることで、
「いりますか」を自然と使えると、
相手に寄り添った印象を持たれるでしょう。
是非、「いりますか」を使って
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
相手のニーズを尊重することで
あなたの信頼度が大きくアップします。