先ほど申し上げましたようにのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「先ほど申し上げましたように」
会話の流れをスムーズにするための言葉と言えます。
会議の中で自分の意見を再確認する際に
「先ほど申し上げましたように、私たちの提案は…」
では、この「先ほど申し上げましたように」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「先ほど申し上げましたように」とは
「以前に述べた内容を再確認すること」を意味し、
相手に対する理解を促す
重要なフレーズです。
ビジネスマンとしてだけでなく
コミュニケーションを円滑にするために
是非とも押さえておきたい表現です。
先日あるプレゼンテーションに参加したのですが
内容が多岐にわたるものでした。
質疑応答の際に
「先ほど申し上げましたように…」
と話が進んでいきました。
今日はこの
「先ほど申し上げましたように」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「先ほど申し上げましたように」の意味
会議やプレゼンテーションの中で
以前に述べた内容を再確認する際に
使われる表現です。
「先ほど申し上げましたように」の「先ほど」には
「少し前に言ったこと」という意味があります。
「申し上げましたように」というのは、
自分の発言を相手に思い出させるための
丁寧な言い回しを示しています。
過去の発言を踏まえて
話を進めることで、相手に理解を促し、
コミュニケーションを円滑にするための
重要なフレーズが「先ほど申し上げましたように」です。
「先ほど申し上げましたように」の使い方
「先ほど申し上げましたように」という表現は、
主に説明や確認の際に使われます。
先述しましたが、
このフレーズは、
「以前に述べた内容を再確認する」という意味合いを持っています。
「すでにお話しした内容を再度強調することで、
相手に理解を促す意図がある」
ということを表す表現となっています。
「先ほど申し上げましたように」には具体例を加える
「先ほど申し上げましたように」を使う場合、
「具体的な事例を挙げて説明する」
など、
内容を明確にする言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「先ほど申し上げましたように」という表現は、
会議やプレゼンテーション、メールなど様々な場面で
使われています。
特に、
過去の発言を振り返る際や、
重要なポイントを再確認するための
フレーズとして用いられます。
ビジネスシーンにおける
「先ほど申し上げましたように」を使った
例文を紹介しておきます。
・「先ほど申し上げましたように、今期の目標は○○です。」
・「先ほど申し上げましたように、○○の件については慎重に進める必要があります。」
・「先ほど申し上げましたように、次回の会議は来週の水曜日に予定されています。」
手紙
「先ほど申し上げましたように」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「先ほど申し上げましたように」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先ほど申し上げましたように、今後ともよろしくお願いいたします。」
・「このたびは先ほど申し上げましたように、弊社の新サービスについてご案内申し上げます。」
会議
「先ほど申し上げましたように」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご確認」があります。
・「本日の議題について、先ほど申し上げましたようにご確認いただければと思います。」
・「先ほど申し上げましたように、次のステップについてもご意見をお聞かせください。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
会議の議事録送付のメールです。
件名：会議の議事録送付
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
先日はお忙しい中、
また、先ほど申し上げましたように、
会議にご参加いただき誠にありがとうございました。
会議の内容をまとめた議事録を添付いたしますので、
ご確認いただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「先ほど申し上げましたように」への
返事は確認を述べる
メールなどで「先ほど申し上げましたように…」
と送られてきた場合、内容の確認を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、内容を確認いたしました。」
などがあります。
「先ほど申し上げましたように」のNG例
本日は先ほど申し上げましたようにお越しいただき誠にありがとうございます。
先ほど申し上げましたようにお引き立てにあずかりまして光栄です。
先ほど申し上げましたようにおかげさまです。
先ほど申し上げましたようにお伺いしますが…
今日は先ほど申し上げましたようにお伺いいたしました。
先日は先ほど申し上げましたように貴社を訪問させていただき感謝です。
先ほど申し上げましたようにお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「先ほど申し上げましたように」は、
相手に対して過去の発言を繰り返す際に使う言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して不必要な繰り返しを強いる印象を与えることがあります。
また、相手がすでに理解している内容を再度述べることで、
無駄な時間を取らせてしまう可能性もあるため、
状況に応じて言葉を選ぶことが重要です。
相手に配慮したコミュニケーションを心がけましょう。
「先ほど申し上げましたように」のお勧め文例２０選
「先ほど申し上げましたように」
お勧め文例を紹介します。
１、「先ほど申し上げましたように、ご来社いただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「先ほど申し上げましたように、ご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
３、「先ほど申し上げましたように、お運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
４、「先ほど申し上げましたように、ご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
５、「遠方より先ほど申し上げましたようにお越しいただき誠にありがとうございます。」
６、「当日は悪天候が予想されるため先ほど申し上げましたようにお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
７、「本日は先ほど申し上げましたようにご足労いただきありがとうございました。」
８、「先日は先ほど申し上げましたように本当にありがとうございました。」
９、「この度は先ほど申し上げましたように弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また先ほど申し上げましたようにお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「先ほど申し上げましたようにご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は先ほど申し上げましたように弊社までお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日は先ほど申し上げましたようにお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日は先ほど申し上げましたように弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「先ほど申し上げましたようにこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
１６、「先日は先ほど申し上げましたように、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「先ほど申し上げましたように弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は先ほど申し上げましたようにお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨で先ほど申し上げましたようにを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
２０、「本日は先ほど申し上げましたように、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「先ほど申し上げましたように」の類語表現
「先ほど申し上げましたように」の
類語表現をあげておきます。
先ほどお伝えした通り
「先ほど申し上げましたように」の類語表現には
「先ほどお伝えした通り」があります。
「先ほどお伝えした通り」とは、
以前に述べた内容を再確認する際に使う言葉で、
主にビジネスシーンやプレゼンテーションで用いられます。
相手に理解を促すために便利です。
例えば、
「先ほどお伝えした通り、プロジェクトの進行状況は順調です」
などと使います。
「再度確認していただきたい」場合は、「先ほどお伝えした通り、再度ご確認ください」といった使い方になります。
以前に申し上げたように
「先ほど申し上げましたように」の類語には
「以前に申し上げたように」も当てはまります。
「以前に申し上げたように」と同じく、
過去の発言を振り返る際に使われる言葉です。
「以前に申し上げたように、今後の方針について再度ご確認ください」
このような表現になります。
「先ほど申し上げましたように」のフレーズを営業マンが正しく使うために
明確な意図を伝える
「先ほど申し上げましたように」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、プレゼンテーションや商談の際に
お客様に重要なポイントを再確認するために
「先ほど申し上げましたように」の一言を
添えることが多かったです。
「この度のご提案について、先ほど申し上げましたように、私たちのサービスは…」
「お客様のニーズに応えるために、先ほど申し上げましたように、私たちは…」
「これもお客様のご理解のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
商談の進行やお客様への説明を行う際に、
「先ほど申し上げましたように」を自然と使えると、
信頼性が高く、丁寧な印象を持たれるでしょう。
是非、「先ほど申し上げましたように」を使って
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
明確な言葉を使うことで
あなたの信頼度が大きくアップします。
